魏如萱/Waa


不思議な魅力を持った女性アーティストが台湾から現れる!

 台湾で活躍中の女性シンガー・ソングライター、Waa(ワー)こと魏如萱(ウェイ・ルーシュエン)が、去る10月に来日しライヴを行った。既に日本にも熱狂的なファンがいる彼女。元々、自然捲(ナチュラルQ)という男女デュオユニットで05年にデビューし、その後、07年にソロ活動をスタート。これまでに2枚のEPと2枚のアルバムを発表している。今回、11月にNewアルバムがリリースされた。

 

■日本に来るのは2回目とのことですが、昨日の恵比寿LIVE GATEでのライヴはいかがでした?

Waa:
初めて日本の皆さんと会うことができて、自分が歌っている時、皆さんが満足している顔をしていたので、凄く嬉しく思っています。私は台湾でラジオ番組を持っているんですが、実はある日本の女性が、わざわざ台湾まで会いに来てくれたんですよ。「毎日、インターネットでラジオ番組を聴いてます」って。今回、他の日本の方々もネットを通じてラジオ番組を聴いていて、皆さん中国語を勉強していて、いつか私が話す内容が解るようにがんばりたいという方々が何人かいたのも嬉しかったです。

■WaaさんのCDは日本でも発売されてるんですか?

Waa:
実は発売してないですけど、CDショップに自分のCDが置いてあるのは見かけました(笑)。多分、輸入盤なんですかね。びっくりしたと同時に嬉しかったです。11月10日リリースのアルバムも、今回の来日をきっかけに、音楽業界の方々が私に興味を持ってくださって、日本発売に繋がることを期待してます。これから日本で活動したいので。

■本国では、いつ頃から人前で歌っているんですか?

Waa:
17歳の時、友達に誘われてコンテストに応募したら、優勝したんです。その後、2003年に自然捲(ナチュラルQ)というユニットでデビューしました。

■2007年にソロ・デビューすることになったのは?

Waa:
そのユニットでは私ともう1人の男性がいたんですけど、曲はその男性がほとんど書いていて、私の作品があまり無かったんです。それと、喉の調子が悪かった時があって2年間ぐらい休んでたんです。その間に他のレコード会社から「ソロで」という誘いが来てデビューしました。

■では、Waaさんも曲を書くんですね?

Waa:
最初は上手く書けなかったんですけど、色々とチャレンジして、ひとつずつ作品を作り上げてきたので、自分の曲は、ファンの方たちと一緒に進歩してきたと思ってます。これからも可能性を探りながら成長していきたいなと。

■元々、どういう音楽が好きなんですか?

Waa:
影響を受けたのは、日本のカヒミ・カリィさんなんです。私はそれまで、歌うってことは大きな声を出して歌うと思っていたのに、カヒミ・カリィさんは猫のような声で歌ってて、最初聴いた時、衝撃を受けたのを覚えてます。基本的に自分で作詞作曲して歌うアーティストが好きなんです。カヒミ・カリィさんも最初は小山田さんと一緒に作ってたのが自分でも作るようになったので、今の彼女が凄く好きです。あとCharaさんや椎名林檎さんも好きです。

■結構、日本のJ-Popに影響受けているんですね。僕は今回、アルバム『優雅的刺蝟』とEPを聴かせていただいたのですが、確かにウィスパー・ボイスですね。

Waa:
全部がウィスパー・ボイスではないですけどね。そのアルバムとEPではコンセプトがかなり違います。アルバムはみんなでワイワイ聴くより部屋で1人で聴くものなんです。シングルのほうは色んなストーリーが入っていて、聴く人のある部分が反映されるような感じです。それと11月に発売されるアルバムも違うコンセプトで作りました。

■どんなアルバムになったんですか?

Waa:
重要なコンセプトのひとつは「芸者」です。芸者って人前での顔があって、本当の自分は隠している。それは自分がステージに立つ時にもそうで、本当の自分はみんなに見られないように隠している、そういうのを表現したいなと考えて作りました。

■その作品も日本のお店で並ぶようになればいいですね。

Waa:
私もそうなるように祈ってます(笑)。長いスパンで皆さんが口コミでも広めてもらいたいなと思ってます。

■最後に、ご自身の魅力は何だと思いますか?

Waa:
自分はCDの中で生きているアーティストではなくて、ファンの方たちと直接と顔を合わせて、皆さんが日常生活で経験したことを私が歌って共感を得られるということが、多分、一番の魅力だと思ってます。



Interview & Text : 田代 洋一

 

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releaseinfo『不允許哭泣的場合』
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