DIR EN GREY
THE UNWAVERING FACT OF TOMORROW TOUR 2010

7/21 Wed @ 新木場STUDIO COAST

深く輝く雲海に浮かび上がる五人に魅せられた夜──。

 久しぶりに観たDIR EN GREYに、気が付くと涙が流れてた。胸の奥底から熱く込み上げてくる「何か」と共に、心臓を鷲づかみされ、息をするのさえ苦しくなっていた。この日“残”で幕が開き、“LIE BURIED WITH A VENGEANCE”、“THE FATAL BELIEVER”と続いた。1曲1曲、京の声が胸に突き刺さる。途中アカペラで歌った“蝕紅”。神懸かったその声に魅せられる。会場の光景はまるで黄金色に、そして紅く染まる雲海のようだった。その雲海に浮かび上がる京の姿。それは今にも天まで昇っていくように私には映った。アンコールの1曲目、京が自分の心臓にマイクを叩きつける。そして、前日には演らなかった“砂上の唄”を歌い上げ最後に「バイバイ──。」と囁いた。きっと、悔しさと悲しさ、いろんな想いが込められていたのだろう。胸が苦しくなるくらい締め付けられた。そして“激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇”からラスト“羅刹国”までの5曲、京が会場に向かって「お前ら生きてんのかーーー?」と何度も問う。その言葉にファン全員が答える。彼からこの言葉を聞くたび、私だけではなく、そこにいる全員が「生きている」と実感しているはずだ。冒頭で話した、熱く込み上げてくる「何か」とは「自分は生きているんだ」と言う感情なのだ。それはDIR EN GREYのライヴでしか味わうことが出来ない。自分の鼓動が彼らの音と共に聴こえてくるのだ。言葉では完全に伝えられない彼らの凄さを、来月から始まるツアーで是非、体験してもらいたい。必ず衝撃を与えてくれるはずだ。(LIMO)

出演:DIR EN GREY

(Photo: 古溪一道)




SPARKS GO GO
20th Anniversary Live Vol.2「LET'S GO!!!」

7/21 Wed @ 恵比寿 LIQUIDROOM

祝・20周年!今までの歴史と輝く未来が詰まった記念日

 アルバムデビューから、ちょうど20年となるこの日。ゲストにキーボードの神本宗幸を加えて、記念ライヴが開催された。ステージ前方には網状の幕がかかっていて、フロアからはうっすらとしかステージ上の様子が見えない状態。その幕はスクリーン代わりとなり、1曲目“Sweet Body Loose”ではテレビの砂嵐の様な映像、2曲目“月旅行”では無数の星が輝き、宇宙にいるかのような映像が映し出され、ライヴというよりも映画を見ているような錯覚に陥ってしまった。イントロの軽快なドラムが印象的な“SAD JUNGLE”へと流れ込み、フロアも体を揺らしながら一緒になってリズムを刻む。そこへギターとベースの音が混ざり合った瞬間、幕が一気に落とされ、叫び声にも近いような歓声が上がった。このステージ上の演出と、音を掻き消す程の凄まじいフロアからの歓声には、感動して思わず鳥肌が立ってしまった。「懐かしい曲も新しい曲もやるよ!」と八熊のMCをはさみ、スパゴーが作り上げてきた20年間の歴史を集約したような、豪華なセットリストでライヴは加速していく。“生きる”では、会場全体が鮮やかなオレンジ色の照明に包まれ、その光景はまるで夕焼け空の下にいるようで、北海道で行われる野外イベント「JUNK!JUNK!JUNK!」を思い浮かべてしまった。新曲“Let's Go”も披露され、今までを振り返るだけではなく、現在進行形なスパゴーの姿もしっかりと見せてくれた。9/15にリリースされるアルバム『SUNBURST』への期待が、より一層膨らむような内容だった。(佐代子)

出演:SPARKS GO GO




Shibuya Milkyway グランドオープニングイベント
JUICE presents“ハレチカ vol.30”

8/3 Tue @ 渋谷Milkyway

図らずも“少年性”がテーマとなった男たちの夜

 2002年から開催している『ハレチカ』もプチ記念の30回目。この日はバンド2組と弾き語り2組の混合スタイルで開催。まずはThe Rouxtzから。Milkywayの空間に彼らの轟音が渦巻いた。ポストロック的な音で、3人とも慶應の現役大学生というインテリな雰囲気を持ちながらも、実は肉感的で時にダンサブル。つまり、頭より体で感じるロックだ。町田直隆くんは、渡部貴彦(ザ・マスミサイル)と2人でのレアなライヴ。町田くんのトガった言葉とギターに、渡部さんの温かいピアノが絡む。町田くんの歌は“少年”や“ずっと16歳”といった曲名からも窺えるように、永遠の少年性を湛えている。「この曲でまたひとつ進めた」という“不良の音楽”が特に素晴らしすぎた。最近、レコーディングしたという、今後のリリースを楽しみにしたい。ネズミハナビも言葉が刺さるバンドだ。更に言えばメロディと言葉によって、心象風景やその世界観が必ず喚起される。アルバム『BOY』から披露された“1974”や“ガールフレンド”も、聴く側、それぞれの中で何かしらの「画」が浮かんだだろう。トリは竹原ピストル。それこそ言葉をピストルのように放ちまくる竹原さん。6月に発売されたアルバム『BOY』のツアー中なのもあり、現在、精力的にライヴを行っている。一番多い時で月に28本とか! アルバムの宣伝もライヴがメインだ。本当に音楽だけで食っていくって、そういうことなのかと、即興で披露された“東北を旅していて、やっと解った”という内容の曲を聴きながら思った。全出演者、心に響いた夜。(田代)

出演:竹原ピストル/ネズミハナビ/町田直隆(with 渡部貴彦)/The Rouxtz
DJ:タシロック(JUICE)




Plastic Tree テント2
8/13 Fri @ 日本武道館

月の灯りの下で──ひとつになれた夜──。

 8月13日の金曜日に、恒例となった、プラスティック トゥリーの『テント2』が日本武道館で行われた。ステージ上の大きなテント。1曲目“水葬。”と共に現れた4人。張り詰めた空気、息を呑む。彼らとのこの緊張感が好きだ。そして続く“1999”で、その緊張感が弾け、彼らに身を任せる。聴きたかった“バルーン”から“サナトリウム”は、切ない歌詞なのに何故か落ち着く。会場に来ているファンもたぶん同じ気持ちだろう。お馴染みの“Ghost”、“メランコリック”で会場は最高に盛り上がる。“────暗転”で、第一幕が終了。しばらくしてスクリーンに映し出されたのは、なんとB級ホラー映画!各主役にメンバーの顔がコラボされ、その映像に会場内は大爆笑!プラのライヴでの楽しみのひとつだ!今回は13日の金曜日とあって、その映像が終わりステージ上には複数のジェイソンたちが現れこちらにも爆笑!プラはファンを楽しませる天才だ。そして第二幕が上がった。“ピカソごっこ”、“Puppet talk”そしてこの日、一番聴きたかった曲“バンビ”──竜太朗が亡くなった父に贈った曲だ。「天国までとどけ──。」そう言って始まり、歌いながらいろんな事を思い出してるように映る竜太朗に胸が締め付けられた。悲しいけど前に向かって進んでいく姿に涙があふれた。巨大スクリーンに映し出された彼らの姿に貫禄さえ感じられたこの日。選曲も進行も証明も全てが、気持ち良いほど素晴らしかった!全てが終わり秋の全国ツアーが発表された。これからもずっと成長続ける彼らに期待したい。最高の夜だった。(LIMO)

出演:Plastic Tree




soul of どんと 〜復活!10周年 SPECIAL!〜
8/15 Sun @ 日比谷野外音楽堂

どんとの魂とすばらしい歌を繋ぐ10年の記念日

 37歳の若さで永眠した「ボ・ガンボス」のボーカル・どんとが魂になって10年。たくさんの人に愛されたどんとの歌と魂を繋いでいこうという素敵な企画。誕生日の夏。大好き野音での開催ということで合い言葉は「おめでとう」。豪華な出演陣の中にはご長男ラキタの姿も。一瞬、どんとが居るのかと思うぐらいに面影がそっくりの彼は名曲“橋の下”を披露。松たか子は威勢良く「おめでとう!」と登場し、“魚ごっこ”を。「ギター!うちのダンナ!」ってさりげなく紹介するとこがキュート過ぎる。くるりの岸田繁は「どんとさん、ラキタをお借りします」とラキタと二人で“トンネルを抜けて”を。NOKKOは「最後にどんとさんとお会いしたのはまだラキタくんが生まれたばかりの時で。涙が止まりません」と“最後にひとつ”をどんとの魂に向かって力強く歌い上げる。「出にくい感じになるかと思ったけど、そうでもなかったですね」と笑いながら登場した奥田民生。泉谷しげるの、はちゃめちゃっぷりを想像したのだろう。それでも客席に降りて大団円を繰り広げてましたが、泉谷さん(笑)。そんな民生は“もしもし!OK!”。ステージに誰も居なくなるとスクリーンに清志郎の姿が映し出された。2006年に同タイトルのイベントに清志郎が出演した時の映像だ。清志郎の魂もここに居る。「星になったのさ、あいつは星になったのさ」と何度もリフレインする清志郎。また会えて嬉しかった。最後は全員で“どんとマンボ”をセッション。ここに居た誰もが魂を感じた、そんな夏の日だった。(松木)

出演:佐藤タイジ/Leyona/湯川潮音/浜崎貴司/松たか子/中納良恵/曽我部恵一/SANDI&小嶋さちほ/原田郁子&Pすけ/宮沢和史/岸田繁/ユースケ・サンタマリア/ハナレグミ/NOKKO/泉谷しげる/奥田民生/YO-KING/忌野清志郎/延原達治(出演順) BAND : Dr.kyOn(key)/永井利充(Ba)/岡地曙裕(Dr)/玉城宏志(Gt)/小関純匡(Dr)/佐橋佳幸(Gt)/うつみようこ(Cho)/ラキタ(Gt)/NARGO(tr)/北原雅彦(tro)/GAMO(t.sax)/ 谷中敦(b.sax)

(Photo: 三浦麻旅子)



The John's Guerrilla presents 〜AREA REDEMPTION II
−UNITED DIAMOND RELEASE PARTY−

8/20 Fri @ 新宿MARZ

愛と、平和と、ロックの元に、シーンの革命を誓った一夜!

 先日、ミニアルバム「United Diamond」をリリースしたばかりのThe John's Guerrilla、そのレコ発! 登場SEは“Power to the People”、のっけから彼らの勇ましい闘志を感じる。一曲目“The First Nation”からライブが幕開け。“Get Rouse”の獰猛なイントロは、何度聴いてもたまらない。Ba.Kanameの指が弦の上を走り、Vo.Leoがギターを客席に突きつけ煽ると、歓声が至る所であがった。まるで行進しているようなリズムが勇ましい“Hooligan”、そして“Shoot The Radio”の挑発的なギターで熱気は増し続ける。だがここでLeoが「……ピースを歌います」と一言、“Peace”。空気が変わる。この曲は、今までの彼らの楽曲の中で一番温かい歌。そしてこの日のLeoの声は、豊かな広がりを感じさせる愛に満ちていた。“Rabel Sexy”ではメンバーがフロアギリギリまで身を乗り出し、再び客席を煽り出す。手拍子と共に踊ったこの曲でひとまず本編が終了、しかしこれでパーティが終わるわけも無く、もちろん即アンコール! “Don't Get Down Bitch”のうねるビートで激しいモッシュが起こり、もみくちゃのまま“Carnival For UNITY”を皆で合唱、楽しい一夜はついに幕を閉じた。そして、この日Leoが言った「絶対一番になるんで、俺達のロックンロールを信じてください」という言葉。すごく頼もしかった。少なくとも、この日集った人々の中では、The John's Guerrillaがぶっち切りでNo.1だったはず。さらに、どうやら早くも次回のAREA REDEMPTIONが開催決定しているらしい。次のパーティは10/16、再びMARZにて。(中里)

出演:The John 's Guerrilla/UNCHAIN/SuiseiNoboAz
DJ : 松田CHABE岳二 (by CUBISMO GRAFICO)

(Photo: SYUNSUKE SHIGA)




ニコハツ 【niccoレコ発ワンマン】
7/15 Thu @ 渋谷O-WEST

 Dr.StrangeLoveの根岸考旨氏、音楽プロデューサーの亀田誠治氏、ウルフルズのサンコンJr氏など各方面から絶賛の嵐のniccoのワンマンライブ。avex×TSUTAYAの共同主催オーディション『ミュージックバーガー』でグランプリを獲得し、サマソニにも出演した超注目株である。avexの変化球とも言うべき彼女のライブは、ガレージ感溢れるサウンドに甘くてポップな歌いまわし、そして、よくよく歌詞を聴いてみると、欲望、妄想、毒舌が散りばめられた、まさかのグランジロック魂の結晶でもあったのだ!!良い意味、心の裏面をここまで明るく表現するってズルイ(笑)。途中アコースティックナンバーも挟むのですが、彼女のアコースティックは『コズミック』と形容するのが的確で、音響音楽のように聴こえる不思議さを持っていた。このアコースティック曲を境に前後の曲との繋がりが、更なるniccoワールドに引きずり込んでくれました。いや、マジかなり面白い人です!! (浅井)

出演:nicco




RADIO DRAGON presents Live Dragon! Vol.1
Powered by TOKYO FM & KDDI & JUICE

7/16 Fri @ 渋谷O-crest

 4月からスタートしたTOKYO FMの新番組『RADIO DRAGON』。そしてRADIO DRAGONとKDDIとJUICEがコラボレーションでお届けするライヴ・イベントが5月から始まった。今、最も見ておきたい3組のアーティストをピックアップし2ヶ月毎に開催されるイベントだ。この日、まずは高橋優のライヴから。けれんみの無い歌を届ける彼は、クリエイティブ・ディレクター箭内道彦プロデュースでデビューとのことで、注目を浴びているだけに、今後に期待。続いて小林太郎は、爆音でロックンロールを繰り出す。この日は、10月リリースの2ndアルバムから“さなぎ”をいち早く披露した。彼のライヴは久しぶりに観たが、ライヴでの成長ぶりに驚かされた。トリはHalf-Lifeが、パンキッシュかつエモい歌と演奏でフロアをハジけさせる。彼らは新曲がTV東京系ドラマ『モテキ』のエンディングに抜擢された時の苦悩をMCで垣間見せた。その“J-POP”に激しく心を打たれた。3組とも真摯な姿勢が印象的な夜だった。(田代)

出演:Half-Life/小林太郎/高橋優
司会:高山都/紗羅マリー




ザ・ジェッジジョンソン TOUR 2010-2011“BREAK”START ONEMAN
7/17 Sat @ 代官山UNIT

 藤戸じゅにあ以外のメンバーが脱退し、ソロプロジェクトになるという発表はどこか納得できるような、それでも叩き上げでここまできたバンドが崩れることへの悲しみと色んな感情が入り乱れたこの日。アルバム『SOLID BREAK UPPER』をようやく聴ける日がまさかバンド最後の日になるとは夢にも思わなかった。新作から初期時代の楽曲まで惜しみなく「今のジェッジジョンソン」を披露していき、悲しみをかき消すかのようにどんどん進んでいく。ミラーボールが回り、フロアの盛り上がりもどんどん加速していく。空気を冷ますかのように続くメロウなナンバーでは藤戸の歌声にじっくり耳を傾け、ライヴ初披露の“STAY”では歌詞を間違えた藤戸が演奏を中断しようとするが、演奏をやめようとしないメンバーに「本当は泣きそうなんだぞ」と本音をこぼしていた。この日は会場を変えて朝まで騒ぎ倒したようだ。今後どのような動きを見せてくれるのか。今はそれを楽しみにするしかない。(松木)

出演:ザ・ジェッジジョンソン




buck number もりもりたべ夜祭ツアー2010 ファイナル
7/19 Mon @ 渋谷O-crest

 1st フル・アルバム『あとのまつり』のリリースツアーとして全国を廻り、迎えたファイナルはソールドアウト。会場は満員。SEが鳴り、オーディエンスが手拍子をしながらメンバーを待つ。あたたかいなあ。“風の強い日”、“いつか忘れてしまっても”を立て続けに演奏し、MCでVo.清水は「ワンマンなんて慣れてないので、どうかわが子を見守るような温かい目で最後までお願いします。」と。「そのドレスちょっと待った」では歌詞を忘れ、芸人のようなMCで会場を笑わせ、かと思うと次の瞬間には痛々しくて切なくてひねくれた曲たちを真っ直ぐに歌いあげて心をぎゅっと掴む。“重なり”、“春を歌にして”では、きっと全員が大切な人や大切だった人を思い浮かべながら聴いていた。あっという間に本編は終了、アンコールで清水が「何が良いかわからんから勝手にやるよ。」と言って始まったのは“海岸通り”。会場からはひときわ大きな歓声が上がり、熱く拳を突き上げた。こんなに盛り上がるんなら、温かく見守る必要なかったじゃん!(佐川)

出演:back number




Beat Happening! MAX! 〜GREATEST 3MAN BATTLE!〜
7/22 Thu @ 下北沢SHELTER

 まずはSISTER JETの軽妙なトークで一笑い&のびのびとしたライブで汗だくに。“キャラメルフレーバー”は、生で聴くといっそうグッとくる。続いてTHE NOVEMBERS。一曲目が終わった時、Vo.小林曰く「機材の反乱」により、Gt.ケンゴの機材に不調が発生、急遽残りの3人で“最近あなたの暮らしはどう”を演奏。そんな場面でも一切緊張感を失わず、最後まで爆音と絶叫が轟く鳥肌が立つようなステージを観せてくれた。トリは西宮のあのバンド。Gt.マーヤは「KING BOROTHERSはR&Rが飛び込むバンドや!」と吐き捨て、この日ももちろん客席にダイブ!でも人の上を「転がる」のではなく、「歩く」なんて、最早R&Rの域を越えている気も……。最後はフロアに楽器を下ろし、お客さんがぐるりとメンバーを囲む形で演奏!至近で目にするメンバーの迫力あるプレイに、我を忘れて大興奮。それにしても、人の頭上を移動中「太平洋の気分や」とのたまったマーヤ氏。…か、格が違う!(笑)(中里)

出演:SISTER JET/THE NOVEMBERS/KING BROTHERS




CASCADE TOUR 2010 「メガラニカ 15-1-A」
7/24 Sat @ 名古屋・大須 Electric Lady Land

 華やかな衣装で、そしてそれ以上のキラッキラの輝きをまとってメンバーがステージに登場! TAMA(Vo.)の「いくで〜!!」の声でライブスタート! “Steve〜仰ゲバ東都市〜”に続く“YELLOW YELLOW FIRE”でヒラヒラと踊るTAMAとヒラヒラと舞う無数の手が正に炎のように揺らめく。“Mr.ポー”では客席も踊りカンペキ! TAMAが「Perfumeみたいやろ」と言うが、実際にPerfumeと同じ方に振り付けをしてもらったそう! 立っているだけでも絵になるTAMAがPOPに弾け、歌い、踊る様にウキウキ度は上昇一直線! 「パーティーにしたい」、「今からサルになるんやで」と煽り“パーティフルサルマンライフ”。「ウキャー!!」のコール&レスポンスが楽しすぎ! 猿のマネをしてこんなにも可愛く、かつかっこいいミュージシャンは、世界中探してもこの人しかいないでしょう!! 『天突き体操』をし、咲き乱れ、声を出し、思いっきり笑い……アンコール含め新旧の名曲23曲を満喫!(佐々)

出演:CASCADE

(Photo: 安田典謙)




" MORIKIKO MEETS THE 「ロックの鉄人達」" vol.1 - もりきこpresents!! -
7/26 Mon @ 横浜club Lizard

 フォークデュオ改めロックバンドとなった「もりきこ」がロックの鉄人を招いて企画するツーマンイベント第1回。まずは「もりきこ」が2人で登場し、アコースティックでビートルズのカバーを披露。そして「BEPP SPECIAL」がJEFF BECKの曲を中心に大人のロックを魅せる。そして今度はバンドスタイルの「もりきこ」が登場。優しくそして力強く、明るく楽しく歌うメンバーに合わせ、会場も体を揺らし、手拍子を打ち、と思い思いに楽しみ、温かい空気感。決して上手い訳ではないが(笑)人柄そのままに笑いの絶えないMCを挟みつつ、昨年末にリリースしたアルバム『3番サードもりきこ』の曲を中心に等身大の世界観を繰り広げる。後半には6月リリースの“ダ・ヴィンチ”、“イージー・Q”、“ニワトリマン2010”を立て続けに。最後は大槻氏を迎えトリプルギター、そしてBEPPメンバー全員登場し“THE END”で大セッション大会。客席も「もりきこ」も(笑)大興奮で終幕!(佐々)

出演:もりきこ/BEPP SPECIAL [Gt.大槻啓之, Vo.MISUMI, Ba.山内薫, Key. 友成好宏, Dr.向山テツ(ex. Ra:IN)]




acari 『プリズム』release TOUR2010 FINAL
7/27 Tue @ 新宿LOFT

 acari(あかり)という名の5人組バンドが、飛躍する場に立ち会えた。彼らは6/23にLAVAFLOW RECORDSよりミニアルバム『プリズム』を発売し、全国ツアーを廻り、新宿ロフトでファイナルを迎えた。ゲストにYOMOYAとLOVE LOVE LOVEが出演しジワジワとフロアを温める。acariが登場する頃には、ちょうどいい感じの空気が漂っていた。ライヴは新譜から中心に披露される。彼らのポップ感がより生々しく響いてくる。リード曲“ほおずき弾けたら”が始まった瞬間にはトリハダが立ったほど。Vo/Gu三浦コウジの透明感ある歌声に橋本智恵美のキーボードが絡む。三浦は声もキャラも可愛らしいが、そのMCやステージ上の佇まいから、情熱に満ちた芯の強さが感じられる。acariのような、オシャレなポップ・ミュージックを奏でるバンドにしては珍しいタイプだ。“ラブレター”で本編が終わり、アンコールで三浦は「acariが5人になって1年です」と噛み締めるように言って“スライド”を披露。いい夜だった。 (田代)

出演:acari/LOVE LOVE LOVE/YOMOYA




バリデライト presents 「バリDX!!!!! vol,33〜in Tokyo〜」
7/28 Wed @ 渋谷DESEO

 3rd Singleリリースを控えたHundred Percent Free(ハンドレッド パーセント フリー)がバリデライト企画に出演。SEから大きな手拍子が始まり、メンバーが登場し、“M.P.O”で勢いよくライブスタート! 「力を貸してくれ」、「頭揺らしてくれ」と折々に煽るKo-KI(コーキ)。サビのTack(タク)、Ko-KI、SiG(シゲ)のステージ最前でのパフォーマンスに客席の興奮度は更にUP! 次にレギュラー出演中のラジオ番組内で制作した曲を東京初披露。“迷子 to MYSELF”で更に躍動感を増し、1人1人がイキイキと歌い、踊り、演奏。聴衆も満面の笑みでタオルを回すなど力一杯応える。「名探偵コナン」エンディング曲に続き3rd Single収録の“knock”、そして“ROCK CLIMBER”も披露! 1人も漏らす事なく巻き込もうという思いが感じられるアグレッシヴなライブだった。9/22発売当日にはSHIBUYA-BOXXでイベント出演、10月にはメジャーデビュー後初の東名阪ワンマンツアーも決定!(佐々)

出演:バリデライト/Hundred Percent Free/バーボンズ/リアルグルーヴ/OVERHEADKiNG/FULL POWER MONKEY

(Photo: Takumi Nakajima)




presented by Japonicus / in collaboration with Caribbean Dandy
RADICAL MUSIC NETWORK 2010 DAY2
7/29 Thu @ 新宿MARZ

 JAPONICUSが始めた日本のREBEL MUSICの草分け的イベント。昨年はFUJI ROCK FES.でイベントを行った。今年は、主にオレンジ・コートに出演するアーティストが新宿MARZに集まる、そんなパーティがFUJI ROCK直前に2daysで開催。その2日目に遊びに行った。フロアではDJが無国籍かつスピリチュアルな音楽を流している中、スペインのMALLACANがアコースティック・ライヴを披露。スパニッシュ・ギターを軸にした演奏と民族楽器も手にしての演奏で、聴いてるだけで体が動き出すようなリズムは、やはり情熱的だった。続いてアメリカのNATHEN MAXWELL&THE ORIGINAL BUNNY GANGが登場し、小粋でブルージーなロックンロールを披露。彼の佇まいにシビれた。23時を過ぎた頃、OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUNDが登場し、オーディエンスはさらに盛り上がりを見せる。THE CHERRY COKE$が登場する頃には、酒を手にし、楽しそうに踊りまくる者多数。様々なジャンルの音楽を楽んだ。(田代)

出演:NATHEN MAXWELL&THE ORIGINAL BUNNY GANG(米)/OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND/THE CHERRY COKE$/EL SKUNK DI YAWDIE/MALLACAN「acoustic set」(スペイン)/Royal SHAMROCK「acoustic set」(o.a)/PACINOS(c.a) 他

(Photo: 安田典謙)




MASASHI(exムラマサ☆) presents【BABY BABY006 -CANTOY "MissMatch!?" Release Tour-】
"R.A.D 1st Anniversary 綿健祭"
8/5 Thu @ 名古屋・栄 R.A.D

 前代未聞のラウド×デジタル×ポップバンドCANTOY(キャントイ)リリースツアー。1曲目は“SUPER DRIVE”。みりぽの「飲んで飲んで飲んで!」、Ba.はがちゃんのデス声「スーパードライ(ブ)!」に合わせてビールが配られ、一気飲み!! 続く“C.A.N.T.O.Y”では手を挙げてジャンプジャンプ! 場内温度急上昇!! ドッシリ重いサウンドとウキウキなピコピコ音、キャッチーなメロディとキュートなヴォーカルとデス声。ジャンルレスが叫ばれる昨今のシーンですが、こんな融合なかなかありません! “COMBAT TRIBE”、 “DeLiCa”ではモッシュにダイブと更に聴衆の興奮度はアップ!! そして“LOUD UP!!”! ヘビーサウンドにデス声で迫力満点に煽っておいて超POPなサビ! 充電して充電して爆発!って感じで盛り上がらずにはいられません!! ラストは“DAY LIGHT”。アンコールは再び“SUPER DRIVE”! ツアーは10/24まで続きます。この楽しさ、味わってみて下さい!! (佐々)

出演:CANTOY/RUSH BANG/SPLASH LOVER/MIX CANDY/Rainbow Devils Land

(Photo: ★Sachiko Ishihara★)




オワリカラ 1st album" ドアたち " レコ発ワンマン
8/6 Fri @ 新宿MARZ

 1stアルバム『ドアたち』のリリース記念パーティーを活動拠点である新宿マーズで開催。7月にライヴで訪れたカナダの写真コーナーが会場内に設置されていたり、アルバム以外のナンバーでも盛り上がりを見せたりと、ホームならではの空気感と、オワリカラならではの都会的な香りを内包した独創的な一夜となった。 「今日は長丁場ですが、楽しんで欲しいです」(タカハシ)と、アルバムナンバーはもちろん、過去のナンバー、インスト曲などを万遍なく披露し、気持ちのいいグルーブを刻んでゆく。特にアルバムナンバー“怪人さん”、「大事にしてきた曲」と言って始まったサイケデリックな“ドアたち”→本編ラストの“砂場”、アンコールの「十代から始める革命講座」(『TOKYO NEW WAVE 2010』収録)で見せた盛り上がりは、いまのオワリカラの勢いや現場で鍛えてきた実力をダイレクトに証明したものだと思う。まだまだツアーは続くので、各地ライヴハウスで目撃して欲しい。(逆井マリ)

出演:オワリカラ




SEX冠
SEX MACHINEGUNS VS THE 冠
8/7 Sat @ 柏PALOOZA

 いきなり断言!! 2010年度のベストライブに認定!! あ、失礼しました。なにが凄かったかというと、この日、柏でトップのクオリティーを誇るライブハウス『PALOOZA』でのイベント『SEX冠 SEX MACHINEGUNS VS THE 冠』のライブがである。正直ヘビメタは高校生で卒業したはずだったのが、この日の両バンドの超エンターテインメントを見せられて、なんとメタル魂が復活!! 両バンドのリーダー『ANCHANG&冠徹弥』の軽妙な前説が終わると、先攻はSEX MACHINEGUNS!! 縦横無尽な鋼鉄サウンドを奏でながら、ダンサーも真っ青な振り付け&キメポーズ!! 呼吸が合いすぎて驚愕しました。踏み台昇降&コーラスの破壊力は狂乱モノ!! そして、後攻THE冠!! ラオウ登場かとばかりの鉄の鎧で入場&即脱ぎ(笑)。芸人顔負けのMCに、ジューダス・プリーストと同等の歌唱力。危険すぎる(笑)。最後は両陣勢ぞろいでセッション、フィニッシュはメタルシャウト『YEAH!!』。次は当日券でも行きます!! (浅井)

出演:SEX MACHINEGUNS/THE 冠




record KNOX & club SONIC共同企画
8/7 Sat @ 水戸club SONIC

 ひたちなかで『ROCK IN JAPAN FES.』が開催される中、水戸では『水戸黄門祭り』と、club SONICでパンクなイベントが開催されていた。パンクやハードコアを取り扱っているレコード屋『record KNOX』とSONICとの共同企画で、DJがパンクロックを流す中、活きのいいパンクバンドが次々とライヴを繰り広げる。メインアクトのTHE TELEPATHYSが登場するとフロアも一気にヒートアップ! 最高に気持ちいい8ビートに乗せ、Gu/VoのSakamotoが熱くシャウトする。片手にタバコ or ビールを持ったパンクスたちは、曲が始まる度にポゴダンスを繰り返す。まさにバンドのテレパシーがフロアに伝わった瞬間だろう。そんなTHE TELEPATHYSは7/7に3曲入りシングル『3』を発売したばかり。僕も思わず、ライヴ後に購入しました。それぐらいライヴがカッコよかったので。トリはTRANSISTORS。まだ数回しかライヴを演ってないとのことだが、だからこそ初期衝動が感じられる、グッとくるライヴだった。(田代)

出演:THE TELEPATHYS/TRANSISTORS/THE NOVICE/悲鳴/ザ スカンクス




251presents“GLIDER SUMMER SPECIAL!! 5days”〜MAXIMAM × HEARTBEAT
8/10 Tue @ 下北沢CLUB251

 CLUB251、夏の恒例イベント『GLIDER SUMMER SPECIAL!!』が5daysで開催され、その初日に伺った。mama's bedroomから始まったこの日、既にバンド同士のいい化学反応が起こり出す。続くジンは、約2年ぶりに発売したミニアルバム『エンジン』の勢いを受け、Vo.ひぃたんの歌声もバンドの演奏も躍動感にあふれたライヴだった。FOX LOCO PHANTOMも7/21にミニアルバム『SHADOW』を発売したばかりで、その最新モードと既存曲が渾然一体となった、全方位で魅せるライヴ。Vo.依田達義も色っぽさが増した。FOXは7月に新作を出したが、実はその前にもライヴ会場限定でシングルを3枚連続リリースしている、その精力的な活動には頭が下がる。トリはアルカラが轟音グルーヴと、Vo/Gt稲村の豪快なMCでオーディエンスのみならず、会場全体をガシガシと掴んでいく。大笑いさせつつ、グッとくるライヴ。アルカラはそういうバンドだ。この日以降も、キレのいいバンドによる熱い4日間が開催された。(田代)

出演:FOX LOCO PHANTOM/アルカラ/ジン/mama's bedroom




ギルガメッシュ SUMMER TOUR 2010
8/12 Thu @ 渋谷O-WEST

 今の彼らには小さ過ぎるライヴハウスだけに「チケット譲ってください」と書かれたプラカードを持ったファンが山のように居た(外人も)ギルガメッシュのサマーツアー。会場は二階席までオーディエンスでぎっしり埋め尽くされている。すごい熱気。そしてステージ上の4人の気迫もまた一段と凄い。音楽的に緻密に構成されている彼らのサウンドが会場を丸っと飲み込むかのような、高純度の爆音ロックが熱気と歓喜に満ちあふれている。一周りも二周りも成長した印象を受ける内容だ。ツアー中に大切な先輩が亡くなったことを愁(Ba)が告げ、それでもスタッフやオーディエンスの笑顔が支えになったと感謝の気持ちを述べ、その想いを音像にぶちこんで超合金のミクスチャー・ロック・サウンドを強固なものにしていた。音からその頼もしさを感じさせてくれるのはなんとも嬉しい限りだ。10月に発売される新曲のカップリング曲を披露するなど、次への架け橋となった意味あるライヴだった。(松木)

出演:ギルガメッシュ

(Photo: 平沼久奈)




EASYGOINGS SUMMER FESTIVAL
【GREAT JASON VOL,1】

8/14 Sat @ 越谷EASYGOINGS

 会場へ着くと、まずはthe8flagがお出迎え!特徴的なしわがれた歌声に聴き入る。続いて登場、RED BACTERIA VACUUM!ギラッギラの衣装に身を包み、パンチの効いたヘヴィなサウンドを鳴らしたかと思えば、ノリの良いMCで笑わせてくれたりと、破天荒なガールズパワーにもう虜だ。mojaは、ベースとドラムの男女二人組。踊るためだけにあるようなビートが刻まれ、客席は一気にモッシュの渦に飲み込まれた。ストレートなロックサウンドで勝負を仕掛けてきたのはJinny Oops!!。女子らしからぬジャキジャキに尖ったギターの音が、やたらとサマになっていた。そしてBlieAN!二人になってからの彼らのライブを観たのは初。しかしその熱量は以前と一切の遜色なし、むしろそこに漂う空気は格段に攻撃性を増していた。もちろん独特の辛口MCもご健在、こちらの面でも一安心だ(笑)。最後はSugar Baby Dollが、常識外れの奔放なステージでトドメの一撃をキメてくれた。(中里)

出演:Jinny Oops!!/RED BACTERIA VACUUM/BlieAN/moja/Sugar Baby Doll/Mogeha-e.p.Factory-/the8flag




Beat Happening! VOL.365回記念SPECIAL GIG!
〜N'夙川ボーイズ2ndアルバム『LOVE SONG』レコ発パーティin 東京〜

8/14 Sat @ 下北沢BASEMENT BAR

 N'夙川ボーイズは、キングブラザーズのマーヤとシンノスケに、紅一点リンダ嬢を加えた変則3ピースバンド。彼らはまず、MCがやたらと面白い!しかもマーヤが「リンダ!」と言ったらリンダも「マーヤ!」と返さなければならないらしく、掴み所のないゆるトークと会話の端々に突然出てくる「リンダ!」「マーヤ!」の掛け合いに、延々笑わされた。もちろん曲も最高。“死神DANCE”や“物語はちと?不安定”は彼らが綴る新しいドラマの幕開けを、“Candy People”のキャッチーさはその引き出しの多さを感じさせる。“あッ!という間に”では我慢できなかったのかフロアに下りて演奏し、2度目のアンコールでマーヤが「最高の茶番見せたるわ!」と言い放ち“フェアリー”。3人がすぐに楽器を交代したり、急に花火の音が聞こえてきたりと、型破りで奔放なライブ。そう、いつだって予想のつかない不思議で素敵な3人組、それが「N'夙川ボーイズ」なのだ!Thank You!(中里)

出演:N'夙川ボーイズ/ELECTRIC EEL SHOCK/Who the Bitch/SEBASTIAN X
Happening Act:salsa




PipeCut Wedding presents 【PIPELINE -PipeCut Wedding & MISSPRAY Release Party-】
"R.A.D 1st Anniversary 綿健祭"
8/14 Sat @ 名古屋・栄R.A.D.

 MISSPRAYが7/14にリリースしたミニアルバム『Party Slacker』のリリースツアーの2日目。トリ前に登場し、『Party Slacker』1曲目でもある“Without You”でスタート。迫力あるプレイでキャッチーなサウンドをかき鳴らし、しょっぱなから会場は激震。アグレッシブでありながら軽やかで自由、どこか美しささえ感じさせるライブパフォーマンス。攻撃的で疾走感あるサウンドに深みと煌めきを与える美しいコーラス。その絶妙な絡み具合が何ともたまらず琴線に響き、全身に染み渡り、体の奥底から衝動が沸き起こる。アルバムタイトル曲“Party Slacker”でステージも客席も更に加速。10/23のFINALまで全33本のツアーはまだ初盤。「今日で終わってもいいぐらい楽しい」と言うがそれはダメでしょう(笑)。「ぜってー帰って来るから!」とラストは“Come back here”。パーティーは最高潮の盛り上がりで、トリ、こちらも1st Full Albumレコ発のPipeCut Weddingにつなげた。(佐々)

出演:MISSPRAY/HOT DOG/SKALL HEADZ/ Dolls realize/PipeCut Wedding/RIDE the CLOUD




redcloth 7th anniversary THE BOHEMIANS FanClub 2nd anniversary
「路上のBO・BAILEY、その未来世紀ツアー」ファイナル!ファイナルエルビスプレスリー、ガガガ!!!

8/15 Sun @ 新宿紅布

 まずはTHE WAYBARKが、会場中を縦横無尽に跳ね回る。途中客席にいたTHE BOHEMIANSのVo平田を強引に壇上へ連れ込んで曲に参加させるなど、ライブを通して彼らなりにこのツアーファイナルの日を祝ってくれているのがめいっぱい伝わってきた良いステージだった。THE BAILEYSはTHE BOHEMIANSと共にツアーを回ってきたこともあり、この日を迎えたことが非常に感慨深そうな様子。彼らのノれるビート、また聴きたい。そして満を持して登場、THE BOHEMIANS。生で見るメンバーの挑発的なまなざしはいつ見てもゾクゾクするし、やたらとライブ映えする奔放な鍵盤のメロディも最高。というわけで、“おお!スザンナ”でめちゃくちゃに踊り、“ロックンロール”のセンチメンタルに熱狂、青さの覗くギラギラのグラムロックにすっかりやられてしまったのである。最後はKING BROTHERSが会場を爆音R&Rの渦に巻き込んで、狂騒の一夜が幕を閉じた。(中里)

出演:THE BOHEMIANS/HARISS/Large House Satisfaction/THE BAILEYS/KING BROTHERS(from西宮)/ THE WAYBARK
MC:高橋ROCK ME BABY(GREEDMUSIC R&R Records) DJ:ネモト・ド・ショボーレ(DECKREC)




アンプをおさえろ! 大槻ケンヂ爆音ライブ!
特撮!絶望少女!筋肉にソロナンバーまでをも。

8/15 Sun @ 池袋 BlackHole

 池袋西口に新たな潮流を生みつつあるライヴハウスBlackHoleにオーケンがやってくる! 筋肉少女帯以外にも多岐に渡る大槻ケンヂの活動から幅広い選曲が見られる企画とあって、チケットは即刻完売。昨年秋にも同様のライヴが大好評を博し、その際はファンの熱気にあわやステージ脇のアンプが客席側に倒れかける…というハプニングがあり、イベントタイトルのネタ元になったという(笑)。気になるライヴの中身だが、爆音ギターにピアノが絡む「特撮」方式の音作りがまずうれしい。「この曲をやるのは今日が最後!」という衝撃的宣言(本気ですか!?)からの“日本の米”、「大槻ケンヂと絶望少女達」のヒット曲群など、セットリストもかなり強力だ。中でも、ゲストコーラス・NEEKOを迎え立て続けに披露された『さよなら絶望先生』三部作には驚嘆と喜びの声が上がる。まさかのオーケンの弾き語り(!)によるJAGATARAカヴァーの“タンゴ”、ラスト“テレパシー”まで、最後まで熱く、時々ゆるく、そしてとても楽しいライヴだった。(柳)

出演:大槻ケンヂ&20TH BAND




TREASURE05X with ZIP-FM 〜PRECIOUS GENERATOR 1ST DAY/2ND DAY〜
8/15 Sun @ 名古屋・大須Electric Lady Land

 名古屋の夏フェス『TREASURE05X』。トップで登場したゴーストノートは数百人の聴衆に深々と一礼。幕開けに相応しく壮大さすら感じさせるアカペラでライブはスタート。インディーズ時代から大切に歌い続けている「冷めたスープに溶ける僕らは」、「スタート」に続き9/1発売シングル収録の“シャララハートビート”。サビの軽やかなメロディに乗せられた「歌ってよ 踊ってよ」の歌詞に合わせ自然に体が動く。続いてシングルのタイトル曲、ドラマ『日本人の知らない日本語』主題歌“キミボクビリーバー”を披露! 短いイントロから勢いのあるアップビートで力強いサウンド。「自分を、相手を信じ、諦めないこと」を伝えたいという歌詞。初めて聞いてもノレてしまう、元気になってしまうような曲だ。3人の雰囲気、笑顔も含め、彼らのライブ、音楽にはいつも大きな愛、優しさを感じ、ライブ中にはアツくなり、終わった後には温かい気持ちになる。そしてまたライブに行きたくなるのだ。(佐々)

出演:ゴーストノート/I-RabBits/アシガルユース/CASCADE/鴉/Jeepta/Dirty Old Men/高橋優/No Regret Life/FUZZY CONTROL/FoZZtone/Who the Bitch/へきれき/Merry Quintet/MORNING GLORY/Lyu:Lyu




BLACK BORDERS
ROUND1 ミニワンマン+BBの歴史を紐解く会

8/15 Sun @ 札幌COLONY

 ユニコーンのDr.川西幸一と、ジァイアントステップの野田タロウの2人からなるBLACK BORDERSは今年、初のフルアルバム『Go To Go』を発売し、全国ツアーへ。そしてこの日、札幌でツアー『ROUND 1』のファイナル・ワンマンを行った。実は、昨年と同じ時期の札幌ワンマン。川西さんは前々日に『RISING SUN ROCK FES.』でPUFFYのライヴ。前日、東京でユニコーンのライヴがあったにも関わらず日帰りで札幌に戻ってのライヴ。彼ら的に札幌はかなり思い入れのある地だけに、力の入れようが窺える。ライヴは新作からメインに快調に飛ばす。2人で演ってるとは思えないロックンロール・グルーヴに圧倒された。で、やっぱりMCが長い!けど最高に笑える。川西さんは以前から素な感じだったが、野田も素の表情が出てきた。2人のかけ合いが絶妙なノリを醸し出す。この日は、2部構成になっていて、後半はお客さんをフロアに座らせトークショウを。翌日にはアコースティック・ワンマンも開催された。(田代)

出演:BLACK BORDERS




JYOJI-ROCK U-22 GRAND PRIX 2010夏
8/16〜18 @ 吉祥寺ROCK JOINT GB

 吉祥寺から新しい才能の息吹を感じた! ライヴハウス、曼荼羅グループのGBを舞台に、昨年の夏から開催されているアマチュアバンド・コンテストで、春の大会含め今回3回目となる。一時予選を経て、本戦が3日間行われた。18歳以下と22歳以下の2レーンに分けて、全17バンドが次々とライヴを披露した。筆者は8/18の途中からしか足を運べなかったが、それでも場内の若いバンドの熱気はガンガンに伝わってきた。僕が観た中でも「メルシーおじさん」の真剣さが伝わる熱いライヴや、「水蜘蛛」の5人のオリジナリティあふれる風貌とヘヴィロックに通ずるサウンドが新鮮だった。また金沢からやってきた「Off the Record」も評価が高く、この日の審査員特別賞に輝いていた。また当日の司会が、いい意味でユルくて出演者の緊張感を解いていたと思う。最後に、ゲストバンドのMISSILESが貫禄あるを披露し、結果発表がU-18 RANEから順に発表される。決勝大会は9/23(木・祝)に同じくGBで開催される。(田代)

出演:“U-18LANE”決勝大会進出バンド…PANZ/紫香己/渡部葉月/BaSO4/リスとバンド/ちゅきかまたにぃ/sexual drive “U-22LANE”決勝大会進出バンド…Rola&Pari-passu/Off the Record/THE BRAND/NEW GOOD/変装少年/水蜘蛛/Theモラトリアム/スパゲッチーズ/かのじょーず/ボトルズハウス/バケモノズ/メルシーおじさん




J Summer Tour 2010
2days Club Circuit 〜2Nights to Revolution〜

8/20 Fri @ 恵比寿LIQUIDROOM

 実はここ3ヶ月にわたり毎月ライヴ動向を追わせてもらっているJ。イベントやフェス出演などの動きもありつつ(ROCK IN JAPAN FES.のレポートはP18にて!)、少々ご無沙汰していたワンマンだ。リキッドルームで観るのは初めてだったのだが、天井が低いタイプのライヴスペースであの爆音は、迫力も臨場感もひと味違って聴こえた。また、この日のセットリストはあえての「王道外し」を感じさせる挑戦的な内容。ソロデビュー当初からのレパートリーながら、これまでほとんど耳にすることがなかった“CALL ME”(BLONDIEのカヴァー)が始まったときには、思わず膝を打ってしまった。中盤は“LIE-LIE-LIE”、“PYROMANIA”、“ACROSS THE NIGHT”といった初期ナンバーの連発に胸が熱くなる。ダイバー続出のライヴは、大ラスの“Evoke the world”で盛大に幕を閉じる。見ているだけで胸がすくようなオーディエンスの暴れっぷりも、Jのライヴの魅力のひとつだ。本誌P95「JUICERS」(※誌面のみ掲載)では、そんなお客さんたちの素顔をキャッチ!(柳)

出演:J