[SPECIAL FEATURE] ROCK'A'TRENCH×SCLOVER 3 RIDERS対談


 2月27日に札幌で行われるスノーボード国際競技会『TOYOTA BIG AIR』に挑む、日本を代表するプロ・スノーボーダー・チーム、SCLOVER 3 RIDERS。そのリーダー的存在の石川敦士と、同大会のテーマ・ソング“ビューティフル サン”を手がけ、大会当日にはライヴも行うロック・バンド、ROCK'A'TRENCHのフロントマン、山森大輔。同世代のふたりの対談が実現! “ビューティフル サン”のミュージック・ビデオにSCLOVER 3 RIDERSがライディング映像で出演するなど、親交を深めている彼ら。意外にも共通項が多かったそれぞれの〈表現〉について語ってくれた。


■サーフィンとかスケートボード、スノーボードなどをやっている人に、音楽ファンは多いですし、実際にサーファーやボーダーのミュージシャンもたくさんいますよね。 

石川:
そうなんですよね。すごくたくさんいます。

■何か関係があると思いますか?

石川:
あると思います。根底では一緒なのかもしれないですね。発信する側として、すごく近い感じがします。たとえばサッカーとかは、勝負だと思うんですけど、スノーボードとかって、やっぱり表現することが大事だから、純粋なスポーツというのとちょっと違う気がするんです。

山森:
そうなんですよね。競技という面と、表現という面が混ざってるというか。

石川:
大会は競技でも、ビデオとかDVDとか、写真もそうですけど、そこはもう表現という領域ですよね。

山森:
前に僕、ジャック・ジョンソンとかがバーンと来た時に、すごく衝撃を受けたんですね。それまでの音楽と全然違う音楽だと思って。でも、よくよく調べてみたら、自分が知らなかっただけで、以前にもサーフィンに根差した素晴らしい音楽っていうのはあったんです。で、何が特別なのかなって考えると、サーフィンってひとつの表現だし、しかも自然の中でやるものだから、都会で暮らしてる人にはないような発想が生まれたりするんじゃないかなって。

石川:
そういうのは、すごくあると思いますね。山を滑る時、よく「ラインを刻む」って言うんですよ。まず山を下から見てラインをイメージして、実際に上から滑って、滑り終わってから、下から自分が刻んだラインを確かめるっていう。それはもう、アートに近いかもしれないですね。

■なるほど。で、これは愚問かもしれないのですが、ものすごいスピードで滑ったり、ジャンプしたり回転したりって、怖くないんですか?

石川:
怖いですよ(笑)。ファースト・トライは必ず怖い。でも、やってやるっていう気持ちもあって、そのバランスですかね。

■ちなみに山森さん、ちょっと違うかもしれませんが、ライヴって怖いですか?

山森:
はい。怖いなと思う時もあります。僕らは、肉体的なダメージはあまり受けないんですよね。まあ、コケたりとか、落っこちたりとかはしますけど(笑)。でも、いいパフォーマンスができなかった時や、いい評価を得られなかった時のことを考えると、すごく怖いです。自分に対して苛立つし、やってるのになんでわかってくれないだよって、悔しくなったりもするんで。

石川:
そっちのほうが怖いなあ。フィジカルよりも、メンタルのほうが。

山森:
でも逆に、いいパフォーマンスができて、それがちゃんと伝わった時の達成感は、何ものにも代えられない。だから、恐怖感があってもやりたいって思うんですよね。

石川:
うん、そこは一緒ですね。素晴らしいリアクションがあること。あれを経験しちゃったら、もうやめられない(笑)。ほんとにアドレナリンがすごく出るし、最高の快感です。

■TOYOTA BIG AIRは、ストレート・ジャンプでは世界有数の大会なんですよね?

石川:
そうです。外国人選手もみんな出たがる、メジャーな大会です。ライヴが行われる日がファイナ ルなんですけど、その日に出る選手は本当にすごいし、みんなが憧れてる場所ですね。

■ROCK'A'TRENCHの新曲“ビューティフル サン”は、大会のテーマ・ソングとして書き下ろされた曲なんですよね?

山森:
そうです。嬉しかったですね。もともとエクストリーム系のスポーツに使われるようなタイプの音楽が好きだったんで。ゆるいレイドバックした音楽にしても、パンクとかのストリート系にしても。

■これがまた、エッジがあって抜けがいい、すごくカッコいい曲なんですけど、石川さんは聴かれましたか?

石川:
はい。大会のエントリーをウェブからできるんですけど、ウェブに入ると、自動的に曲が流れるんですよ。で、そのウェブに入って、画面を何個か開いて見た後、閉じようとしたんですけど、どの画面を閉じても曲は消えないことになってた(笑)。

山森:
そうそうそう(笑)。

石川:
だからもう、頭の中に焼き付いてます(笑)。爽快感とか、すごくスノーボードに近い感じがしますね。

山森:
嬉しいですね、そんなふうに言ってもらえて。

■石川さんは、まずは一次予選があって、大会前日の最終予選をクリアすれば、出場決定。そしてROCK'A'TRENCHは、会場でライヴです。それぞれ意気込みを聞かせてください。

石川:
はい。絶対に優勝します!

山森:
お〜っ!

石川:
精神面を含めて、優勝できるっていうところまで自分を持っていって、大会に臨みます。

■準備は万端のようですね。

石川:
いや、これからなんですけどね(一同笑)。

■山森さんは?

山森:
このスポーツは、音楽とすごく根強く密着してるし、文化を背負ったスポーツだと思うので、こういう形でコラボレーションできるのは本当に嬉しいです。イベントに来た人に、スノーボードを見てアガってもらって、そして僕らの音楽でもアガってもらって、最高の日にしたいと思います。

 


世界最大級のスノーボード・イベント『14th TOYOTA BIG AIR』

招待選手5名(イェロ・エッタラ[FIN]、ティム・ハンフリーズ[USA]、リスト・マティラ[FIN]、アンティ・アウティ[FIN])含む、予選通過選手16名が、ストレートジャンプを競います!
大会会場:札幌 真駒内セキスイハイムスタジアム(札幌市南区真駒内公園3番1号)
日時:2/27(土) ※予備日2/28(日) 
開場 PM2:00  (ROCK'A'TRENCHがメインアクトに決定!) 競技開始PM4:30
主催:北海道テレビ放送  特別協賛:トヨタ自動車
【問】TOYOTA BIG AIR事務局 TEL: 011-842-5473(平日AM10:00〜PM5:30) 
www.toyota-bigair.jp


2010年 春の全国ツアー決定!!
【Steady Rock vol.6 〜春のライライラライツアー2010〜】

4/24(土) 仙台darwin
4/27 (火) 名古屋ボトムライン 
5/03(月・祝) 岡山CRAZYMAMA KINGDOM
5/04(火・祝) 福岡DRUM Be-1
5/09(日) 大阪Zepp Osaka
5/16(日) 札幌cube garden
5/20(木) 東京・赤坂BLITZ

チケット料金:前売¥3,500 / 当日¥4,000 ※各会場D代別 各公演一般発売4月3日(土)
※未就学児入場不可 ※12歳以下は保護者同伴の上、チケットが必要となります。
全公演1階オールスタンディング(※大阪・東京公演のみ2階指定席あり)
【問】ROCK'A'WAVE 03-5428-1969(平日12:00〜18:00) / rockawave@taisuke.co.jp

〈EVENT〉
■Livejack Special II 〜Stories-Drama×Songs〜
2/07(日)大坂城ホール

■『広島文化学園大学・短期大学 presents MUSIC CUBE 10』
3/20(土)広島CLUB QUATTRO

■AKAGANE MARINE ROCK FESTIVAL
3/21(日)愛媛 マリンパーク新居浜

〈Radio〉
■絶賛オンエア中!!

TOKYO FM / FM OSAKA 
「BODYWILD presents ROCK'A'STOCK 〜Positive Switch〜」
毎週土曜 20:30〜20:55

 

 ROCK'A'TRENCH Profile

●山森大輔(Vo/Gt)、畠山拓也(Trombone/Key)、河原 真(B)、豊田ヒロユキ(Gu/Cho)、オータケハヤト(Ds)の5人からなる「ロッカトレンチ」。2006年11月結成!バンド名は、リスペクトするミュージシャンの一人であるボブ・マーリーの名曲「Trench Town Rock」の「音楽があれば痛みは感じなくなる」というメッセージに強く共感し命名。2007年に1stマキシ『Higher』でWARNER MUSIC JAPANからメジャー・デビューを果たす。その後、全国ドラマ「メイちゃんの執事」の主題歌“My SunShine”が大ヒットを記録。2009年7月には待望の1stアルバム『ACTION!』もリリースし、オリコンアルバム・ウィークリーランキングでは初登場9位。その勢いは更に加速し、昨年夏は全国の夏フェス&イベントをほぼ制覇(16ヶ所)。9月からの全国14ヶ所、ワンマンツアーも大成功に終わる。独自のエンターテイメント性を兼ね合わせたライブパフォーマンスと変幻自在なオルタナティブ・サウンドで今後も注目されるロックバンド。
http://rockatrench.com

※1stアルバムから約半年、待望の新曲“ビューティフル サン”が、『14th TOYOTA BIG AIR』のテーマソング/CMソングに決定!そのイベントに、メインアクトとして出演も決定!

 

 

 SCLOVER 3 RIDERS Profile

●1998年に島田 聡、田中暢二、杉元 明の3人で結成されたスノーボードチーム(他は石川敦士、関 智晴、関 功、戸田 聖輝)。「スノーボードにおける、滑りのスタイルを重視したチーム作り」「SCLOVERをチームとしてのブランドとして確立させ、様々な活動(DVDの販売やアパレルの販売、スキー場におけるパークのプロデュース、ゲレンデのクリーン活動等)をしていく」「プロスノーボーダーを目指す若いライダーの育成」をコンセプトに掲げ活動中。ライダー各々がメーカーと契約をし、様々なメディアへの露出や、日本や世界で行われる大会(NISSAN X-TRAIL JAM、TOYOTA BIG AIR 等)に出場。石川敦士が6年連続NISSAN X-TRAIL JAM出場、2007年度に行われた世界と日本のトップライダーが集結するTHE SLOPEで優勝するなど各ライダーが様々な実績を残している。また、スノーボードメーカーからのデザインの依頼や、ショップとの連携でゲレンデのクリーン活動を行うなど、スノーボード業界の活性化につながるよう、様々な活動を行っている。
www.sclover3.com

※SCLOVERのチームとして、DVDのタイトルとしては10作品以上の作品をリリース。2009年発売のDVD『LOVELIFE』は現在、海外・国内のスノーボード・ムービーの中でトップ・セールスを記録。