3/10 Release

Northern19“SMILE”
CATCH ALL RECORDS / CKCA-1036


希望に満ちたパンク・ロック。ノーザン3rdAL最速レビュー!

 今やメロディック・シーンを牽引するバンドとなったNorthern19から3rdアルバムが到着した。これがとんでもなく凄いコトになっている。エネルギッシュなM-1“WE'LL BE ALRIGHT”、力強いロック・チューンM-8“SLAVE TO ROCK”、切なさすら感じさせるアコースティック・ナンバーM-11“ALONE”、エモーショナルに疾走するM-14 “FAREWELL/START”(個人的に一番好き)など全15曲が収録されているのだが──ここには、プレッシャーやあらゆる困難を乗り越えたからこその、力強い生命力が宿っている。メンバー同士との、仲間との、そしてリスナーとの“絆”が彼らをここまで強くさせたのだろうか。揺るがない強さを手に入れた彼らの、瑞々しい輝きと新たな希望に満ち溢れたサウンドが聴き手の心を熱くさせるのだ。ああ、最高。シーンの輝かしい未来すら予感させる一大傑作について、来月の表紙インタビューで問う! (逆井)






2/1 Release

SHALLOW WELL“SHELLBY ─世界の片隅で静かに生きる”
SEXY STONES RECORDS / SSR-039


2010年、SEXY STONES RECORDS第一弾リリース!

 
2010年、SEXY STONES RECORDSがリリースする第一弾の作品は、レーベル初となるインストゥルメンタル・アルバム。SHALLOW WELLなる謎のアーティストの手によるこのアルバムは、全11曲、まるでロード・ムーヴィーのサウンド・トラックのような世界観に満ち溢れている。喜怒哀楽から始まり、自然の営みや、季節や……人間が生きている中で感じることが出来る森羅万象を、音楽というフィルターを通じて表現されたような、そんな作品だ。リラックスした気分で、ボサノヴァのリズムに乗り、アコースティック・ギターでの美しいメロディーの調べに目を閉じると、そこにどんな光景が広がるだろう。このギターのタッチ、この声、賢明なる読者の方なら、聴き覚えがあると思うけれど、そこはあえて触れないでおこう。まずはこの調べに耳を傾けてみて欲しい。どんな風景が見える?(林)






2/24 Release

東京事変“スポーツ”
EMI Music Japan / TOCT-26940

まさにスポーツのように痛快 東京事変の最新にして最高傑作!!!

 なんて痛快なんでしょう。倍々ゲームのように上がっていくこのハイテンション。ロックど真ん中を突くサウンド、身体に絡み付くオルタナティブ。iPodでこれ聴きながら外に出ると重力をものすごく感じて、負けないように背筋がピンと伸びていく。アルバム全体から充満する生命力。タイトル『スポーツ』にあるように、肉体改造、相手を打ち負かす精神力、己との闘い、これはまさにスポーツな内容。最後に息切れするのかっていったらそうではなく、なんとも爽快で心地いい汗が流れてる感じ?いや〜、ホントにすばらしい良曲揃いだ。前作では作詞に徹した椎名林檎も今作では積極的に作曲も担当。そして、この人はやっぱり厄介で不可解な感情もきちんと原語にしてくれている。言葉と感情を一体化させる芸術家。痒いとこに手が届き過ぎてヒリヒリする、最新にして最高傑作。(松木)






Now on sale

フラワーカンパニーズ“フラカン入門”
Sony Music Associated Records / 初回盤AICL-2079〜2080[CD+DVD], 通常盤AICL-2081[CD]

フラカン激動の20年から、ファン投票によるオールタイムベスト!

 フラカンにちゃんと出会ってない人はまだまだ多い。過去に『ヤングフラワーズ』『花表』『花裏』『BEST FLOWER〜Trash Years〜』と4枚もベスト盤を出しているにも関わらずだ。今作は“深夜高速”でファンになったなら「次はこれでしょう」な17曲+ボーナス曲“東京タワー(LIVE)”を収録。しかも「フラカンを聴くなら外せない3曲は?」と、ファン投票で選ばれたからか、2曲目に隠れた名曲“吐きたくなるほど愛されたい”が収録されたりも。痛々しい時代の圭介がリアルに迫る。もしかしたらすべて終わってたかもしれないと思うと、ゾッとする。そんなトラッシュ時代と、更にそれ以前のアンティノス時代含め、楽曲の核はさほど変わっていない。だからいつ入門してもいい。新たに入門した君は、フラカンと共に歩む生き方を未来永劫に手に入れるだろう。初回盤はレア映像満載なDVD付き。(田代)






2/3 Release

THE SUNSHINE UNDERGROUND“NOBODY'S COMING TO SAVE YOU”
Sony Music International Japan / SICP-2577

のめり込んでいってしまう!想定外のアルバムに驚愕!

 デビュー・アルバムから早3年半。セカンド・アルバム『ノウバディーズ・カミング・トゥ・セイヴ・ユー』をリリースするザ・サンシャイン・アンダーグラウンドだが、その成長ぶりに驚かされた。06年当時「ニューレイヴ」と言われたバンドがこぞって世の中に登場した。その中でも彼らが一目おかれる存在だったのは確かだが、まさか、ここまでの成長と進化をみせるとは予想できなかった!前作とは確実に違うサウンドにしたかったとクレイグ(Vo)は言っていたらしいが、実にその通り、サンシャインの味を残しつつ素晴らしくカッコよく、壮大でロックなギター・アルバムになっている。またクレイグのヴォーカルが以前より力強くしっかりしている。そうかと思うと“Dark Days(M-12)”では、今までにない神秘的でセクシーなヴォーカルを聴かせてくれる。120点満点!大満足!(LIMO)






Now on sale

CHERRYBLOSSOM“時空”
PONY CANYON / PCCA-03073

リアルな言葉と音楽は時空を超える。全ての人の心に響く13曲!

 パワフルでアクティヴなMEEKOと優しげ、可憐なMAICOのツインヴォーカル、等身大の歌詞、元気になれる楽曲、楽しさ溢れるライブで人気上昇中、デビュー以来ノンストップで全力疾走で走り続けるCHERRYBLOSSOMの2nd Full Album。「卒業」をコンセプトとし、シングル“夢のマニュアル”、“星空トライアングル”、“桜ロック”を含む13曲を収録。勢い溢れるキャッチーな“STAND WAVE”、結婚式にピッタリの“Dear my friend”、鍵盤ハーモニカにアコーディオンにウィンドチャイムと4人が様々な楽器にトライした“美術の時間”、どバラード(※83談)“さよならの空”、そしてMEEKO、MAICOのソロ等チェリブリらしさも新たな魅力もたっぷり!の声の魅惑の融合に思いきり浸って下さい! ライブも必見!! 3月に自主企画、4月にツアーあり!(佐々)






2/17 Release

The Birthday“STAR BLOWS”
UNIVERSAL SIGMA / 初回限定盤(SHM-CD+DVD) UMCK-9321, 通常盤UMCK-1348

 先日のツアー「TOUR 愛をぬりつぶせ 09」から間髪いれず、The Birthdayの四枚目となるアルバムが到着した。昨年、シングルでリリースされた“愛でぬりつぶせ”“ピアノ”“ディグゼロ”を含む、全12曲。ガッチリ決まったバンド・アンサンブルが戦車のキャタピラみたいに回り始め、チバさんの国宝級の声が愛、怒り、哀しみ、喜び──人間が感じるであろう、すべての感情を内包して鳴り響く。これ以上重要なことなんてない。(林)






Now on sale

THE MODS“SHOTGUN SQUALL”
ROCKAHOLIC / RHCA-15

 昨年リリースの『Gang Rocker...If』は、まさかの衝撃だった。1983年のパンクなザ・モッズがそこにいた。彼らはそのモードのまま、すぐさま新作を形にしていった。モッズだけが持つ野生の勘に導かれるまま作られた全11曲は、トラブル歓迎!で刺激求めるロックから、アスリートに捧げられたようなシンガロング・ナンバー、果てはDrの周含め4人ともヴォーカルをとり、森山と苣木がデュエットまで!と、掟破りな1枚となった。(田代)






2/3 Release

PE'Z“1・2・MAX”
DefSTAR RECORDS / DFCL-1604

 10th Anniversaryという節目の年へ突入したPE'Zから、久しぶりのオリジナルアルバムが到着!言うまでもなく、彼らの持ち味である“ノれるJAZZ”が大爆発した快作です。華やかな金管の音を先頭に、弾む音符の群れ、群れ、群れ!「1、2、MAX!」の掛け声で、3つ数えるまでに気分は最高潮!8曲全てが、聴くだけでワクワクするような自由なエネルギーに溢れています。音楽と戯れるって、まさにこういうことなのです!(中里)






Now on sale

おとぎ話“FAIRYTALE”
UK PROJECT / UKFT-006


 M1“WHITE SONG”のキラキラなイントロが流れた瞬間、目の前の風景が変わる。3枚目にして、おとぎ話はそんな魔法が使えるバンドになった。その魔法は元々、持っていたけど、より強力な魔法を覚えたようだ。M2以降も胸にキュンキュン響く名曲揃い。どこか重く感じるミディアム・テンポな曲が多く、特にM7“泣き出しそう”なんて、先の見えない現代、この国で必死に生きる人なら確実に号泣だろう。あとは君に届けばいいだけ。(田代)






2/3 Release

かりゆし58“雨のち晴れ”
LD&K Records / LDCD-50063/B(初回生産限定盤), LDCD-50064

 映画の主題歌云々は置いといて、いわゆる沖縄らしさをシングルにするのは久し振り。綺麗に収まったメロディーや歌詞も彼らの可能性を広げる要因だけど、こういうやんちゃで陽気なストレートさがやっぱりしっくりくる。自らの道を切り開いたからこそ戻れるルーツなのかもしれない。たくさんの悲しみを歌詞に反映してきたからこそ無垢になれるのかもしれない。前川が表現者としてあまりにもタフであることを証明する一曲。(松木)






2/3 Release

テルスター“We Love You! You Love Us!”
Bad News Records / BACA-26

 轟音の中、苛立ちを音に直結させ、感情の赴くままに歌ってた横山が、何か悟ったように素直に歌う。もう勝ち・負けじゃない。長いものに巻かれるわけでもない。訳知り顔の大人になんてなりたくない。不毛な論議はもう飽きた。同じ場所にいても、新しい表現なんて生み出せない。横山の歌う「Love」は、誰もが簡単に歌う「Love」とは重みが違う。いつからか、世の中には「奪い合う愛」が溢れているが、テルスターが提示するのは「与え合う愛」だ。(田代)






Now on sale

LAUGHIN' NOSE“LIVE '09 AFTERMATH”
Letsrock / Letsrock DVD3


 昨年9月に開催したワンマンツアーのラスト2ヵ所のライヴを映像化(東京は4台、大阪は5台のカメラを導入)。その名のごとくラフィンの魅力を詰め込んだライヴDVDである。どの瞬間も素晴らしいが、個人的には“BROKEN GENERATION”から “REGENERATION”へと駆け抜ける映像にグッときた(完全にFALLIN FALLIN・笑)。どこまでも突き進むラフィンのその姿勢から私たちが学ぶことは多いと改めて気付かされる。(逆井)






2/3 Release

SA“REVOLT 'N' ROLL”
PINEAPPLE RECORDS / DDCQ-6006

 聴いた瞬間に、10年前に初めてSAを聴いた時の衝撃が蘇った。ジャパニーズ・パンクの雄、SAのミニアルバムが到着。昨年のRANCIDの再サポートアクト、全米ライヴなどを経てリリースされる今作からは、鋭くストレートに爆走するパンク・ロック/ロックンロールが鳴っている。いつも以上に直球なサウンドなので、原点回帰モードも感じさせるが“進化を止めないSA”もしっかりと感じさせる強力作。2/21@新宿LOFTに全員集合。(逆井)






2/3 Release

STANCE PUNKS “ザ・ワールド・イズ・マイン”
GROWING UP Inc./Dynamord Label / GUDY-2001

 スタパンから原点回帰色の強い6thアルバムが到着。激情的な表題曲を聴いて貰えれば分かると思うが、彼らの初期衝動まる出しの清々しさがあまりに美しい。〈僕らに終わりがあること知ってる 少年!世界は死ぬほど無様だ! ザ・ワールド・イズ・マイン〉──命掛けで鳴らされるパンク・ロックが幾度となく聴き手の胸を熱くさせる。久々にスタパンを聴くリスナーも熱狂的なファンも度肝を抜くであろう衝撃作だ。(逆井)






2/3 Release

MASSIVE ATTACK“HELIGOLAND”
EMI Music Japan / TOCP-66942

 なんと実に7年ぶり、5枚目のスタジオ・アルバム『ヘリゴランド』をリリースするマッシヴ・アタック!参加アーティストも今まで以上に超豪華だ!ブラー/ゴリラズのデーモン・アルバーンが艶かしく歌う“サタデー・カム・スロー”、ここでは、ポーティスヘッドのエイドリアン・ユーティレーがギターを!とにかくマッシヴの独特な妖艶な世界を魅せてくれるアルバム!夏あたり、彼らのショウを是非見たいものだ!(LIMO)






2/17 Release

blur“ALL THE PEOPLE”
EMI Music Japan / TOCP-66935/36

 昨年、電撃復帰し再始動したブラー。彼らの9年ぶりに行われた全英ツアーの中で、伝説のハイド・パーク公演と言われたライヴを初CD化!聴きたかった“フォー・トゥモロウ”“ケミカル・ワールド”ラストには“ザ・ユニヴァーサル”!!もう10年前にトリップしてしまいます!全世界、初回限定生産&日本盤には4大特典付き!しかし、ますますライヴが観たくなってしまいます!お願い!日本にも来日して!(LIMO)






Now on sale

THESE NEW PURITANS“HIDDEN”
DOMINO/HOSTESS / WIGCD241J

 静寂なブラス・セクション“Time Xone”から、ものすごい強迫観念に追われたような迫力あるパーカション。この2曲を耳にしただけで、確実に前作より成長し、進化したことがわかるジーズ・ニュー・ピューリタンズの新作『ヒドゥン』。まるで、アートのような音の波。このアルバムを聴いていると、自分がどこか未知の世界に導かれて行く感じがする。神秘的でいて謎めく彼ら。ボーナストラック2曲入り。(LIMO)






2/10 Release

BLOOD RED SHOES“Fire Like This”
V2/CO-OP/HOSTESS / VVR730627J

 ローラ(Vo/Gt)とスティーヴン(Vo/Dr)の男女デュオ、ブラッド・レッド・シューズ!彼らのセカンドアルバム『ファイアー・ライク・ディス』が日本先行リリースされる。シングル・カットの“Light It Up(M-2)”の後半の盛り上がりは、思わず一緒になって大声で歌いたくなるのだが、それを現実に出来る一夜限りの来日公演が決定!2/15(月)東京・代官山UNITにて行われる。2人の迫力あるステージは必見!(LIMO)






2/10 Release

OWL CITY“Ocean Eyes”
UNIVERSAL MUSIC INTERNATIONAL / UICP-1195

 なんとも言えない優しい囁きヴォイスの持ち主、アダム・ヤング率いるアウル・シティーの新作『オーシャン・アイズ』が到着!もちろん全米シングルチャート1位を獲得した“ファイアーフライズ”の収録。眠れない日々が続いたアダムが書き続けた楽曲は、どれをとっても心地よく、一種のエレクトロ版、子守唄のよう。誰もが夢中になるのがわかる。甘くてやさしい睡眠誘導サウンド!オススメです!(LIMO)






Now on sale

CHARLOTTE GAINSBOURG“IRM”
WARNER MUSIC JAPAN / WPCR-13727

 べックとシャルロット・ゲンズブール。まず、取り合わせが、何より素晴らしい。そして、その二人がエスニックなビートで、音楽を紡ぎあげるのが、また面白い。しかし、決して「出オチ」にはならない作品である。カヴァー曲1曲以外は、全てべックの手によるもので、リズムをまず作り、それをシャルロットに聴かせていくところからスタートしたという。常に両親の影が付きまとうシャルロットの、リラックスした歌声がいい。(林)






2/17 Release

JAMIE T“KINGS & QUEENS”
VARICOUNT Records / NFCT-27189

 「UK版ベック」はたまた「一人ビースティー・ボーイズ」と言われ、いまイギリスで大ブレイク中のジェイミー・ティー!その大注目の彼のデビュー・アルバム『キングス・アンド・クィーンズ』は、ラップあり、ロックあり、レゲエありと、とにかく聴いていて楽しい!バラエティ豊富で音楽的センスも抜群!日本盤は5曲のボーナス・トラック入り。是非ともこの夏、日本のフェスに登場して欲しい一人だ!(LIMO)






2/3 Release

Beach House“TEEN DREAM”
BELLA UNION/COOP/HOSTESS / BELLACD160J

 ボルチモア出身のアレックス(Gt, Key)と、パリ生まれで映画監督ミシェル・ルグランの姪でもあるヴィクトリア(Vo, Organ)によるポップ・デュオ、ビーチ・ハウスの3rdアルバム。アンニュイでフォーキーな歌声と、オルガン、スライド・ギターが織りなすのは、60年代のポップス黄金期を想起させる、どこまでもマジカルでドリーミーなポップ・ソング。M3“Norway” のサイケデリアに包まれ、夢の彼方へ一瞬でトべる。(近藤)






2/10 Release

武藤昭平“トゥーペア”
tearbridge records / NFCD-27256

 ソロ名義は遂にフル・アルバムへと到達。ウエノコウジ、クハラカズユキ(The Birthday)、會田茂一、柏倉隆史(toe)、大森はじめ(東京スカパラダイスオーケストラ)、山崎まさよし、FPM、吾妻光良といった超豪華で意外なアーティストが参加。山崎まさよし?FPM??というクエスチョンを浮かべて方、わかります。こういう意外性あってこそのソロです。昭平兄貴がヴォーカリストとしての魅力を最大限に活かした激シブな一枚。(松木)






2/17 Release

清竜人“WORLD”
EMI Music Japan / TOCT-26934


 圧倒的なクオリティーとセンスを持つ清竜人のセカンド・アルバム。決して野太い声ではないのに、どちらかといえば今にも折れてしまいそうな繊細な声の持ち主なのに、あまりにも赤裸々な感情と言葉が乗ると物凄い迫力で迫ってくる。その純度は増していて、独創的な楽曲が生々しい現実を音楽として形づけていく。実は物凄く強力な黒幕が潜んでるんじゃないかってぐらいのクオリティー。名盤のファーストをゆうに超えた傑作。(松木)






2/10 Release

THE BACK HORN“エモーションピクチャー Vol.2”
SPEEDSTAR RECORDS / VIBL-589

 2004年以降のバックホーンの歴史をたどる珠玉のビデオクリップ集。暗がりの海岸での演奏風景をモノクロで映し出す“コバルトブルー”、全く異なる2バージョンが制作された“美しい名前”、この作品のための撮り下ろしとなる“何もない世界”などなど、計13曲+αの映像世界を楽しめる。YouTubeなどでしか見られず苦い思いをしていた人も、これでもう大丈夫。バンド初の歌詞集『生と死と詞』(新曲入りのCD付き!)も同時リリース。(柳)






2/24 Release

the brilliant green“LIKE YESTERDAY”
WARNER MUSIC JAPAN / WPZL-30171(初回限定盤), WPCL-10760(通常盤)

 そう、ブリグリはこの独特なメロディーラインの中にあるポップセンスが抜群のバンドだった。“そのスピードで”や“長いため息のように”のような、まさに彼らの王道をいく名曲の誕生といえる新曲『LIKE YESTERDAY』。壊れそうな歌声が展開する恋物語がギュッと胸を締め付けるこの感じ。弱々しいのに「あなた」を想う気持ちは凛と強くて、ふわっとしたメロディーがつつみ込むこの感じ。これぞ、the brilliant greenの一曲。(松木)






2/10 Release

Droog“Droog”
redrec/sputniklab inc. / RCSP-0019

 黒猫チェルシーが登場した時も思ったが、やっぱ、ティーンネイジャーの鳴らすロックンロールってだけで信じられる。使い古されたロックのフォーマットに、九州は大分の18歳のガキどもが衝動を音に乗せ鳴らすだけで、こんな新鮮に響くのは邪念が無いからだ。イギー・ポップとピストルズとプライマル・スクリームが渾然一体となって押し寄せるような音塊に“汚いお尻”“アイラブユー”“全滅ロック”といった歌が突き抜ける!(田代)






2/17 Release

People In The Box“People In The Box”
CROWN STONES/残響record / CRCP-10243

 ピープルの初シングルとなる本作、なんとシングルであるにも関わらず「Sky Mouth」とタイトルが。そこからは作品の存在自体に意味があるということ、つまりこの作品が「企み」であることが見てとれる。導入となる“生物学”に始まり、“天使の胃袋”でピープルらしい美しくも中毒性のあるポップネスが弾けたかと思えば、続く“冷血と作法”では実験的な曲展開も。シンプルながら多彩な表情を見せる、憎い一枚。必聴だ。(中里)






Now on sale

Straw“tiramisu'”
KIRAKIRA RECORDS / KRCL-136

 大阪発の3ピース・ロック・バンド。活動歴は意外と長く、2004年に結成、大阪を中心にライブ活動を展開、頻繁に最近は都内ライブハウスに出演しているようだ。全6曲入りのこの作品は、彼らのバンドの持ち味を存分に堪能できる、いわば名刺代わりの一枚と言えるだろう。浮遊するメロディーライン、世界観がしっかりとした歌詞がいい。バンド・アンサンブルもしっかりとしているので、これからのベクトルの向きが楽しみ。(林)






Now on sale

D.W.ニコルズ“春風”
binylrecords / AVCH-78009

 彼らは正しいことを歌う。それはもう「道徳」と言えるほど真っ直ぐだ。先月号の取材で知ったが、わたなべだいすけ(Vo/Gt)は、生徒会長をやっていたと言う。しかも立候補してまで。そこで合致した。不良で危険で狂ってるだけがロックじゃない。卒業をテーマにした“春風”。親子の絆を歌った“せがれ”。その名も“ラヴリー”など、ニコルズから醸し出されるピースフルな雰囲気は逆に扇動的とも言える。ニコルズの音楽は正しい。(田代)






Now on sale

Any“羽のさなぎ”
YOU&ME RECORDS/ROCKER ROOM / YAMR-003

 現在、二十歳の大学生という3人組が鳴らす音は、どこまでもナイーブで、夢見がちで、可愛らしさすらある。まるで無菌室で育てられたような線の細い歌声だから、守ってあげたい気持ちも芽生えるほど。が、2枚目のCDともなると“アイデンティティ”といった逞しい歌も誕生した。“ビー玉”の躍動感も力強い。それでも充分頼りないけど、架空の国で妄想を繰り返す歌は、現実世界で打ちのめされた僕らに、優しく降りそそぐ。(田代)






Now on sale

サカナクション“アルクアラウンド”
Victor Entertainment / 初回盤(4Tracks) VICL-36553, 通常盤(3Tracks) VICL-36554

 初めの30秒で連れていかれてしまう。クラブ的要素とロックが融合した独特の創造世界へ。「アルクアラウンド」はkissmarkのCMで起用されたので耳にした人も多いだろう。音にもまして惹きつけられるのが「何が不安で何が足りないのかが解らぬまま」とも歌う、全編に漂うピュアで素直な心情だ。潔さが清々しい。初回盤のみ、2009年の地元札幌でのライブを収録。3月にアルバムが発売、4月に全国ツアーと楽しみ!(みゆき)






Now on sale

河野丈洋“CRAWL”
NORAH RECORDS / NRCL-1

 GOING UNDER GROUNDのドラマーでリーダーでもあり、世間的には作家の角田光代と結婚したことでも知られる河野丈洋のソロ作品、第1弾! 元々、ドラム以外にもギター、ピアノ、ヴァイオリンなどを演奏するマルチプレイヤーである彼。本作はすべてセルフ・プロデュースで作られた。繊細な“わかりあえたら”から、力強い“点 線”。極上のラブソング“ひとつだけ”。更に母校の“上尾市立南中学校校歌”まで、全6曲収録。(田代)






Now on sale

JAGA JAZZIST“ONE-ARMED BANDIT”
BEAT RECORDS / BRC-248

 ノルウェー発、9人組インストバンド、ジャガ・ジャジストが通算6枚目のアルバムをリリース。自国では国民的バンドとして絶大な人気を誇り、ポストロック/エレクトロニカ/ジャズを軸に、ジャンルを越境して北欧の音楽シーンを牽引する彼ら。スリリングなアンサンブルに、電子音が絡まり、音の波が奔流となってほとばしる。ミキシングはトータスのジョン・マッケンタイアが担当。精緻な音像に耳を傾けてみて欲しい。(近藤)






2/10 Release

Turntable Films“Parables of Fe-Fum”
Second Royal Records / XQGE-1023

 京都出身&在住の4人組Turntable Films。08年、本格的に活動開始。自主音源が話題となり、09年にはMINAMI WHEEL等の関西大型イベントに出演。期待高まる中リリースする待望のDebut Mini Album。グッドメロディ、フレッシュなアレンジ、心地よく緩いハッピーな空気感。包み込まれ、そそられ、日常のどこにでも入り込んでくる聞きやすくて楽しい1枚。関西中心で行われているライブの楽しさも秀逸。4月には東京も。(佐々)






2/17 Release

TWO DOOR CINEMA CLUB“Tourist History”
KITSUNE JAPON / PCDT-7

 北アイルランド出身のドラム・レス・バンド、TWO DOOR CINEMA CLUB。昨年のブリティッシュ・アンセムズでも各方面絶賛のライブを披露した彼らが満を持して、新たに設立されたレーベル「KITSUNE JAPON」よりデビュー。お馴染みの大ヒットコンピ、「KITSUNE MAISON」でもエッジーなアーティスト達の筆頭として取り上げられている彼ら、なんと弱冠20歳!まずはこの1stアルバムで彼らを感じて、そして期待していよう。(林)






2/24 Release

PLASTIC GIRL IN CLOSET“TOY”
Only Feedback Record/camp / DQC-437

 男女2人の佇まいがまるでマイブラのケヴィンとビリンダを彷彿させる、盛岡を拠点に活動しているシューゲイザー・バンド。最近のシューゲイザーは、下を向いて靴を見つめたまま演奏するわけではなく、しっかり前を向いて演奏するようだ。じゃなきゃ、こんなポップなメロディ出てきやしない。もう陰鬱な雰囲気に浸るのは飽き飽きだ。歌詞だって、他愛もない妄想を歌ってるようで、世界に向けてのアジテーションに聴こえる。(田代)






2/17 Release

VIVASNUT“HEY! WORLD”
EVIL CHILD RECORDS/PCI MUSIC / EVCD-001

 香川・高松から昨年、東京に拠点を移し、より本格的な活動を展開しつつあるメロディック・パンク・バンド。これまでに10-FEET、GOOD 4 NOTHING、dustbox、locofrankらと対バンを繰り広げて鍛え上げられたゆえか、キレの良さ、怒濤のスピード感とメロディの心地よさが、この1stアルバムに結実された。完成度の高い全8曲は、単調にならず何度も聴ける。リリースツアーは全国50本を予定!当然、ライヴも必見!(田代)






2/3 Release

乍東十四雄“しょうがep”
Mule Records / ANTX-1021

 伊豆のカリスマ乍東十四雄(サトウトシオ※バンド名!) 1年振りの新作が到着。素っ頓狂POP炸裂で話題となった1stアルバム『乍東十四雄』全国リリース後、東京を拠点にライブ活動。メンバーチェンジを経て更に進化も。この独特のクセのあるPOPミュージックは、一度ハマったら抜け出せないっ!? 2/6に下北沢Club QUEでレコ発イベント「まんなか vol.2」を開催。アナログフィッシュ、tobaccojuiceも出演! (佐々)






Now on sale

BALZAC“Complete Legacy of Evilegend The Best of Balzac”
DIWPHALANX RECORDS / PX-204, 205

 国内のみならずアメリカ、ヨーロッパなど海外でもリリース、ツアーと精力的な活動をコンスタントに行うホラーパンクバンドBALZACの、92年の結成から現在までの代表曲を44曲収録した国内初のベスト。最新録音バージョン、未発表バージョンを含む、全曲が現メンバーによる音源。完全保存版であり、新たなるLEGENDとなる1枚はファンはもちろん初心者もMUST BUY! 3月にはGNz-WORDとの2マン東名阪! (佐々)






2/3 Release

ANTI NICE“ALL OF OUR FEELINGS”
KNOCK OUT RECORDS/JAPAN MUSIC SYSTEM / KORD-1

 デモCDを手売りで2000牧以上販売、TOWER RECORDSコンピ、JUNGLEGYMコンピ等に収録、インディーズシーンで大注目を集める2010年最重要バンドの1つと言える横浜発ANTI NICEの待望の1st Full Albumは、いくらSHORT TUNE とは言え、出し惜しみなく全てが注ぎ込まれた、何と20曲収録!! 台風もF1も顔負けの疾走感で全身&魂、根こそぎ持っていかれます! 2/11横浜CLUB Lizardでライブあり! (佐々)






Now on sale

BIRD-FLU“13 Sided Dice”
Baby Rock Diamond / brbc-1002

 イギリス&ドイツのハーフのヴォーカルTimと19歳の日本人2人によるスリーピースバンド、バードフルーの待望の1st Album。彼ららしく、メロコアからスカまで自由気まま、やりたい放題やった13曲、確かにどの曲も違う面を見せ、『13 Sided Dice』(13面のサイコロ)というタイトルに納得! 3人乗りの「黒船」の満を持しての来襲はインディーズシーンを大きく騒がせること間違い無し! 覚悟して受け止めろ!(佐々)






2/3 Release

Supe“The LIST”
BUDDY RECORDS / DLCR-10021

 日本のみならず、USを拠点に規格外な活動を続けているSupe。昨年10月リリースのミニアルバム『The BLACK』は、アメリカでの活動がそのまま反映された、メタルの影響すら窺えるヘヴィな音塊が強烈な1枚だった。それから4ヶ月、今度はヘヴィでメロウな8曲入りアルバムが登場! 遂に2枚でSupeの全貌が明らかに! 本作は全曲アリゾナ・レコーディングでKihiroのネイティヴなVoも相まって、洋楽を聴いてるようだ。(田代)






2/13 Release

ナードマグネット“Laika Barks”
CODE RECORDS / CRCD-001

 大阪を中心に2007年より現メンバーで活動するナードマグネットの最新音源。ひねくれ POPに乗せ、一貫して詞のテーマとして孤独を歌う。曲調は様々ながら終始漂う切なさと寂しさに胸がしめつけられる。壊れ物のように透き通った曲調と相反する激しいライブパフォーマンスも人気。2/13には扇町para-diceレコ発3マンイベント! そして10カ所以上のツアーを経て3/27にはホームである中津Vi-codeにてFINAL!(佐々)






Now on sale

YOSHIKA“REDWOOD TREE”
Grand Trax / GTCA-29

 2005年にメジャーデビュー。翌年1stフルアルバム『timeless』でオリンコンチャート初登場20位を記録。その後、結婚、出産を機に一線を退いたが、2008年12月に復活し今作に至る。全編アコースティックでいながら、飽きの来ないサウンドに仕上がっている。リラックスした歌い回しが、透明感の中に強さを感じられる。ケルトの民族音楽のようにも聴こえるトラックは秀逸。良い意味この人は、J-POPとは一線置いてますね。(浅井)






Now on sale

BIGBELL“I am the Earth / うた”
TEICHIKU ENTERTAINMENT / TECT-1043

 クラシック出身のピアノ&ボーカルデュオ“BIGBELL”の新曲が完成。今作は『うた』(テレビ朝日系「旅の香り」テーマ曲)、『I am the Earth』の2曲のダブルA面となっており、とりわけ『I am the Earth』は、某企業からのエコソングの作曲依頼から作られた曲であり、普段から児童養護施設の音楽教室などのボランティア活動を行っている彼らにとっては思い入れの深い曲だ。至極のメロディーに癒されるとは正にこの事だろう。(浅井)






2/17 Release

C&K“CK STYLE”
NSV/Village Again / VNS-0002

 歌声を聴いているだけで、幸せな気持ちになる。2006年デビューのCLIEVYとKEENのふたり組ジャム・ユニット♪が3枚目のアルバムをリリース。レゲエ、ポップス、ディスコ、ソウル、果ては日本の歌謡曲と何でもOKと言わんばかりのいろいろな音が見え隠れする。発見が楽しい。音楽好きなお互いの両親からの影響が大きいらしい。朝から聞けば一日うららかな気分でいられるぞ。3月の全国ツアーも発表されました。(みゆき)






Now on sale

V.A.“TOKYO FLASH COLOR”
CANDY SOUL RECORDS / CSRD-1001

 →SCHOOL←矢野晶裕プロデュースの東京エレクトロック男子コンピレーションアルバム。O/K computer(PLANEキクチ他) 、nano sound museum (ex.KOHL)、modestock、wada"TJ"taijyu (ex.hare-brained unity)、Hi-5、maniac studio(ex.SEPA)、そしてもちろん→SCHOOL←の7組の各1曲ずつを収録。最新最速のキラッキラのエレクトロポップが色とりどりに溢れ出し、聴く人をハッピーにします! (佐々)






2/3 Release

RHYMESTER“マニフェスト”
Ki/oon Records / KSCL-1546〜1547(初回盤), KSCL-1548(通常盤)

 ヒップホップファンのみならず、音楽ファンが渇望したライムスターの新作は復活のマニフェストを掲げる、その名も『マニフェスト』。復活の鐘を鳴らした“ONCE AGAIN”からスタートし、ヒップホップというジャンルへの愛と本気で向き合う14曲。この振り切り方は本当にかっこいい。もういい加減メインストリームに彼らが立つべきではないだろうか。四十の大人が本気で唱える“ラストヴァース”に魂が揺さぶられる。(松木)






Now on sale

DEXPISTOLS&ROC TRAX“LESSON.06“ROC TRAX JAM””
Third Culture/ROC TRAX / RCTX-0001


 ストリート・カルチャー・シーンから生み出された2ピースDJバンド、DEXPISTOLSが、信頼する仲間ROC TRAXクルーと共に世に送り出すコンピ、その名も『LESSON.06 “ROC TRAX JAM”』。今回は、自らの新曲、そしてM.S.K、MYSS、GALBITCH、GAINSなど、ROC TRAXクルーの音源をコンパイル。音源制作、ダンスフロアーも含め、精力的な活動を見せる彼ら、そしてROC TRAXクルーから、今年も目が離せない。(林)