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15周年、それがどうした?
エアロノーツからの回答『I AM O.K.』
96年結成、今年15周年を迎えたaeronauts(エアロノーツ)。メンバーはGendai Matsuyama(Vo/Gu)、Tomowo Morikawa(Gu/Cho)、Arata Ikemoto(Ba/Cho)、Ieyasu Kitade(Dr)。結成時から03年まではギャラクティカ☆マグナムというバンド名で活動。05年に上京。tokiola Recordよりアルバム『WASH』『RIDE』、他にシングルをリリース。07年よりwash?と共同企画『猿犬-Enken』を始める。09年、ミニアルバム『ReadyMade』リリース。今年3月、4枚目のアルバム『I AM O.K.』をリリースしたばかり。今作はライヴ会場と〈猿犬Online Shop〉 http://enken-online.shop-pro.jp/ で購入可! ライヴ情報等は http:// www.aeronauts.org/ にて 。今回、誌面の『音楽を続けるということ』とは別に、インタビュー完全版をお届けします。
アイデアが出てくるのを、解放してみた感じ
■今年15周年のaeronautsということですが、96年結成で、バンド名も違ったようですね。
松山:その時は、ギャラクティカ☆マグナムというバンドでした(笑)。ライヴがとりあえず演りたかったので、ライヴハウスで思い浮かんだ言葉を。
森川:とっさに言った。
■まぁ改名もしますかね(一同笑)。でも結構、その期間も長いことやってますよね。
森川:そうですね。東京とか来るようになって、レーベルでやる時もそのまま。
松山:名前を変える状況にあまりなかったので。
■TOKIORA RECORDSでも、この名前で出してますね。
森川:3枚ぐらい出してます。
■aeronautsになって以降、音楽性は変わったんですか?
松山:アプローチが全然違うので。
森川:前はもっとメジャー指向だったよね?
松山:うん、もっと分かりやすい、ポップ・ロックな。
■90年代のJ-POP的な感じだったり?
森川:そうですね。あの頃のスピッツとかMr.Childrenとか、そういう感じはあったと思いますね。
■メンバーはずっと変わらず?
松山:ほぼ変わらずですね。
■2005年に全員で大阪から上京したと。拠点を東京に移そうと。
松山:4人いっぺんに。別に何きっかけでもなく。当時、ちょっと大阪に飽きてたのもあったかも(笑)。ギャラクティカの頃は、ライヴハウスに来ないような人にも届けるような感じにしたいなと思って、ストリートも始めて。曲もそういう受け入れられやすい感じの。
森川:ストリートを演ってて、お客さんもいっぱいいたんですけど、簡単に言うと道行く人のための音楽って、10曲中7曲はバラードでいいんですよね。ただ、その7割が大事か?っていうのと、バンドって音楽がどんどん深くなって行くから、インストで10分の曲も作りたいとか欲求も出てくる。ストリートをやってる事に限界を感じて、ロック的なものをやろうかってなっての改名だった。
松山:そう。その一環で、東京に移ってやってみようと。
■aeronautsって名づけた意図は?
森川:語感だけですよ。もちろん意味はあるんですが、暗過ぎない、爽やか過ぎない、いい感じだなと思ったので。
■そこから意識や音楽性が変わって、いわゆるギターロック、シューゲイザーからグランジ、オルタナまでコアな部分も有りつつ、それだけではない感じの音楽を。そういうコアな部分もやりたかったんですね?
森川:やっぱり前は遠慮してたのかな。
松山:俺は歌うので、俺の中で分けるとしたら、もっとシンプルになろうとは自分的には思って。歌うことが問題になってくるので。本当に思ったことしか歌わないでおこうと。もっとシンプルに考えて。歌詞の書き方、ライヴのやり方も、基本的にそう思うようになったし。曲作りはまた色々あるんですけど、できあがるモノはシンプルでカッコいいモノにしようと。例えばインストやったとしてもそれの方がいいし。完全に変わりましたね。
■逆に今のほうがシンプルに、思ったことを演ってるんですね。
森川:ストリートで演ってる時って、リハーサルが無いので、曲を始める前に何分か音を出してチェックするんですね。で、時間の制限無いから10〜15分とかセッションになるんですよ。面白いのは、そこでお客さん集まってきたんですね。そのフリーキーな感じに寄って来て。それとは別に歌い出したら、それを待ってた人と入れ替わって。セッション演ってるとバンドの音が育っていくので、肝心の歌の方で全然違う事演ってて。
松山:ストリートのセッションと、ライヴハウスの普通のライヴの時では、全然違うバンドに見えてたのかなぁって。
森川:アイデアが出てくるのを殺して曲を作ってるのが勿体なくて。それを解放してみた感じですね。
■確かに、今のライヴ観てても、例えば持ち時間より長く演ってんじゃないか?って思う時もありますしね。
森川:ヤバイヤバイ(笑)。
■それはCLUB251だからっていうのと、wash?も含めて、良い意味でのグダグタ感というか。
松山:(笑)そこは締めていかな。
■好きな事を演ってるというのは、今は十分に伝わって来てます。数年前『RIDE』の頃は、まだかしこまった印象もあったんですが、今はかなり求心力がある。その辺、ライヴ演ってて意識が変わったりは?
松山:ライヴ自体がそんなに緊張しなくなった部分もあるんですけど、そこに調子乗ってもアカンやろうなって(苦笑)。悪い時は、やっぱグダグダになるんですよね。だから諸刃なんですけど。
■身内感を出てよくない場合もありますが、僕が思うには、数年前より入って行きやすい感じはします。
松山:そういうのもあるんですね。なんでなのか、分かんないですけど。
■何か掴んできたモノがあると思う。お客さんの感じてる何かを。
松山:やっぱ時間かかるんでしょうけど、うちの場合、まぁ俺かもしれないですけど(笑)。
■森川さんのギターも結構、凝った事を演ってますが。でも、それを変にマニアックに見せてる風には聴こえないという。
森川:そうですかね。まぁ100%手癖になってきてるんで(笑)。曲を作ってるのは、ほとんど僕なので。
松山:最近、変態ギターってよう言われる(笑)。
森川:それは褒め言葉としていただいてるんですけど、二次的にもう1本のギターを考える時に、ああなっちゃいますね。
■それがカッコいいというか、だからトガった音が好きで聴いてる人が、なんか変態だなってことになるんでしょうね。
森川:そうそう、まさに。曲を丸く収めてる所に、その音があるから面白いかなっていうのはありますね。もうギターって、そのためぐらいですもんね。じゃなかったら渋い所に行くしかないし。渋い所は皆さんにお任せして。
■確かに、グルーヴィな感じやファンキーな感じだったりは特に無いですもんね。バンドとして、そういう所は目指してないですもんね。
森川:それで15年演ってたら、かなり違うバンドになってたかと(一同笑)。
■多分、そこには行きたくないでしょうし。
森川:ジャンル的には挑戦して、音のエッセンスはほしいと思ってるんですけど。
■どこかイカれた感じもあって間口は広い。けど、上手いとこを追求してるわけでもないという。それを一言で言うなら……。
松山:変態です(笑)
。
今の生活をしつつ、やっていけるスタンスで最高なモノを
■『RIDE』は2005年リリース、その次のミニアルバム『ReadyMade』を2009年にリリースと3年以上空いたわけですが、レーベルが変わったり色々あったようですね。
森川:レーベルがなくなったというか、ですね。
■この間、どこかで出す所を探してて空いた感じですか?
森川:結局、レーベルがあったって事に甘えちゃってた部分があるので、そこから自力で『ReadyMade』を出すまでは大変やったよね。
松山:でも、ちょこちょこ自力で作ろうとはしてたので。最終的に『ReadyMade』は全部自分達で作っちゃえって。
森川:レコーディングもずっとやってたので。
■僕は以前、打ち上げで森川さんに「聴いてください」ってCDいただいて、自分達で制作から宣伝まで全部やってる感じが、まさにその時に窺えたんですよね。
森川:そうでした。
■今もそうだと思いますが。
森川:そうですね。ぶっちゃけ、次の制作費のお金が残ればいいという。極端な話ですけど、借金してCD作って、その借金を増やさずに、また作ればいいわけですもんね。ずっとこうやっていけば、いいんだなって(笑)。そしたら、ずっとアルバム出せますもんね。そこが大事なんだなぁと。でも自主レーベルやってる人とか、分からないので。
■自主レーベルではないんですか?
森川:レーベルではないですね。
松山:レーベルとしては無いです。
森川:品番のKTRGは、うちらがもう10年ぐらいやってるイベント『カツラギSUNSET』の頭文字からです。やっぱ、作り続けることが必要で。例えば、制作費・宣伝費を200万借金して作って、それがペイできなくなったら、もう次は作れないですよね。だったらまず宣伝費とかを抑えて、最低限のお金でペイしていけるようにやればいいんだなぁって。
■身の丈に沿った感じですね。それを自分達でやろうと思ったのは?
森川:できると思ったし、お金をかけないで、どこまでできるかな?って、個人的にDIYが好きなので。
松山:今の生活をしつつ、やっていけるスタンスで最高なモノを作ろうと。
■その『ReadyMade』は本当にいいアルバムでした。全8曲でaeronautsの良さが伝わるなぁと。その前に、07年からwash?と共同イベント『猿犬-Enken』を始めますが。
森川:一緒にやろうぜって誘われたら、こうなってた。
松山:wash?の奥村君が何かやりたかったんじゃないですかね。
森川:僕らが東京に来たら、向こうが興味を持ってくれたみたいで、そこから交流が始まって。普通にバンド同士でイベントを一緒にやる事ってあるんですけど、それが継続していくかどうかで。
松山:次が13回目ですね。
森川:そんなにできるのが不思議な感じで、それがまた面白い事になってきてますね。
■毎回、aeronautsとwash?に、ゲストを間に入れてやってて。2バンドの関係性もいいですよね。互いにファンであり、スタッフでもあり、その日を作るような。そういう盟友と呼べるバンドであり、『猿犬-Enken』も続いてて、いい意味でグタグタな関係。
松山:ハハ(笑)、そこは締めた方がいいですね。
まだ、そこで満足せずやりたい
■先日、15周年のライヴと併せて、ミニアルバム『I AM O.K.』をリリースしましたが、まず「15周年、それがどうした?」っていうキャッチコピーが、いいですね。
森川:ありがとうございます。こういうのだいたい2人で考えるんですけど。
松山:「それがどうした?」って歌詞があるんですけど、『I AM O.K.』ってタイトルも、その同じ曲の歌詞にあるんですよ。それで「それがどうした?」がいいんじゃない?ってメール送ったら、その前に「15周年」を付けて、もっとシュッとした。
■確かに、タイトルの『I AM O.K.』にも通じる感じはしますね。
松山:なんか筋は通った方がいいかなと。
■そんな大した事じゃないよ、って表れですかね?
松山:そうですね。でも、やってますよって(笑)。
■実際、15周年は重い感じですか?
松山:いやー、そんなことないです。
森川:全然、ネタです(笑)。ふり返ってみると凄いんですけど、そんなふり返らないんで。
■ちなみに10周年の時は何かやりました?
松山:何もやってないですね。
森川:11周年目に「あ、去年やった」という感じだったと思う(一同笑)。それはaeronautsに名前が変わってからの方が短かったので。
松山:だいたい15周年もそんなに意識してなかった。周りに言われて。「じゃあ、ネタで使っとけ」みたいな(笑)。
森川:最初はワンマンやるし、それに併せてリリースもあるしっていう。
■でも、20代はほぼ一緒に過ごしたわけですしね。
松山:そうですね…(笑)。
■では今作ですが、どういうアルバムをってイメージしてました?
森川:僕が2010年の年明けに曲がドサッとできて、デモで7曲ほど。それをライヴで演り始めて、これはなんかできるなって、そこからまた出てくるモノもあって。で、夏以降にレコーディングに入った感じです。
松山:その間に会場限定CD『Hello World』も出したり。
■じゃあ、1年ぐらいかけて作った感じですね。
森川:そうですね。レコーディング制作は短いですけど。
松山:中には消えていった曲もあるんで。ライヴで演って生きていく曲も、死んでいく曲もあるし。レコーディングのために曲をっていうのは無いんですよね。
森川:基本がライヴなので。『ReadyMade』の時もライヴでお馴染みの曲だったし。
■M1“PERFECT”からパーフェクトな作りで。M2“バースデー”とか、ちょっと異質ですよね。曲調、音、歌い方とか。
松山:“バースデー”はもう完全にビリー・アイドルです(笑)。大好きだったので。
■ビリー・アイドルとかルーツにあるんですね。
森川:それはまぁバンドをやるとかより前のルーツですね。
松山:“バースデー”は、俺的にはいい歌詞がついたんで、大好きです。
森川:自分的には、凄くジャケットとリンクしてて。
■確かに、ジャケも80年代っぽいですね。
森川:(坂本龍一)教授路線かっていう。
■“Thank U Soldier”もaeronautsらしい曲ですね。全体的に、ここ最近の曲の傾向として、BPMはそんな速い曲って無いですよね。
森川:そうですね。今回“PERFECT”ぐらいで、そんな無いですね。
■だから、特にビートチューンにこだわってるわけではないのかなと。そういうテンポが気持ちいいんですかね?
森川:セッションで作る場合は、やっぱり気持ちいい所に行くんでしょうね。メンバーにつられて行って。
■だからと言って、そんなスローでもなく。そこがハマる人は気持ちいいでしょうし、『ReadyMade』でも、そういう曲が、今の代表曲になってる気もしますし。
松山:はい。
■狙ってないとは言え、ギターロックみたいなバンドの中では珍しいのかなと。
森川:あー、ギターロックって今、どんなのがあるんだろ? 前はもう少しはっきりしてましたもんね。
■そうでしたね。だからaeronautsはもうオリジナリティが確立されたのかなと。
松山:まぁ良い所も悪い所もあると思うんですけどね(笑)。まだ、そこで満足せずやりたいなと。
■冷静に良い所も悪い所も捉えてですね。
松山:メンバー間では「こういう曲があった方が」とかあるんですよ。まぁでも、曲を持ってきた時にテンポとか決まってると思うから「この曲を速くしよう」かとか、俺はやめた方がいいと思ってて。メロディの一番いい感じがそれだと思うので。
■じゃあ、松山さんは森川さんのイメージを尊重してるんですね。
松山:はい。まぁどうせ最終的に俺がブチ壊すし(笑)、俺が歌うから違うモノになるじゃないですか。でもやっぱ、森川が持って来る曲が俺は好きだし、好きでおらなアカンって思うし、でなきゃ歌いたいと思えへんし。だから勝手に尊重するような頭になってて。
■今回、森川さんも2曲歌詞を書いて、1曲歌ってますが、どういうきっかけで?
森川:初めてだったんですけど、おまけ感ですかね(一同笑)。曲を作った人が歌うって有りですから、それをやってみたかったのか? まぁ15周年だから?(笑)。
松山:俺らからしたら「やっと歌った」って感じですね。内々では歌ってたので。
■じゃあ、なんとなく歌わせる雰囲気があったような?
森川:そういう意味で言うと、俺から「歌詞も書けてるし、ちょっと歌ってみるわ」って感じで聞いたら、みんなも「いいよ」って即OKでした。初めてなんですけどね(笑)。
■そう考えると、15周年っていうのもあるかもですね。
森川:プラスの意味で「いいだろ?」感はあります。色々やっていきたいし。
■そんな4枚目の作品ですが、流通は特に無く、会場売りと通販で?
森川:通販の店は「猿犬」で作ったので。http://enken-online.shop-pro.jp/ オンラインの自己経営のお店ですけど。そこの第一弾商品として展開してます。
■そのやり方で今後、続けていこうと。
森川:バンドのサイトで売ってるんじゃなくて、敢えて「猿犬」っていう別な場所でショップを作ったので、何か面白い事ができるかなと。バンドだけで考えると狭くなっちゃうので。そこではwash?のモノも、「猿犬」のTシャツでも、好きなモノを何でも売れる。
■そういうのも試行錯誤しながらですね。
森川:何でもやっていかないとダメな世の中ですからね。
■あとUSTREAMとかもやってますしね。
森川:それもだから、使えるモノは何でも使えばいいと思う。技術的な壁は無いのに、壁を作るのは保守的で嫌だなぁと。とりあえずダメでも一度失敗してみたいです(笑)。
みんな順番にカリカリしてる。そういう時しか本音言わない
■今後はどういう展望を抱いてますか?
森川:今回、ここまでコストを抑えて、手間も省いて作ったのって初めてなんですよね。だから次は遅くても2年後には出せるかな。その間にツアーとかライヴ演りまくって、また新しい曲ができて。作る→演るっていうので、また2年間できるなって見えました。
■そういうサイクルを築いて行ければってことですね。
松山:出していくモノにみんなが反応してくれたら、それがライヴに返ってきてくれたら。
森川:……この好き勝手やってるようなロックから、意識せずにポップな曲でジャブが打てたら、かなり痛快やろな、とは思ってるんですが、意識しちゃいかんだろうなとも思ってたり。なので夢見るような、見れないような、見たらダメなような(笑)。
■それも15年続けてきたバンドだから言える感じですね。
森川:結局、偶然で凄い事には敵わないし、偶然の確率が凄いやっぱ高いので。だから偶然じゃない仕込みの良さって、いいけど萎えちゃうよね。
松山:そのバランスやね。
森川:ライヴでも恐ろしく噛み合う時ってあるんで。そういう時って自分らもアガってるでしょうし、それを観たお客さんはウワッ!ってなるんでしょうね。
■そういうライヴは結構あります。だからライヴを観て、aeronautsはやっぱ凄いなって。また1年後ぐらいにはワンマンも?
松山:そうですね。多分、やる。
森川:いやー、1年もあったら、何でもできるよ。
松山:4人の足並みは揃わないかもですけど、毎回、できる限りテンションを上げて行きたいですね。
■なんか堅実な感じがします。妙なハッタリを言うでもなく。
森川:剥がれる、剥がれる(笑)。
松山:アルバム・タイトルで「大丈夫です」って控え目に言ってるぐらいなんで。
■最後に、お2人にとって〈音楽を続けるということ〉とは?
森川:aeronautsで言うならば、やめた事がないので分かりません。
松山:今となっては、やめたらどういう反応が自分から出るのかも全く分からへんし、でもやめる時もあるんかな?って思ったりする時もたまにあるし。だから、好きだからやってるしかない。好きな事はやめへんでしょ?
森川:4人とも多分、そう。こないだwash?がメンバー変わるっていうのがあって、それは近い仲なので、悩みだったりよく見えてるじゃないですか。それがほんと大変だなと思って。自分の場合、それを乗り越えれるかなと思ったら、経験が無いから知らない、分かんなくて。誰か抜けて、また入れてやるってガッツは凄いなと。そのガッツが無いかって別なんですけど、反面、ずっとメンバー変わらずやってこれてる純粋な部分もある。良くも悪くも。
■それは素晴らしい事だと思いますよ。
森川:だからもし1人いなくなって、それでもやるぞ!って時、それ違うモノになるからっていうのもあると思った。純度は高いけど、脆いんやろうな。
■じゃあ、もう運命共同体みたいなもんですね。
森川:まぁそうですね(笑)。
■これからも、ずっと続けると。
松山:分かんないですけどね(一同笑)。でも、続くんちゃいますかね。
森川:でもダラダラは嫌なんで色んな事に怖がらずに、音楽の中身も挑戦しつつ。
松山:緩くやらないでおこうっていうのは一致している。
森川:割と現場ではカリカリしてるんですよ。誰かカリカリしてる。許容範囲のカリカリだから、良いことだと思いますけど。
■それは意外ですね。仲良し4人組なイメージありますけどね。
松山:へー(笑)。
森川:ライヴ中や打ち上げではね。でも作る時は結構、みんな順番にカリカリしてる(笑)。それが面白いですけどね。そういう時しか本音言わないじゃないですか。「別にいいよ」って絶対、本音じゃないですからね。
■そういう人間性を尊重してる部分もあると。
松山:変なバランスで成り立ってるんやろな。
■だから長く続けてられるんでしょうね。
Interview&Text : 田代 洋一
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5/13(金) 下北沢CLUB251
猿犬ENKEN 其の十三
Band:aeronauts / wash?
Guest:The JFK
http:// www.aeronauts.org/
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