Pay money To my Pain Remember the name Tour 2011〜Joy ride〜
5/2 Mon @ SHIBUYA-AX

ラウドロックの雄が、その真骨頂を存分に叩きつける!

 轟音と静寂が激しく反復する凄まじいダイナミズムに終始圧倒されてしまった。Pay money To my Painの3rdアルバム『Remember the name 』レコ発ファイナルは、当初3月20日に予定されていたものの、震災の影響で1カ月以上延期され、ようやくこの日を迎えることになった。天井から吊るされた白いカーテンに、メンバー4人のシルエットが浮かび上がり、1曲目は“Price to pay”で火蓋を切った。曲の後半でようやくカーテンが落ちると、会場内の興奮は一気にマックスに達した。序盤はハードコア並みの突進力を誇るヘヴィ・ロックを豪快に叩きつけてくる。太い芯を持つ安定感抜群の演奏に、K(Vo)が硬軟自在の歌を乗せていく。その歌声は熱き咆哮から、切れ味鋭いラップ、表情豊かな歌メロまで実に多彩。バラード風味の“In the blink of an eye”、観客の唱和を誘う“Home”の哀切なメロディは胸に染み入った。が、後半は激しい攻勢を再び仕掛けてくる。“Black sheep”、“Here I'm singing”、“Greed”と怒涛の3連発でフロアは沸かすと、本編を締め括る“Pictures”、“This life”の流れも素晴らしかった。特に後者は静と動が螺旋状に絡まり合った壮大なドラマ性を感じさせ、予想以上のライヴ映えを見せていた。最新作は「みんなに歌ってもらうために試行錯誤した」とメンバーも語っていたが、過去最高にバンドと観客が密にぶつかり合った圧巻のライヴだった。(荒金良介)

出演:Pay money To my Pain




COMIN'KOBE11
5/4 Wed @ 神戸ワールド記念ホール/神戸夙川学院大学

神戸から日本を明るく照らしてくれると確信したライブ

 神戸最大の無料フェス。パスを引き換え、まずはESP BLACKへ! ネット投票で選出されたNINE IDEASは疾走感溢れるナンバーで頭からオーディエンスを巻き込み、熱く盛り上げた。I-RabBitsは大きなAero STAGEが狭く感じる程のパワフルなステージと胸に響く歌詞、力強いボーカルで魅了! ESP REDのcoldrainは鋭いシャウトと轟く重低音に大興奮! 夙川大学の食堂を使ったKitchen STAGEをダンスフロアに変えたのは片山ブレイカーズ&ザ☆ロケンローパーティ! 新曲も披露し、ロックンロールで踊れる幸せを噛みしめた。246ステージのトリ、THE SKIPPERSが男気溢れるライブで聴衆を盛り上げる! ESP REDのトリはMARSAS SOUND MACHINE! ダイナミックに、激しく、暴れ倒す! 残念ながら松嶋尚美さんの出演は見合わせることになったが、「来年はベイビーも一緒に出ます!」という言葉で会場はお祝いムードに包まれた。当日決定のアンコールステージに選ばれたセックスマシーンは「11時にピークを合わせてきたから、もう何も残っていないんだー!」と叫びつつ(笑)、朝のダイジェストを披露。爆発的な盛り上がりにVo.森田は客席まで出てきて満足げ。そしてそのまま向かい側のKitKat STAGEへ! 大トリは待ってました! ガガガDX! 東北まで届けと元気一杯の声で紡がれる力強い歌詞が勇気をくれた。主催の松原氏は「今までやってきてよかった」と涙。今回の動員は2万5千人! そして募金総額が、なんと380万円以上(チャリティリストバンド3057本、カフェネスカフェ売上全額等)とのこと! アツイ!! (平瀬愛巳)

出演:ガガガDX / ROTTENGRAFFTY / セックスマシーン / MARSAS SOUND MACHINE / THE SKIPPERS / 片山ブレイカーズ&ザ☆ロケンローパーティ / coldrain / I-RabBits / EGG BRAIN / A MAD TEA PARTY / NINE IDEAS他 総勢155組




OTODAMA GOLDEN STUDIO 〜音霊2011前夜祭〜 Supported by 第一興商
5/4 Wed @ 横浜BLITZ

今年もあの熱い夏がやって来る!逗子の海へLet's GO!!

 逗子で育ったキマグレンの2人が2005年に立ち上げた「海の家ライヴハウス」が、今年で7年目を迎える。6/24のオープンを前に「音霊 OTODAMA SEA STUDIO 2011」となる前夜祭が、横浜BLITZで行われた。オープニングを飾るは、3ピースのシクラメン! トップバッターで、まだ熱くなっていない会場をノリノリのトークで盛り上げる! つづく、TEE! 甘くセクシーなヴォーカルで“ベイビー・アイラブユー”歌うTEEに、しばし見とれてしまった。彼の声はとても魅力的だ。3番目に登場は今夜、唯一のロックバンド、The ROOTLESS!! 1曲目“エレファント”で、ステージに現れた瞬間からオーディエンスをグイグイ引き寄せるすごいパワーに驚かされた! 最後まで圧倒させられるほど惹きつけられた。続くはこの日、紅一点の菅原紗由理が登場。とっても元気でキュートな女の子だ! “It’s My Life”では会場のみんなと手をあげ、盛り上げる! とっても元気がもらえたステージだった。続いて九州男が“try again”で登場すると、ファンの歓声が上がる。2曲目“New Birthday”からは、もう会場中が九州男と同じようにタオルを振るファンで盛り上がる! 彼はとっても魅力的な声の持ち主だ。そして最後に登場は夏男、キマグレン!!“海岸中央通り”から“リメンバー”まではしっとりと聴かせる。彼らがいるステージは、逗子の砂浜に見えた。“LIFE”では、盛り上げ隊長の2人が会場を煽る煽る! ラストは“IT’S MY 勇気”で熱い夜の幕が下りた。今年の夏がもうココから始まっている! 音霊-OTODAMA-の夏がやってくる!! (LIMO)

出演: シクラメン / TEE / The ROOTLESS / 菅原紗由理 / 九州男 / キマグレン




J 14th ANNIVERSARY SPECIAL LIVE Set FIRE Get HIGHER -FIRE HIGHER 2011-
5/5 Thu - 5/9 Mon @ SHIBUYA-AX

14年の変わらぬ想いを再確認した、暑く熱い5日間

 Jがソロ活動を始めてから、今年で14年。ファンの間ではお馴染みとなった5日間連続ライヴが、4年ぶりに開催された。ジャンルを越えた個性豊かなゲスト陣が大集結し、独自の表現スタイルでJの14周年を祝った。4日目のライヴでは、この日ゲスト出演していた、the HIATUSのメンバーmasasucksが、アンコールの際にステージに現れた。以前Jバンドでギターを弾いていた彼の登場に、会場は沸き上がる。現在のJバンド4人の中にmasaが加わり、“Feel Your Blaze”が披露され、これには、ほぼ絶叫に近い歓声があがった。ゲスト陣を招いての4日間を経て、迎えた最終日はJのワンマン。お久しぶりな“Resist bullet”がプレイされると、フロアは1曲目にしてすでに制御不能な暴れっぷり!その勢いのまま、“Vida Rosa”“break”と続き、一気に終盤まで駆け抜ける。本編終了後のMCでJは、「人生の半分をROCKしてきた。冗談みたいな人生だよ」と過去を振り返る。続けて、「冗談も貫き通せばマジになるってことを、証明したい」という言葉を残した。<自分のことを信じ続ければ、可能性はいくらでも広がる>ということを、Jはずっと伝え続け、また、それを自らの身をもって体現してきた。そんな彼から発せられたこの一言に、改めて背中を押された人も多かったはず。今年初となる全国ツアーが夏から始まることも発表され、新曲の存在をほのめかす言葉も……。祝福ムードに包まれた5日間が終わり、この夏仙台公演を皮切りに、攻めのツアーへと一気にシフトチェンジさせていく。(田中佐代子)

出演:J
GUEST:【5/5】MASS OF THE FERMENTING DREGS / 石鹸屋 / Northern19
【5/6】Nothings Carved In Stone / the telephones
【5/7】女王蜂 / Fear, and Loathing in Las Vegas / avengers in sci-fi
【5/8】Pay money To my Pain / a flood of circle / the HIATUS
【5/9】J(ワンマン)

(Photo: masa)




GFSC「東日本大震災」被災地支援Charity Campaign 東京伝説2011
5/14 Sat @ さいたまスーパーアリーナ

“PRAY FOR JAPAN” ──韓国から愛をこめて──。

 3月11日に東日本を襲った大震災??この日、韓国から全16組のK-POPアーティストが集まり、チャリティー・ライヴが行われた。1組目はFT Island。ヴォーカルのホンギがロックで会場を盛り上げる。2組目のBEASTは先日、日本デビューを果たした“SHOCK”を披露。会場内に光輝くペンライトがまるで星のようだった。続いてMBLAQ。この日は4人での参戦だったが、モンスターという名だけあって“Your Luv”では日本語で歌いクールなステージを魅せてくれた。ここから韓国女子のステージ!Secretはキュートな“Shy Boy”からセクシーな“Madonna”で魅力満載。Miss Aは“breathe”の独特なダンスが良かった!SISTERの“カシッコル”では、中央のステージで高々と美脚を上げ歓声が沸く。続くは、韓国でも大御所のバラード3人組“SG Wanna Be”うっとりする程の美声を聴かせた。テレビでもお馴染みの超新星は、“Shinging Star”でメンバーひとりが上を脱ぐと、割れんばかりの黄色い声が!! そして野獣2PMが登場!この日一番の歓声だ!! 日本語の“Take off”は異常なほどの盛り上がり!!ラストでは、テギョンがステージから降りファンの中へ!セクシーかつ男らしいステージが最高だった!続いてSHINee。こちらも若さいっぱいの5人組!初めて見た“LUCIFER”はカッコイイの一言!最後は全員が参加して被災者を思い、“You Raise Me Up”を合唱。韓国のアーティストたちがこんなにも日本を心配し思い、愛を注いでくれていることに感動したライヴだった。※レポート内容は1部のみです。(LIMO)

出演:【1部】2PM / SHINee / 超新星 / SG Wanna Be / MBLAQ / SISTER / Miss A / Secret / BEAST / FT Island
【2部】東方神起 / BEAST / 2AM / IU / SHINee / 超新星 / MBLAQ / ZE;A / 4Mintue / f(x)




Live Rock 一花-ichika-FESTA2011
5/14 Sat @ 日比谷野外大音楽堂

一夜限りの時間を共に過ごし、その先の一歩へ繋がっていく

 福島県福島市にあるU-ONE MUSICの阿部さんが、学生時代から思い描いていたというホール・イベント。福島市は、ひと昔前までプロのミュージシャンがライヴに訪れることは皆無に近かったという。それでも阿部さんは福島市にプロのバンドを少しずつ呼び、ライヴハウスOut Lineで『フェスティバルへの道のり』等のイベントを重ねてきた。そして今年、遂に開催に漕ぎつけたと思いきや、3.11の震災が起きた。地震被害もあったが原発の被害が福島を襲った……それは今も。そんな中、予定通りの出演者で開催。ライヴは新進気鋭のThe SALOVERSから始まる。転換時の花道ステージでは地元のデフロックがラップで盛り上げる。セカイイチはVo慧が開口一番「やっと福島に来れた」と言ったように、福島を思う気持ちがヒシヒシ伝わってくる真摯なライヴだった。aveの“福島人”の熱唱に思わず立ち上がる客席。チリヌルヲワカはVo/GuのユウのGO!GO!7188とは異なる魅力と、バンドのグルーヴに酔う。トリのザ・バックホーンはGt菅波とDr松田が福島県出身だけに、やはり特別だった。とは言え、福島市でのライヴは11年ぶりとのこと。震災後に書かれた新曲“世界中に花束を”に心動かされ思わず涙が溢れる。アンコールの“涙がこぼれたら”まで全開なライヴにお客さんも満足そう。最後に阿部さんの挨拶「この『一花-ichika-』をやり遂げるまでは頑張ろうと思って」と言い、泣き崩れる。客席から激励が飛び、彼女は再び前を向いた。一花-ichika-Tシャツの「HOPE」の文字を胸に、ここからまた始まる。(田代)

出演:THE BACK HORN / チリヌルヲワカ / セカイイチ / The SALOVERS / ave / デフロック




bomi
4/22 Fri @ SHIBUYA BOXX

 Bmiという女の子の初ライヴ。彼女のプロフィールを簡単に説明すると【アメリカ生まれ。大阪育ちのK系ガール。「宝美」の名でインディー経験持つ。プロデューサー“wtf”と出会い、bmiに変更。両者の起こす化学反応はただの“はなうた”をロックンロールに昇華させる】。ステージ上に現れたBmiはスレンダーで、ショートカットで、ボーイッシュな雰囲気も漂わせていた。ロック・ファッションと、ストレートな歌と性急なビートが、確かに僕の心を揺さぶった。なくとなく同姓にも人気が出そうな感じもある。2曲目に披露された『Mr.&Ms.Boring』は、4月27日より配信リリースされた。どこかスリリングな印象を抱かせるロック・チューンと言える。ライヴで聴く方がより迫力がある。ライヴ後半に披露した“iYo-Yo”と“Voyage”で、彼女の高いポテンシャルを垣間見た気がした。5曲があっという間に感じたライヴだっただけに、次もまた見たいと思った。彼女の「これから」に期待しよう。(田代)

出演:bomi




ギターウルフ 〜フーチークーチースペースツアー〜
4/24 Sun @ LIQUIDROOM

 ギターウルフのライブを観ると、こんな自分でも、おーし、どうにかやんなきゃなあ!と思わされる。昨年リリースされた10枚目の完全復活アルバム『宇宙戦艦ラブ』を携え、ロックンロール・エナジーを注入してもらうべく、リキッドルームへ。お馴染みのSEが爆音で鳴り響き、三人が登場。セイジさんが腰に手を当ててビールをイッキ飲みして、さあ、ロックンロール・パーティーの始まりだ──もちろん『宇宙戦艦ラブ』からのナンバーが多数繰り出され、ほぼノーMC、一気呵成に爆音がフロアーに響き渡る。熱気が、そして会場のボルテージが上がっていくと同時に、なぜだか気がついたらグッとこみ上げる涙が溢れそうだった。色んな感情が自分の中にあったと思う。セイジさんいわく、「夢中で」ロックンロールする姿は、世界中にどこを探してもない。「ブットバセ!!」のコーラスでフと我にかえるとステージも佳境、“KICK OUT THE JAMS”──がむしゃらに生きるんだよ。(林)

出演:ギターウルフ




SM☆SH TOUR2011 THE FIRST TOUMEIHAN
4/26 Tue @ 赤坂 BLITZ

 SM☆SH(スマッシュ)初・東名阪ツアーが行われた。この日は、デビューシングル“Lunatic”でスタート!5人の姿に大興奮のファンたち!続く “TRUE LOVE”でのキレのあるダンスに見惚れてしまった!そしてメンバーのソロ・ステージへ。ハンバン、セゲと続き、そこへ女の子の格好したジェリー、ナル、ヒーローの3人でパフュームの“CHOCOLATE DISCO”を披露!これにはファンも大爆笑!ここで終わりかと思いきや、ハンバン、セゲも合流し、少女時代の“GEE”の完璧なダンスで会場を更に盛り上げた!そして新曲“Do it Do it!”ではファンと一緒に踊りメンバー自身がすごく楽しんでいるのが伝わってきた。最後に今回の震災について「日本は僕たちの第2の故郷と思っています。僕達に出来ることはステージをお見せすることだと思った」と、その言葉に胸が熱くなった。いろんな思いが詰まった今回のツアーは彼らにとっても感慨深く一生忘れることのないものになっただろう。(LIMO)

出演:SM☆SH




テングインベーダーズ presents 『アニマル創世記-RETURNS-[ズィーポップ] RELEASE PARTY!!』
4/28 Thu @ 渋谷 LUSH

 “感動”この言葉は最近頻繁に使われ、もはや重みをもたない言葉かも知れないが、敢えて使わせていただきたい。この日のテングインベーダーズのライブは“感動”だった。この日は、盟友でもあるチーナ、東京カランコロンといったニュージェネレイションたちとの3マン。チーナのアコースティックポップで開演し、東京カランコロンのサイケポップの熱演で会場を温めると、いよいよテングの登場。今までの圧倒的なパワーに加えて、今回のテングは非常に“透明感”が際立っていた。メンバー全員が、バンドの曲を献身的に愛しているのがわかる。“バックトゥザフューチャー”や“漫画”の高揚感は健在だが、今回印象的だったのは、“ラブニス”や“宇宙へ行った猿アルバート”といったバラードの表現力。『ただ存在していることの、ほんの少し孤独な気持ち』というのを、観客の胸の奥までダイレクトに届かせてしまう彼らに、ただただ感動させられてしまった。本当にみんなに観てもらいたいバンドです!! 熱い夜をありがとう。(浅井)

出演:テングインベーダーズ / 東京カランコロン / チーナ




ネズミハナビ2ndミニアルバム『GIRL』リリースツアー
&ゴーストノートイベントツアー『きもちはつたわるツアー2011』

4/28 Thu @ 高崎 club FLEEZ

 3/10にミニアルバム『GIRL』をリリースしたネズミハナビは、3/10のレコ発記念ライヴ以降、全国ツアーをスタートし、この日は7本目。対バンの地元バンドに続き、年間400本ツアーを目指すというH.EAT。お客さんとのコール&レスポンスも印象的なSUPER BEAVERと、だんだんとフロアが熱くなってきた。そしてghostnoteが登場し、真っ直ぐに歌を投げかけてくる。彼らは年間通して『きもちはつたわるツアー』を敢行していて、4月から7月の期間は「起・承・転・結」のSHO!!とのこと。トリのネズミハナビが登場、高崎でのライヴは7年ぶりだった。この日はまず“JAPANESE GIRL”“チャイナ・ブルー”とダンサブルな曲から、“Dance.”“ザ・ワールド・イズ・ユアーズ”とVo/Gtの吉田の世界観が炸裂した。アンコールの声があがり、なんと2曲も披露。それとフロアで盛り上がってた男の子は、初期の頃からファンだということが判明。その事だけでもツアーで高崎に来てよかったと思えた夜だった。(田代)

出演:ネズミハナビ / ghostnote / SUPER BEAVER / H.EAT / 他




the Reviews Scorer Present's vol.6 「好機到来29〜30 2Days EVENT!」
4/29 Fri @ 名古屋・車道 CLUB 3STAR

 3STARイチ押しバンドの一つと聞いていたthe Reviews Scorerの自主企画2DAYS初日にお邪魔した。入口でビンゴカードが配られ、お祭り気分上々! そんなイベントのトップをこの日が初ライブというERENが飾った。転換中には早速ビンゴ! 続いてアコギ、カホンで「すそ。」が空間を優しく彩る。全員高校生で名古屋初上陸というBLITZ HEARTが爽やかで勢いあるライブで盛上げ、School Buzzがシャウトありグっとくる歌ありで会場を熱くする。トリはレビュスコ。1曲目“STRIKE MUSIC SCENE”から盛り上がり全開! 美メロ、キャッチーで疾走感ある曲、声、全部好き! 2曲目“ドラマ”では曲に合わせての聴衆の「イェ〜」も息ピッタリ! 「3STAR!」「イエス! スター!!」のコール&レスポンスが「イエッサーに聞こえて気分良かった」というDr.に爆笑(笑)。時にじーんとさせられたりもしつつ最後はアップテンポな曲で再度熱気上昇! 楽しみなバンドが増えました!(佐々)

出演:the Reviews Scorer / School Buzz / BLITZ HEART / すそ。/ EREN

(Photo: 安田典謙)




BACK TO BACK 2011 〜JET!JET!!JET!!!〜
5/1 Sun @ 名古屋 CLUB QUATTRO

 1st Full Album『JET!JET!!JET!!!』レコ発ワンマンツアーFINAL。メンバー登場をクアトロを埋め尽くす聴衆が拍手と大歓声で迎える。1曲目“Stairway to U”で早くも場内沸騰! 2曲目“Willing boy Willing girl”サビで大きく振られる手の波が一気に広がって行く。最後の方、「ラララ」は大合唱! アルバムの楽曲、インディーズ時代の名曲で盛り上げ、メジャーデビューシングル“Hello Mr. my yesterday”などでしっとり聴かせ。この3月まで「名探偵コナン」EDで流れていた“十五夜クライシス〜君に逢いたい〜”で歌詞に浸りつつ体を揺らす。そして“神輿”、イントロから歓喜の悲鳴が響いた“Believer”の流れで我慢出来なくなり、私も腕を挙げ(笑)。“JET”からの終盤4曲も加速は止まる事なく上昇気流は聴衆を巻き込みながらひたすら上へ。ライブごとに躍動感、存在感、キラキラ感を増し、聴き慣れた曲も常に変貌させる、そんな彼等の進化する魅力を再確認した一夜!! (佐々)

出演:Hundred Percent Free

(Photo: 安田典謙)




〜LIVE HOUSE enn 10th ANNIVERSARY LIVE〜 JUICE presents“ハレチカ 仙台編”
5/1 Sun @ 仙台enn 3rd

 元々、仙台ennの10周年イベントとして話を頂き、東京の3組を僕が、残りをennがブッキングし、3月上旬に告知を開始した数日後、3.11に大震災が襲った。開催中止か?と頭をよぎった時もあったが、仙台ennや出演バンドの頼もしい言葉に後押しされ、どうにか当日を迎えられた。ただ会場はenn 3rdに移しての開催。まずは地元のETCHIKAが激しくも静寂を感じさせるライヴを展開。続いて、八十八ヶ所巡礼が超絶テクの演奏と独特なオーラを放つ。クレージーモンキーは5/5〜6に仙台と郡山でチャリティライヴを行うという。彼らも震度7をくらった被災者なのになんてタフなんだ!ネズミハナビのライヴは仙台のファンやお客さんが楽しそうだったのが印象的。ko-rioniはヴェルヴェツ的なクールネスを感じさせ、一瞬で虜になった。トリのNo Regret Lifeは力強いバンド・サウンドにひたむきな言葉を乗せ、フロアを温かい気持ちにさせてくれた。今回、仙台で少しでも力になれたのなら、本当によかった。(田代)

出演:No Regret Life / ネズミハナビ / 八十八ヶ所巡礼 / ko-rioni(山形) / クレージーモンキー / ETCHIKA
DJ:小田和奏(No Regret Life) / タシロック(JUICE)




ACIDMAN LIVE TOUR “ALMA”
5/1 Sun @ 日本武道館

 本来は最終日となる予定だった武道館公演。震災の影響で仙台公演がまだこれからなので、曲名や演出等、詳しいことはここで書くことはできないが、今まで観た彼らのライヴの中で最も心に届くライヴだったと思う。生命の繋がり、生きることの意味、彼らはたった一つの言いたいことを様々な方向から言い続けてきた。それはこうあってほしいという理想でもあり、見失った人間の愚かさでもあった。震災で彼らは自分達が鳴らすべき音を、叫ぶべき言葉を再確認したと思う。本当に音楽で世界を変えるつもりで歌っている。世界にほんの少しの灯りをともそうと必死に歌っていた。3度目の武道館。超満員の観客。鳴り止まない歓声。すべての細胞がすばらしき空間を演出していた。アンコールを披露する前、オオキはこう叫んだ。「日本のロックはまだまだ捨てたもんじゃない」。この時間を共有できたことで救われた心が今でもあのライヴを呼び起こそうとしている。最高のバンドだ。(松木)

出演:ACIDMAN

(Photo: 橋本塁)




RocketDashRecords企画 「Beat Burn ch17」
〜ネズミハナビ2ndミニアルバム『GIRL』リリースツアー〜
5/2 Mon @ 水戸club SONIC

 茨城県を中心にライヴイベントの企画・制作などを手がける〈Rocket Dash Records〉。その首謀者:伊香賀氏が企画する茨城で最も熱いイベント『Beat Burn』の17回目が開催された。まずは地元の高校生バンド、爆奏メロンパンが登場。9mm Parabellum Bulletのカヴァーからオリジナルまで披露、今後が楽しみだ。以降は東京のバンドが続く。after the greenroomは女性2人+男性1人の3ピース。どこか童謡的な歌が印象に残る。八十八ヶ所巡礼は、怪しさが目を引く風貌と(特にBa.マーガレット廣井)、超絶プレイな演奏で(特にGt.Katzuya)、3ピースとは思えない力強いライヴを繰り広げる(特にDr.賢三)。この日の“日本”からの怒濤の展開は凄かった。ネズミハナビはミニアルバム『GIRL』のリリースツアーを兼ねているのもあり、トリで登場。“コーヒーのうた”と“ハロー”が沁みた。最後に伊香賀氏から『GFB'11(つくばロックフェス)』の出演者発表があって、イベントは華々しく終了。(田代)

出演:ネズミハナビ / 八十八ヶ所巡礼 / after the greenroom / 爆奏メロンパン
DJ:伊香賀守(RDR/GFBfes) / タシロック(JUICE)




ageHa×Mother presents GW Special 「DISTANCE」
5/3 Tue @ 新木場 ageHa

 GWの真っ只中に行われたMotherのパーティ。今回はD−noxが6時間セットをやってのけると聞いて、何だか久々にウズウズした。更にBOXでは1年振りのAtomic Pulseだ。久しぶりにサイトランスが聞ける!先ず、当日メインフロアを訪れると既に壇上にD-noxが両手を上げ楽しそうにプレイしていた。のちに3時半過ぎからBeckersが加わり、彼らのニューサウンドと共に天井知らずに盛り上がっていくこの空間に、皆ガッツリやられてしまったのではないだろうか。月並みだが、6時間がとても短く感じた。一晩が早く感じた理由はもう一つ。BOXのAtomic Pulseだ。ニューアルバムリリースを期に戻ってきた今回の彼のプレイは、更なる厚みとスピード感に溢れ「どうだ!」とばかりにBOX中をアゲまくっていた。朝方WaterでのBeckersの音で、ご機嫌に気持ち良く着地させてもらい、お腹いっぱい言う事無しのパーティだった。

出演:D-NOX / D-NOX & BECKERS / ATOMIC PULSE / etc…




99円祭りレコ発 スペシャル3マンライブ 〜ALLROUNDも10周年で来ちゃいました〜
5/3 Tue @ 名古屋・藤ケ丘MUSIC FARM

 2〜4月にTOA、Acceleration Mark、THE CLUTCHがIMCと名古屋のCLOUD RECORDの企画で発売した99円CDのレコ発イベント。10周年のALLROUNDが長野からゲスト参加、THE CLUTCHも10周年とお祭り気分満載! そんな中、敢えて1番手を選んだというTHE CLUTCHが登場から笑いを取り(笑)、1曲目“Trial and error”からアクセル踏み抜いて急加速に盛り上げ、パワーの固まりを放出! ノリノリになりつつ美メロ、ハモリにもウットリ。ドラムが正式に変わって3回目のライブだが、彼等が新たな魅力と武器を得た事を確信! 続いてAcceleration Markが時にアクティブに、時にしっとりとドラマティックな世界観を魅せ、ALLROUNDがアップテンポな楽曲で盛り上げる。女ドラムのコーラスもパンチが効いてる! トリは若手のTOA。勢い爆発! 自然に体が動いてしまうキャッチ?な曲、元気と笑いの溢れるライブに大満足! ウンウンナゴヤ、イイバンドイッパイイマスネ!! (佐々)

出演:THE CLUTCH / TOA / Acceleration Mark
ゲスト:ALLROUND

(Photo: 佐知子)




hide presents Our Pink Spider 2011 hide tribute 2011
5/5 Thu @ 柏 PALOOZA

 hideが他界してから早13年。多くの人が彼の存在を忘れる事はない。この日のhideトリビュートライブは、500人もの動員にて満員御礼状態!! 前半はCHUCKY、KING、メガマソといった若い世代が、真っ直ぐなパワーで会場を盛り上げる。後半は、defspiralが、美しさと重厚さを備えたステージで圧倒し、続く猫騙は攻撃的なパフォーマンスでスペシャルバンドへの期待を煽る。目玉のスペシャルバンドは、PATA、SEXX GERGE、真矢、DIE、TAKA、CUTTといった、凄まじいメンツ!! ピンクスパイダー、ハリーゴーラウンド等の名曲が繰り広げられる中、何より印象的だったのがSEXX GERGEさんのコメント→『hideに会った事もなく、あまり知らないやつでも、(hideと)一緒に演奏した俺ら同じように彼の事を思ってくれて結構。それが彼への追悼になる。そして彼の魂は今ここにいる。』この言葉がこの日の全てを物語っていたと思う。多くの声援がそれを証明したイベントであった。(浅井)

出演:CHUCKY / KING / メガマソ / defspiral / 猫騙
SPECIAL BAND:VO:CUTT(ex.SHAME) / TAKA(defspiral) / G:Pata(X JAPAN) / B:SEXX GEORGE(LADIES ROOM) / K:DIE (Ra:in) / D:真矢(LUNA SEA)




ROTTENGRAFFTY TOUR2011「FAMILIARIZE」 FINAL ONEMAN
5/5 Thu @ 大阪・心斎橋 BIG CAT

 渦巻く大きな期待が開演時間を過ぎ、どんどん高まっていく。待ちきれない空気の中、SEが流れだすと同時に場内の高まりきった興奮は爆発! 1曲目は“IMPOSSIBLE IZ NOTHING”。オーディエンスも大きな声を上げ、会場中が一体となって音楽を作り上げていく。その後も間髪入れずに激しく攻め立てると、一気に熱気が充満。豪快に暴れすぎてかN∀OKIのズボンが破けてしまうハプニングも!「ロットングラフティー!」のコール&レスポンスが広い会場に響き渡り、続く“響く都”で皆、一心不乱に踊り狂う! 「どの会場の最高・最強も超えてこい!」という言葉に応えるかのように、驚異的なパワーが渦巻く場内。力強く握られた拳が上がる。終盤の“I Believe”では、自分を信じたいと願う者たちが声を揃えて合唱。楽くて仕方がないのに、なんだか涙が出そうになった。上り詰めた熱は降下することなくアンコールまで全身全霊で駆け抜け、最高の時間はあっという間に過ぎていった。 (平瀬愛巳)

出演: ROTTENGRAFFTY

(Photo: センキャメ)




rockin'on Prsents JAPAN JAM 2011
5/5 Thu @ 幕張メッセ国際展示場ホール

 実は、この「JAPAN JAM」というイベントにお邪魔するのは初めて。なるほど。これは面白い。仲井戸さんのステージには、CHARさんが。そしてZAZEN BOYSのステージには、七尾旅人氏、近藤等則氏、そして坂田明氏が。もうこれ、珠玉のグルーヴ、インプロビゼイションの応酬、天にも昇る気持ちでありましたが──さらに凄い組み合わせが。エレファントカシマシが登場。“脱コミュニケーション”から始まったステージ。“戦う男”“風に吹かれて”“旅”そして“ゴクロウサン”。ここで宮本さんが、ゲストの一人目、仲井戸麗市氏を呼び込む。紹介も早々に演奏したのはなんと、RCサクセションの「ブン・ブン・ブン」。RCのナンバーを、宮本さんのボーカルで、チャボさんがギターを弾いている。“スローバラード”“君が僕を知ってる”そして泉谷さんが登場──LOSERバージョンで「春夏秋冬」、“ガストロンジャー”に“雨上がりの夜空に”。清志郎さん──僕ら、まだ頑張ります。(林)

出演:エレファントカシマシ / ZAZEN BOYS / 仲井戸麗市 BAND / 真心ブラザーズ / THE BACK HORN / TRICERATOPS / 奥田民生




藍空大音楽祭 〜the very best of aobozu〜
5/6 Fri @ 日本武道館

 藍坊主、日本武道館ワンマン。かつてこれほど「藍坊主」というバンドの熱量を体感した日があっただろうか。七色の光と嵐のような手拍子に包まれた“ガーゼ”、弾むビートに皆で跳ねた“鞄の中、心の中”、勇ましいリズムと共にメンバーがこれでもかと客席を煽った新曲“桜の足あと”…。どの曲も爆発的なエネルギーに溢れ、自然と笑顔になれるような歌ばかりで、終始彼らの演奏と歌のパワーに圧倒されっ放し。17才の時、前身バンドのライブでは「お客さんが2人」だった事もあったという。でもこの日は、日本各地から沢山のファンが彼らを観るためだけに集まっていた。それは、10年かけて鳴らし続けて来た藍坊主の曲達が、音楽を本当に愛する人々の元へ届き、しっかりと響いていることの証に他ならない。ただ、そのことが嬉しかった。2度目のアンコール、最後の曲は“マザー”と“スプーン”。全てを歌い終え、ステージに倒れ込んだhossyの姿は、この日一番の美しさだった。(中里)

出演:藍坊主

(Photo: 木村篤史)




「CBのCD発売の記念の日」〜ドットはどこへ行った〜
5/7 Sat @ 名古屋・藤ケ丘 MUSIC FARM

 3/16に1st Mini Album『CBのCD』をリリースし、JUICE4月号でもインタビューさせて頂いたが、地元名古屋のテレビの人気音楽番組にも出演するなど注目を集め、5/25には早くも次作リリース、と勢いにのるC.Bのワンマン。温かくて優しくて、時々切ない、そんな曲に乗せて運ばれる等身大の歌詞。ヴォーカル長田のハスキーヴォイスは時々ミスチル桜井さんに聞こえる気がするのだが(曲の雰囲気が似てるのもあり?)彼の誠実な人柄を映していると思える優しげな声。ちょびと長田のアコースティックユニット時代からの曲、「ドット」担当の平井と寺井がショートコント(?)で意外な才能を見せ、長田のトークも冴えとお楽しみ満載、5/25リリースのシングル“つぼみ”も披露。アンコールラストは彼らの一番大切な曲だという“さよなら”を情感たっぷりに歌い上げ、終始アットホームな空気感の中で、曲ごとに様々な色を見せるライブに浸った。いい時間過ごさせて頂きました!(佐々)

出演:C.B




EASYGOINGS 7thアニバーサリー SPECIALNIGHT EASYGOINGS presents 【easy revolution】
5/7 Sat @ 越谷EASYGOINGS

 7周年を迎えた越谷EASYGOINGSのアニバーサリーイベントのひとつ。まずはTHE SPAMがそのファットな風貌とは裏腹な、軽やかなグッドメロディを聴かせる。松崎ナオは、ピアノとドラムといった編成で、心が透けて見えるような澄んだ歌を届けてくれた。Jr.MONSTERのライヴは個人的に久しぶりだったが、普遍的とも言えるメロディックな部分と、どこまでも前のめりに進もうとするビートがより高速に感じられた。そして磯部正文BAND、イッソン以外のメンバーは、Gu:田渕ひさ子(bloodthirsty butchers/toddle)、B:戸川琢磨(COMEBACK MY DAUGHTERS)、Dr:恒岡章(CUBISMO GRAFICO FIVE)、Key:下村亮介(the chef cooks me)という鉄壁な布陣。昨年リリースの1stソロアルバム『SIGN IN TO DISOBEY』からはもちろん、HUSKING BEEやMARS EURYTHMICSのナンバーも。特に“欠けボタンの浜”“新利の風”“摩訶不思議テーゼ”“WALK”にはシビれた。イッソンの歌声はやはり格が違うと再確認。(田代)

出演:磯部正文BAND / Jr.MONSTER / 松崎ナオ / THE SPAM




I-RabBits【I LOVE IT TOUR 2011〜FINAL SERIES】
5/8 Sun @ 名古屋・大須 ell.FITS ALL

 京都大作戦出演決定、7/31には響姫祭も主催するI-RabBitsの『I LOVE IT』レコ発セミファイナル!富山の盟友RED JETSが勢い溢れまくりのライブと小ネタで。ザ・マスミサイルが格好いい演奏と力強いメッセージで会場をガッツリ巻き込み、I-RabBits登場! しょっぱな“裸のヒーロー”で会場は一瞬で沸騰!! 拳突き上げ「ウォイウォイ」「イェイイェイ」と戦闘モード全開! “愛しきお月様”の静と動、“ラッキーガール”のCOOLさに翻弄。仙台のファンからメッセージを貰って作ったという新曲“YOUR LIVE”が思いを込め歌われ、“ユニオン”! トラブルも一体感を増すスパイスでしかなく、広がる「ユニオンジャンプ」! マイコがフロアに降り、ジャンプの列は輪となり、皆の気持ちをつなぐ。“幸連鎖”、“ゴーインマイウェイ”、“未完成なあいのうた”で更に熱くなる場内。ラストは“I LOVE IT”大合唱。アンコールは“兎飛”。大満足! そしてどんどん飛躍する彼女達の未来が楽しみ!! (佐々)

出演:I-RabBits V.S. ザ・マスミサイル
Opening Act:RED JETS

(Photo:安田典謙)




back number ちゃんと言うよツアー2011 ワンマン@東京
5/8 Sun @ 渋谷 CLUB QUATTRO

 今回のワンマン・ツアー、全公演ソールド・アウトである。今までよりひとまわり大きな会場とあって、いつも以上に《流れ》に意識をおいていた。派手な演出ではなく、彼らの曲がもつ力のみでの勝負する、そんなライブだった。あくまでもロック・バンドだということを意識させるように“あとのうた”“海岸通り”とライブ映えする跳ねた二曲でスタート。言葉を振り絞るような“はなびら”に“幸せ”。ここ最近のメジャー感あふれる曲と、“重なり”“KNOCK”など一癖ある曲の対比が、続けて聴くことによって、魅力の振り幅を感じさせてくれるのは発見だった。“stay with me”では、音源にはないイントロデュースがプラスされていた。それは体験した誰もが忘れられない、彼らが“歌う理由”をまっすぐに届ける素晴らしい独白。皮肉な歌詞を底抜けに明るい曲調にすることでさらに皮肉にさせる──大好きな“そのドレス〜”で本編が締められたのは嬉しかった。観客も大合唱だ。アンコールは代表曲“西藤公園”と新曲“花束”。これが本当に名曲なんだなぁ!必聴。(高橋)

出演:back number




頑張ろう日本!続・流田Project 1st ワンマンツアー2011 あなたの街に紙(覆面)が舞い降りる〜
5/9 Mon @ LIVE labo YOYOGI

 噂の「流田Project」を目撃! バンドでアニソンを歌って、動画系サイトで話題になり、その再生回数は800万回以上を誇る。この日のワンマンは、東日本大震災の影響で振替になった公演であり、この日からツアーも再開された。会場に入るとファンの熱気がヤバかった。男女比は半々ぐらい。アニメの主題歌等をバンド・サウンドで独自のアレンジで披露する流田Project。正直、僕は『涼宮ハルヒの憂鬱』も『とある科学の超電磁砲』も『けいおん!!』もよく知らないが、フロアは曲が始まる度に盛り上がっていた。流田Projectの演奏が上手いというのもあるだろうが、選曲もツボを突いているのだろう。流田Projectの4人はずっとお面を付けたままライヴを繰り広げているが、Voの流田豊は歌いづらいだろう。Drの栗川は汗も簡単に拭けないんじゃないか。それでも彼らは演奏を続ける。しかも、この日のチケット収益は全額義援金として寄付された。物販のリストバンドの売上げも寄付された。偉い!(田代)

出演:流田Project




2PM 1st JAPAN TOUR 2011“Take off”
5/12 Thu @ 幕張メッセ イベントホール



 この日は、野獣アイドル2PMの1stジャパンツアーの追加公演が行われた。会場が真っ暗になりステージにメンバーが現れると割れんばかりの歓声が響く。1曲目の“Don't Stop Can't Stop”から続く、彼らの素晴らしいダンス・パフォーマンスに釘付けになる。ファンたちは大絶叫!日本デビューシングル“Take off”では、日本語で一生懸命歌っている彼らの姿に胸が熱くなった。そして各メンバーのソロステージには驚いた!それぞれの個性が光り、素晴らしいライヴを披露!とにかくみんな歌が上手い!大ブレイクした“Heartbeat”では、本国同様のファンの掛け声に大興奮!アンコールでは、メンバー3人がなんと2階席へ!! ファンにとって最高のサプライズだった。そして最後にもう一度“Take off”をファンと一緒に大合唱!彼らにとっても忘れられない夜となったに違いないこの日、私にとっても彼らはただのアイドルではなく、素晴らしいアーティストだと確信する事が出来た最高の夜となった。(LIMO)

出演:2PM

(Photo:(左)上飯坂一 (右)増田慶)




“2ndミニアルバム『GIRL』リリースツアー”ファイナル・ワンマン
5/13 Fri @ 下北沢 CLUB Que

 3/10にミニアルバム『GIRL』を発売し、震災後に11本のツアーをやり遂げてのワンマン! 昨年も同じ時期にQueでワンマンを行ったが、以前よりバンドはタフになった。ライヴは“ゴーストワールド”から始まり、『GIRL』からは全曲演った。間に『BOY』『BABY』『LOVE』の各アルバム・パートを挟みライヴは進む。“パンチドランカー”でフロアから声があがる。“コーヒーのうた”の切迫した歌詞が胸を打つ。“ハロー”や“Acoustic”では、B.高橋が弾くマイクロコルグの音色が情景を彩る。“チャイナ・ブルー”と“ザ・ワールド・イズ・ユアーズ”は今の彼らの代表曲だが、早く音源になってほしいものだ。“1974”ではフロアでハンドクラップが起こる。本編ラストは高橋のメロディと吉田の歌が絶妙にマッチした“東京”を。アンコールは、吉田らしい後ろ向きながらも希望が感じられる“MONSTER”で締め括った。今後のライヴは6/4に代々木Zher the zoo、6/18に池袋Admで、それぞれ2マン!(田代)

出演:ネズミハナビ




nano.RIPE 1700km/h TOUR 2010-2011
5/16 Mon @ 下北沢 SHELTER

 nano.RIPEが3/12に予定していたツアーFINALワンマンライブの振替公演。延期になり、しかも週の頭、月曜日にも関わらずSOLD OUT! 大声援で迎えられ、“最短距離で”で幕開け! アクティヴなパフォーマンスとパワフルな演奏、力強い歌で一気に気持ちが高まる! 続くミディアムテンポな“アカネ”ではハイトーンのヴォーカルが美しく際立ち、響き渡る。“夢路”では多くの手が挙がり、間奏中には声援も。冒頭から飛ばしたnano.RIPEだが、MCでは感謝の言葉。一瞬の静寂の後、力強いドラムで中盤戦スタート! 時にささやくように、時に荒々しく、激しさと繊細さの緩急が感情をゆすぶり、手拍子、歓声、熱狂は高まっていく。「知る人ぞ知る、実はS」とカミングアウトするきみコ、“バーチャルボーイ”ではタオルを回させるという初の試みも大成功! 「バンド史上最高の盛り上がり」との言葉に更に沸く場内。6/29リリースの『細胞キオク』収録の3曲を含む18曲、完全燃焼! (佐々)

出演:nano.RIPE

(Photo:毛利智晴)




クラブグッドマン15周年記念イベント 春風堂のたまじゃぬはセッションVoL.13
〜ワンマン運転、発車オーライ!〜

5/21 Sat @ 秋葉原CLUB GOODMA

 秋葉原CLUB GOODMANの15周年を記念し、アニバーサリー・イベントが4月から6月まで全30公演開催される。そのひとつにお邪魔した。春風堂のワンマンだ。98年に結成し初のワンマンとのこと。風船がしきつめられたステージに、銀河鉄道999の車掌の制服を着た春風堂の3人が登場。ライヴは“黒ねこ”からスタート。続く“アナナの気持ち”はオランウータンの曲。松本健太郎は少しオーバーに歌いギターを弾く。途中、ゲストが次々登場。タケヒーローのポエトリーリーディング、伊藤倫典のギター、曽我淳一の鍵盤。それぞれが春風堂の音楽を愛し参加しているのが伝わる。“ジャンプ”で前編終了。フロア下手側で、ちょっとした催しが始まる。絵を描いたり、カラオケに合わせサッチモの物真似をしたり。そうこうする内、後編が静かに始まる。“南武線”などアコースティックな響きが心地よい。後編ラストの“午前3時のルースター”で希望をつかんだ気がした。アンコールも2度応え、ワンマン大成功!(田代)

出演:春風堂
guest key.shynth:曽我淳一(トルネード竜巻)
guest guitar:伊藤倫典(はなし)