エレファントカシマシ コンサートツアー2009“昇れる太陽”
5/22 Fri @ Zepp Tokyo

そして太陽は、輝きながら昇った。

 先月、まさにこのコーナーで武道館のレポをしたのだが、今月もやります。コンサートツアー2009“昇れる太陽”ZEPP東京公演。単独公演で、二か月連続でレポするなんて、ひょっとしたら初かも知れない。で、前日21日、22日と二日間の公演だったわけですが、思いっきりセットリストが違うとのこと。21日が諸事情で観れなかったのが悔やまれる。暗転、そして石森さんが登場、“ジョニーの彷徨”のトラックが会場に流れる。満場の拍手、歓声の中、メンバー全員がステージに。“こうして部屋で寝転んでるとまるで死ぬのを待ってるみたい”からライブがスタート。この緊張感。ゾクゾクする。“悲しみの果て”“新しい季節へキミと”。一曲終わるごとに、まさに怒涛の歓声と拍手だ。ニューアルバム『昇れる太陽』の中から“おかみさん”“ネヴァーエンディングストーリー”も披露。ライブで聴くと、またこの曲の持った違った側面が聴こえてくる。“ハナウタ〜遠い昔からの物語〜”“ジョニーの彷徨”も素晴らしかった。そして、少しの間があり、宮本さんが何やら指示をしているようだ。セットリストを急きょ変更したと思われる“ガストロンジャー”。ギターイントロが響いて、赤い照明がステージを照らした瞬間、一丸となった会場には拳の花が咲く。そこから“to you”“笑顔の未来へ”。宮本さんが富永さんにアクション、テンポを少しアップ。本編最後の“Sky is Blue”では宮本さんのスライドギターも。アンコールでは“太陽の季節”、そして“絶交の歌”のさわりを少し──“今宵の月のように”。最後は気迫の“ファイティングマン”。ということで、この日のMCにあった、『奴隷天国』の再発、僕も心から希望します。(林)

出演:エレファントカシマシ




LACHIC presents SAKAE SP-RING 2009
5/30〜31 @ 名古屋CLUB QUATTRO / OZON / SPIRAL / NAGOYA Blue Note / CLUB Zion / 他 全12会場

日本の中心・名古屋の中心・栄に167組が大集合!

 今年で4回目となる名古屋のビッグイベント!11会場同時開催ということで、どう回ろうか楽しい悩みで何週間に渡り悶絶。そして迎えた初日はSPYAIRでスタート! バンドもオーディエンスも弾け、最高の幕開け。新体制のマタニTVはBa.まことの動きが俄然良くなり、全体的によりアクティブなパフォーマンスに。相変わらず楽しませ上手!! 初めて見たJam-9の美声と楽曲に惚れこみ、思わず終演後、話しかけてみたり。ライブ前後に出演者がウロウロ(!)してるのもこの手のイベントのお楽しみですよね。双子ミュージック・双音家は久しぶりだったけどスゴく良くなってる!! 双子故か絶妙にリンクする声の優しい響き。そして関西ならでは!?の芸人バリのMCも楽しい。熱い血潮、男気あふれるライブで存在感を魅せつけたレジオキング。人気あるのわかるわぁ、と思わせられたschool food punishment。名古屋ガールズVo.シーン実力派のアッパーグラウンドにID:69。そしてラストはHundred Percent Free! 格好良すぎ!! そして2日目。VOMIT Wrathの力強いライブに後ろ髪引かれつつSpecialThanksにハシゴ。やっぱいいわー! そして初見のあのわのチェロVo.に吸い寄せられ、竹内電気、GLORY JACKPOT SYSTEM、CHERRYBLOSSOM、coldrainと、これまた最愛名古屋バンド達を渡り歩いてハッピー!! 大ラスはTHE BAWDIES…の予定が入場規制!! 何とかラストの曲の途中でかろうじて入れました!欲張って走り回り、2日間で30バンドを満喫し、大満足!! (佐々)

出演:1000say/ i GO/ID:69/Aira Mitsuki/ARU/UPLIFT SPICE/a flood of circle/うたまろ/うるふ/OCEANLANE/オレスカバンド/Cure Rubbish/GLORY JACKPOT SYSTEM [写真左上]/coldrain/THE BAWDIES [写真右上]/Jam-9/SPYAIR/Special Thanks [写真左下]/双音家/ 竹内電気/tobaccojuice/たむらぱん /CHERRYBLOSSOM/鶴/detroit7/DOPING PANDA/のあのわ/No Regret Life/VOMIT Wrath/Hundred Percent Free [写真右下]/PINKLOOP/FUNKIST/FoZZtone/プリングミン/BobLife/マタニTV/MORNING GLORY/LOVE LOVE LOVE/レジオキング/他




JUICE 10th Anniversary Events CLUB CREATURES
5/31 Sun @ 渋谷 O-EAST

皆様、ありがとうございました!5/31、O-EAST無事終了!

 最初に、この日に関わった全ての皆様に 「ありがとうございました!」をお伝えしたいです。ゆっくりプランを練る間もなく、色々な方々にご相談しながら組んで行ったこのイベント。スタッフの方々のご協力なくしては、この日のイベントはあり得ませんでした。そして、快く出演を快諾してくださったアーティスト、ならびにアーティスト・スタッフの皆様。さらには、本当に長時間に渡るイベントにも関わらず、最初から最後まで会場で音楽を楽しんでくれたお客様。本当にありがとう。トップバッターを務めてくれた、いつも普段僕のイベントに出演してくれるLOSCUS、どこで観てもLOSCUSだったよ。ツアー中に駆けつけてくれたラムランプ。本当にご無沙汰でした、進化したTHE SPIN。革命をステージで起こしていたjazzneko。いつも最高のロックンロール、THE NEATBEATS。数回目のライブにも関わらず堂々のステージ、THE TALKS。さすがのライブでした、nil。そして最高のステージ、たくさんのコブシが上がっていました、猫騙。浜辺さん、いい音楽をありがとうございました。カーネーションは貫禄のステージ。この日のトリの大役を快く引き受けて下さったHHR THRILL LOUNGE、本当にいつもありがとうございます。そして本当にいつも最高のロックンロール。大好きです。お天気もなんとか持ってくれて──いろいろな方々、ロックンロールの神様、森羅万象、本当に何度も「ありがとう」です。ライブハウスで、10周年イベントは続きます。また会いましょう。(林)

出演:HHR THRILL LOUNGE [写真上]/カーネーション/jazzneko/THE TALKS/THE SPIN/nil [写真下]/THE NEATBEATS/猫騙/ラムランプ/浜辺シゲキ(with MABO[The88]/クスベシンヤ[Radio Caroline]/TONE[Tone Quartet])/LOSCUS




METRO STATION with HEY MONDAY
6/4 Thu @ 渋谷CLUB QUATTRO

フォール・アウト・ボーイも認めた注目のバンドが共演!

 今年2月にフォール・アウト・ボーイのサポートで初めて日本でプレイし、彼らのファンも魅了したヘイ・マンデーと、“シェイク・イット”で大ヒットを飛ばしているメトロ・ステーション、この注目の新人2組のライヴが行われた。まず、ヘイ・マンデー!この日の彼らは前回より遥かに成長したステージを魅せてくれた。相変わらず超キュートなキャス!彼女のヴォーカルは表情があって夢中になる。メンバー全員が終始ニコニコ!観てるこちらまで自然と笑顔になり身体が動く。マンデー・マジック!とでも言おうか、本当に彼らには惹きつけるものがある。“ホームカミング”のイントロが流れるとファンは大興奮!メンバーとファンが一緒に楽しむことができたライヴ、そしてファンもメンバーもキラキラ輝いていた。続くメトロ・ステーション! 彼らがステージに現れると女の子たちの黄色い歓声が沸きあがる!そして初めて見るうわさのトレイス!ほぼ全身タトゥーと身長の大きさに驚いた!今にもオーディエンスに飛び込むんじゃないかと思うほどのパフォーマンス!メイソンの迫力あるヴォーカル、そしてブレイクのシンセも負けちゃいない!ファンも最初からノリノリだったのだが、大ヒット・ナンバー“シェイク・イット”でほぼパニック状態に!!トレイスもマイクスタンドについてるピック(何十枚も!!)を飛ばす飛ばす!無くなったと思ったら予備のピック付きマイクスタンドが!両バンドともものすごく楽しませてくれたパ−ティーだった。 (LIMO)

出演:HEY MONDAY [写真左]/METRO STATION [写真右]
Support Act : KOOPA(from UK)




knotlamp
Sing against the stream TOUR 2009 FINAL ワンマン
6/11 Thu @ 渋谷CLUB QUATTRO

すべてを受け止めて、大事なものを守れるように。

 満員御礼。あまりの人の多さと熱気でフロアからは終始湯気が立ちこめていたknotlamp初の東京ワンマン。すごく当たり前のことでもやっと歩き始めた子供のように、彼らは純粋無垢に、目の前に広がるこの現実を受け止めようとする姿が印象的だった。もしかしたらもっとクールなスタイルで堂々と構えていればいいのかもしれない。それでも、彼らは目の前で何かと闘いながらも最高の笑顔を振りまくオーディエンスを見つめては受け止め続けている。これは愛に満ちあふれた迎撃。バンドキッズだった自分達との目線をさらに合わせていこうとしている。おそらく高いステージに上れば上るほどにその想いを高めていくバンドなんだろう。終盤の“Last Train”、“遠くへ”、“A Star Tribe”といった定番ナンバーでのフロアの合唱は圧巻だったし、「おまえら狂っとるな、絶対おかしいやろ」なんていうボーカルKEITの褒めてんだかなんだかわからない投げかけにフロアから「おまえもな〜」と呆気なく交わされるやり取りなど、とにかく心あたたまる瞬間がたくさんあった。鋭くなればなるほどに優しくなっていくこの感覚は人生を映し出すリアルそのものなんだろうな。アンコールではメンバー全員がフロアに向かっての逆ダイブ(一番キレイに決めていたのはギターのTETSUNARIでした)があったり、ダブルアンコールでは、初期ナンバーの“Flag”を披露。すべてをなくしても大事な何かを守れるように。真実は確かにここにあった。そんなライヴだった。(松木)

出演:knotlamp




BG MAGAZINE&JUICE&Rooftop&SHINJUKU LOFT presents 『UNITED FRONT』
6/12 Fri @ 新宿LOFT

フリーマガジン3誌による合同イベント、次もあるのか?

 BG MAGAZINE、Rooftop、JUICEという3誌の音楽系フリーマガジンの編集部から1バンドを選出し、更に新宿LOFTから選出し、計4バンドが出演。有りそうで無かった企画だと思う。タイトルの『UNITED FRONT』とは〈共同戦線〉の意。JUICE選出のバンドはBUGY CRAXONE! ブージー以外は考えられなかった。なぜなら、編集部員のほとんどが好きなバンドだから。この日は、まず各編集部の3人によるトーク・セッションからスタート。Rooftopの椎名さんの軽快なトークに比べ、ろくな話もできない自分が残念。ライヴはBG MAGAZINE選出のVeni Vidi Viciousから始まる。気怠さを伴ったロックンロールが掻き鳴らされる。ステージ上で次に演る曲を相談する4人。その大胆さ、最高だろ。続いてRooftop選出の吉田肇(from panicsmile)。当初ソロの予定が急遽バンドでのライヴとなった。佐野元春の“VISITORS”、ジャックスの“時計をとめて”、ルースターズの“LADY COOL”等を独自の解釈でカヴァー。フロアの空気が変わった。続くLOFT選出のRadio Foundationは初めて観たが、初期パンクからニューウェイヴの匂いが感じられたバンドだった。トリは我らがBUGY CRAXONE。7/15にデビュー10周年を記念したアニバーサリー・アルバム『チーズバーガーズ・ダイアリー』を発売するのもあり、そこから新曲2曲を含む、普段とはちょっと違う選曲が新鮮。僕ら編集部の近藤、高橋、田代の3人はお揃いのTシャツを着て盛り上がり、汗だくになった。そんな夜。次も開催されることがあれば、是非、参加の方向で。(田代)

出演:BUGY CRAXONE/Veni Vidi Vicious/吉田肇(from panicsmile)/Radio Foundation
DJ:椎名宗之[Rooftop]/藤坂綾[BG MAGAZINE]/高橋駿祐[JUICE]




THE ENEMY
ONE NIGHT SPECIAL GIG in TOKYO
5/21 Thu @ 渋谷CLUB QUATTRO

 4月にリリースしたセカンド・アルバム『ミュージック・フォー・ザ・ピープル』を引っさげ、ジ・エネミーの東京一夜限りのスペシャル・ギグが行われた。一夜限りとあって会場は溢れんばかりの人・人・人。1曲目はファーストからの“アウェイ・フロム・ヘア”!トムの独特なヴォーカルが会場に響くと、もう1曲目から会場が揺れる、揺れる! 続く“エレファント・ソング”“ハッド・イナフ”そして“40 デイズ&40ナイツ”!!最初からこんなに飛ばしていいの??というくらいの盛り上がり!!トム、アンディ、リアムの3人だけなのに、それ以上の迫力だ!“ディス・ソング”でジ・エネミーの音に対する壮大さを改めて感じた。続く“イッツ・ノット・OK”で、ベースのアンディがオーディエンスの中にダイヴ!!これにはファンも大興奮!トムもリアムもすっごい笑顔で楽しんでる!それら全部が伝わってくるライヴだった。サマーソニックでの再来日が今から待ちきれない!! (LIMO)

出演:THE ENEMY




MEANING×渋谷KINOTO presents...
「"MAGNICIDE" (Grind Hardcore Thrash from SINGAPORE/MALAYSIA) JAPAN TOUR 2009」

5/21 Thu @ 渋谷club 乙 -kinoto-

 心が震えた。アグレッシブ、且つメタリックなサウンドを爆音で響かせるハードコアバンド、MEANINGを初めて見た、あの瞬間を今でも覚えてる……と、のっけから個人的な想いを書いてしまったが、ホントにガツンとした衝撃を受けたのだ。高田雄一(Bs.)が加入したことも記憶に新しいMEANINGと、KINOTOの合同企画であるこの日。東南アジアのハードコアバンド、MAGNICIDEの来日公演ということもあって、会場は終始興奮状態だ(すっげぇ格好良かった)。全バンド印象に残っているが、トリを務めたMEANING は、この日も終始鬼気迫るステージを繰り広げた。HAYATO(Vo.)がフロアにブッ込んで歌う場面もあるなど常に好戦的な姿勢で挑む。観客と対峙しつつも、MCではMAGNICIDEのことを語る一面もあり──彼らの熱い人柄が表れたステージだったと思う。まだ荒々しい部分もあるが、限りない可能性を持ったバンドだと私は確信している。早めに体感したほうが良い。(逆井)

出演:MEANING/MAGNICIDE (from SINGAPORE/MALAYSIA)/A.O.W/PASTAFASTA/RETALIATE/STARSHIP TROOPERS/within the last wish




FarFrance AHYARANKE RELEASE TOUR FINAL ワンマンライブ!!!
5/22 Fri @ 下北沢SHELTER

 自分判断ですが、この日のライブは2009年ライブアワード金賞決定!!このゆとり教育の世代で、どうしてこんなにもガッツと愛とセンスとアホさを兼ね備えたバンドが出てきたのだろう? この日のFarFranceはそれだけすごかった。音響系なのかビートロックなのかサイケなのかラブソングなのか?なぜだかわからないが、彼らの曲は1曲ずつに全て前述の要素が入っている。ただ発散できるというライブではなく、なぜか大人になってから保っていた節制した感情システムというものを壊してくれる。そこに子供のころに感じたヒーローへの憧れと、自分自身がヒーローになるという夢、そんなものを引き出してくれるのだ。ボーカルギターの英が「よく鬱バンドっていわれますが、僕らはそう思っていません。僕らはバンドがすっごい楽しいです!」と言っていた。いや全く鬱じゃ無いです。きっと感情が豊か過ぎて、節制と快楽が氾濫していた世間はビックリしただけでしょう。その証拠にこの日は観客みんなが爽快な笑顔だった。英くん!観客もみんなFarFranceがすっごい楽しいです!!(浅井)

出演:FarFrance




MISTY presents END OF START〜Welcome to my world 東名阪FINAL TOUR "NAGOYA FINAL"〜
WATER ROOMレコ発・東名阪ダブルサーキット 2nd.サーキット

5/22 Fri @ 名古屋・上前津 CLUB Zion

 主催のMISTYはHPも更新滞ってるしと甘く見てたが(!) イイ感じ。声いいし曲もキャッチーで好み。続いて横浜からレコ発のEND OF START。ベース回り過ぎ! ギター、ヘドバン激しすぎ! そして激しい演奏に負けない強さを持つ歌が、魅惑の低音ヴォイスでハートにビンビン響いてくる。VoとBaがタイミングを合わせジャンプするのが格好いい! ラストは愛知発の新世代PUNKレーベルBaby Rock Diamondから6/3にスプリットをリリースするWATER ROOM。正に‘MELODIC’ =‘旋律の美しさ’を感じさせる、洋楽好きをも満足させる楽曲。甘い声のヴォーカル。そして4人全員による魅惑のコーラスワークにウットリ浸ってしまう。フロント3人全員が楽器を持ちつつ歌う為、どうしても動きに制約が出てしまう構成だが、それでもこの躍動感! このアグレッシヴなライブパフォーマンス! 7/25には地元岡崎でワンマンライブもあるので要チェック! (佐々)

出演:WATER ROOM/END OF START/MISTY/FALL FROM GRACE/J.F.C
DJ:BASSAN




Lead-off Hitter ツアーファイナル2009
「はじめてのヒトリアソビ」
5/24 Sun @ 大阪・心斎橋CLUB DROP

 昨年11月にリリースした1st Album『アソビゴコロ』の長いリリースツアーを経て、ようやく開催されたツアーファイナル。今回のイベントはアコースティックセクションを挟んだ3部構成となっており、あらかじめ配布されたパンフレットにはセットリストと歌詞が記載されていた。お馴染みのSE、SUGAR BABEの“SHOW”が流れると会場の雰囲気は一気にヒートアップ。長いツアーを経て帰ってきたメンバーの登場に観客が「おかえり!」と歓声をあげる中、Vo.日下の弾き語り“さぁ始めよう”で開幕。激しさの中にも常に優しさのあるライブはホールの暖かい空気感に混じり合い、バンドと観客がまるで家族の様に一体となり、終始アットホームな雰囲気に溢れた2時間だった。アンコールで名曲“恋をして”を切なく歌いあげ、Wアンコールではポップなダンスナンバー“6月の雨、二人のドラマ”で締めくくった。「アソビゴコロ」に溢れた彼らのライブ。本当に楽しかった。(岩清水)

出演:Lead-off Hitter




HMV×TOWER RECORDS presents
back number スペシャル・フリーライブ
5/27 Wed @ SHIBUYA-BOXX

 HMV×タワーレコードによる初の合同スペシャル・フリーライヴが行われ、そこに抜擢されたのはback number──これは歴史的なことじゃないだろうか?両レコード店でもパワープッシュされたミニアルバム“逃した魚”同様、“重なり” でライブはスタートし、続く“then”と疾走感溢れるすべり出し。入場制限があったようで、場内は満員。ここまでの人数が彼らだけを観にきたのはおそらく初めてだろう。清水依与吏(Gu,Vo)による得意のMC(彼の喋りはもはやプロの域)を挟んで、緊張を勢いに変えていく。“春を歌にして”がはじまると、前の女の子が涙をおさえだした。MCで笑い、力強い楽曲と、誰もが心当たりのあるような儚い歌詞に胸を熱くさせる。そんなback numberのライブは居心地がいい。初期の人気曲や新曲をはさみ、最後は“西藤公園”。 BUMP OF CHICKENのスノースマイルを彷彿させるような、新しい冬の名曲だ。この日見逃した人は、月並みだが《逃した魚》は大きかった、なんてことにならないように。(高橋)

出演:back number




the powerful banana presents「DOVECHEMUSICA vol.9」
5/27 Wed @ 下北沢CLUB Que

 5月にミニアルバム『FLOORS』を発売。それに伴う全国ツアーを今も続行中のthe powerful banana。この日は彼ら主催イベント。Apneaの染矢が「本当に信じられるのはパワフルバナナだけ」と言ってたのが印象的だった。そう、鹿児島出身の3人は、どこまでも真っ直ぐに演奏し歌う。それがダンサブルなビートで、気の利いた歌が決して暑苦しくないのも素晴らしい。もちろんライヴ自体は激しく熱い。つまり真面目な奴らがカッコいい音楽を演っている。それだけで僕らは心も身体も揺さぶられる。この日はサポートGtも交え4人で踊りながら演奏する。特にGt/Voの永里龍司は「世界一踊りながらギターが弾ける奴になろうと思ってる」と言うだけあって、ステージを跳びはねまくり。高速カッティングもすごい。B:東とDr:春成のリズムも完璧。またジワジワくるMCもいい。アンコールでは名曲“青い春”で盛り上がった。きっとこの先、パワフルバナナに合わせ、フロアで泣きながら踊る日がくる。(田代)

出演:the powerful banana/apnea/Crowdnine/モーニングフェイセス




俺達いつでもロックバカ! VOL.171
ニューロティカ 結成25周年記念 ワンマンライブ

5/30 Sat @ 渋谷O-EAST

 「俺たちの25年は間違いじゃない!」──ニューロティカの毎年恒例のアニバーサリーライヴが開催、25周年を祝うために多くのリスナーが集まった。新作『ライブハウスモンスター』はもちろんのこと、アニバーサリーならではの贅沢なセットリストでライヴは進み(あっちゃんのヤヤウケMCも最高!)、ステージは常にハイテンション、フロアは大合唱。ライヴで披露されるロティカの“人生賛歌”には本当に心を打たれるものがあるが、個人的に 3時間に及ぶライヴのクライマックスを刻んだ“嘘になっちまうぜ”は特にグッときた。〈好きな事している時が人は誰でも一番素敵な笑顔をしてるのさ/好きなことでこの渦の中埋もれていたいなら/必死に生きるか 必死に死ぬかだろう〉……25周年を経てなおも加速し続けるライブハウスモンスター=ニューロティカも、フロアのオーディエンスも、キラキラの笑顔がそこで輝いていた。(逆井)

出演:ニューロティカ




FAT×BURGER LIVE
5/31 Sun @ 大山Galapagos(Studio Dabo)

 熱心な音楽好きな若者が集まるリハーサルスタジオ『Studio DABO』。その地下にあるライブハウス『Galapagos』へ、店長一押しのバンドFAT×BURGERのライブを見に行った。大々的に宣伝していないライブハウスにも関わらず、ここはいつも人で賑わっている。それだけ良い空気が流れているお店なので納得!さて、お目当てのFAT×BURGERはトップバッターとして登場。小気味良いダウンピッキングを全快にエモーショナルなパンクナンバーを鳴らしていく。結成して1年という短い期間にも関わらずバンドの演奏クオリティーが非常に高いのも魅力だったがなにより良かったのは、一般的にはハードコア・パンク系のライブにはオーディエンスを含め、ある種の攻撃的な雰囲気があるのだが、彼らのライブは聴けば聴くほどに爽快感とピュアな音楽エネルギーに溢れていて、結果ライブ後に元気が出てくるという不思議な効果をもらったってとこ(笑)。(浅井)

出演:FAT×BURGER/便 THE ROCK/Feast of divines




UNCHAIN Spring Tour 2009 "Music is the key"
6/2 Tue @ 名古屋CLUB QUATTRO

 3/6にスタートした2nd Album『Music is the key』のツアーセミファイナル。待ちかねました!! Vo.谷川の天上から舞い降りるかのような美声が、時に優しく、時に力強く会場に響き渡る。Ba.谷が自由奔放にステージ中を動き回る。Gt.佐藤が満面の笑みで美しい旋律を奏で、遊び心ある音符を弾く。Dr.吉田がCOOL に見えてアツいビートを叩き出す。頭も体も極上の音楽で満たされ、無我の境地で浸りきる。谷川が客を煽り、コール&レスポンス。MCでは質問コーナーがあり、素朴なやりとりに思わず微笑んでしまう。『Music is the key』収録曲、インディーズ時代からの人気曲など今のUNCHAINを余すことなく出し切った全20曲。アンコールが終わりメンバーが退場、客電が付きBGMが流れる。しかし場内の熱気は冷めやらず、再度のアンコールを求め、手拍子を打ち、一人として帰ろうとしない客に、谷が再度ステージに上がり挨拶。あぁ次のライブが待ちきれない!! (佐々)

出演:UNCHAIN




Radio Caroline
DESPERATE 7 ROCK'N'ROLL NIGHTS FINAL

6/5 Fri @ 新宿LOFT

 活動休止前のラストライヴ。この謳い文句でチケットがソールドするっていうのも正しいようなそうじゃないような。ステージ上の三人はいつも通りに、でもやっぱり笑顔が多くていつもとは違う雰囲気があったように感じた。楽しんでロックンロールしてるレディキャロを観るのはなんだか久しぶりのような気がする。ベスト盤に合わせての新旧織り交ぜた選曲の中には初期のナンバー“Tengoku Rock”があったり、ざらついたロックンロールの感触がカセットテープに録音したような味わい深さがあって、この三人が承継してきた音楽の偉大さを改めて感じる。トリプルアンコールまで続き、終わってみれば全30曲。ステージから降りる瞬間の三人には清々しいカタルシスがあった。ドラムの真也がスティックをフロアに投げるのも初めて見た気がする。ここから一旦それぞれの音楽活動に入るが、この日のライヴの感触を三人は忘れないはずだ。いつでも戻ってくればいいと思う。(松木)

出演:Radio Caroline




タテタカコ+石橋英子
6/5 Fri @ 品川教会

 毎年恒例となったタテタカコの品川教会でのワンマン。今年は石橋英子と一緒に広い空間をノビノビと演奏し歌い、まるで子供が遊んでいるようなライヴだった。ある日、石橋が演奏する姿を見て驚き、惹かれていったタテが、一緒に演りたくてライヴするようになったが、あまり深い話もしてないと照れたように言う。それって夢中になって遊んでいたら友達になれた子供の頃のようだ。タテの歌にも、石橋の打楽器やシーケンス音にも、郷愁を誘う詞の世界と音色がある。この日も所々から郷愁が溢れていた。また最近、カンボジアに行ったタテが、カンボジア語で歌う“幸せなら手を叩こう”のカバーでは、鈴やタンバリンを客席の数人に渡した上で、全員参加で歌った。とにかくこの日は様々な要素が詰め込まれていた。“宝石”では、石橋がタンバリンを驚くほど綺麗な音をたてて何個も転がす。“えのぐ”の繊細な音像もトリ肌もの。予定外の二度目のアンコールでの“心細い時にうたう歌”も泣けた。(田代)

出演:タテタカコ+石橋英子




LIVE MUSIC ism MONTHLY LIVE #001
6/6 Sat @ SHIBUYA-BOXX

 5月の事前イベントを経て、LIVE MUSIC ism本編がついに幕を開けた。個性的な3組が揃ったこの日、まずは一番手のあのわが独特の世界観を紡ぐ。Yukkoが奏でるチェロの清廉な響きはどこか神々しく、人を惹きつける輝きがある。のあのわ、これからが楽しみなバンドだ。続いてHARCO。この日はバンド編成でのライブだったため、彼の温かな歌声に軽やかなメロディとリズムが絡み合い、聴いている側の体も自然と弾むような心地良いグルーヴが生まれていた。そしてホフディラン、こちらはアコースティックセットにて登場。曲の合間に挟まれる2人の小気味良いトークも、ライブを盛り上げる良いスパイス。全く、憎いくらいに観客のハートを掴むのが上手いバンドだと思う。お客さんの手拍子まで歌の中に取り込んで、天真爛漫なステージを披露してくれた。次回ism開催は7/4、同会場にて。気負わず、肩の力を抜いて音楽を楽しめるこの時間。ぜひ皆さんも味わってみてほしい。(中里)

出演:ホフディラン/HARCO/のあのわ




“毛皮のマリーズがやって来る!ゲス!ゲス!ゲス!”JAPAN TOUR 2009
6/6 Sat @ 渋谷CLUB QUATTRO

 大歓声の中、暗いステージにVo.志磨がひとり、ノソッと現れる。“チャーチにて”。新作『Gloomy』のイントロダクションとなっている、この静かな歌唱からライブが始まる。やがてステージにメンバーが揃うと、しびれを切らしたかのように撒き散らされる爆音。“人間不信”。歪んだ音のうねりに飲み込まれるような感覚に、ゾクッとした。CDにパッケージされていた音もすごかったが、それを上回る迫力。そして、ひとつひとつ言葉を選びながら、聴衆に投げかけていく志磨のMC。そのたたずまいはカリスマ性すら帯びてきている。また、振替公演を除けば本来のツアーファイナルだったこの日。バンドの良き理解者、ソウル・フラワー・ユニオンの奥野真哉氏がハモンド・オルガンでゲスト参加するというサプライズもあった。大盛り上がりとなったライブは、『Gloomy』の世界を表現しながら、トータルで20曲。アルバムと同様に“悪魔も憐れむ歌”で幕を閉じた。夏フェス以降の躍進にも期待!(柳)

出演:毛皮のマリーズ




JUICERS
6/6 Sat @ 南青山レッドシューズ

 今回は4組のライヴとゲストDJが夜を彩った。まずSiMoNの弾き語りライヴでスタート。アコースティックなギターが心地いい風を流し込む。続いて札幌からAddictionが登場! 彼らは6/3の下北沢Queから千葉、郡山とツアーしての最終日。メンバー3人が楽しそうに演っていて、いい雰囲気のライヴ。大谷君の爽やかさと、森下君のストレンジなキャラの対比が面白い。続いて箪笥ボーイ。JUICERSは2回目の出演。この日は、渋谷FMのラジオ番で公約した通り、レア曲 “ふなむし”も披露。ステージ前にテーブルが置かれ、2台のキーボードがセットされ、トリのTHE BRIXTON ACADEMYのライヴが始まる。ニューオーダー等を彷彿させるベースラインとエレクトロな音が気持ちいい。ステージというかメンバーのすぐ側までお客さんが詰め寄ってのライヴ。みんな酔っ払って、騒いで、踊って、まるでマンチェスターのハシェンダのようだった。ゲストDJはBUGY CRAXONEの笈川さん。そして僕らのDJで、パーティは朝まで続いた。(田代)

出演:BAND…THE BRIXTON ACADEMY/箪笥ボーイ/Addiction/SiMoN
GUEST DJ…笈川 司(BUGY CRAXONE)
DJ…林拓一朗/タシロック/高橋駿祐/enlarge/SMOOCH!/マ☆リ/Edwin




WALL10周年 - AxWxAxS & Everybody's Enemy presents
“Blood Feast vs. Enemy Mine”

6/7 Sun @ 初台WALL

 Everybody's EnemyのDavidから強烈なラブコールを受け、約2年振りのライブとなったAxWxAxS。今年10周年を迎えた初台Wallで行われた、彼らの共同企画Blood feast vs Enemy Mineへ参戦してきました!Matterの爽快なオープニングに続くは、Silence Kill The RevolutionにRose Rose。終始ギターのテクニックに目を奪われてしまったVathokija。そしてAxWxAxS。懐かしさのあまり、思わず目頭が熱くなってしまった。未だ彼らは健在!かっこいいの一言に尽きる。ラストはEverybody's Enemy。連日のライブだが、セットリストをがらりと替え、Enemy節を炸裂。そんなライブを見ているオーディエンスもただじゃいられない。サークルピットを作ったり、宙を舞う人が出たりと凄い盛り上がりようだ!ハンパナイぜ!イベントの最初から最後まで息つく暇もなかった。こんな凄いイベントを企画してくれてありがとう!!次回も楽しみにしています(リラ)

出演:AxWxAxS/Everybody's Enemy/Vathokija/Rose Rose/Silence Kills The Revolution/Matter




LAZYgunsBRISKY 〜Spr. - Sum '09 TOUR〜
6/7 Sun @ F.A.D YOKOHAMA

 天気のいい、日曜日の午後。横浜FADにて、LAZYgunsBRISKYの〜Spr.-Sum’09 TOUR〜の横浜公演。トップはThe black olive。しっかりした演奏で、火蓋を切った。The highestは、シャッフル目の曲を中心に。そして三番手に登場したのが、LAZYと下北沢SHELTER共同企画のイベント“Project Liberty”にも出演したCATSUOMATICDEATH。シルクハットに和服、ステージ上には「カツヲ」の大きな提灯。Dr.は凄腕ドラマー吉村由加さん。「カツヲ!カツヲ!」の連呼に会場大盛り上がり。その後、LAZYの登場。“love it!”から畳み掛けるかのような演奏。気迫が伝わってくる。“michigan”、彼女たちのファンのみならず、他のバンドを観にきたであろうフロアーの身体が一斉に動く。ミニアルバム『26times』から“navy star”も披露。シメは“the trip”! もはやパンクバンド!熱気の余韻とハウリングを残して四人がステージを後にした。YMUT Kingdomがこの日をシメた。(林)

出演:LAZYgunsBRISKY/CATSUOMATIC DEATH/YUMT Kingdom/The highest/The black olive




バンディッツ 他
6/7 Sun @ 甲府CONVICTION

 甲府CONVICTIONが今年春にリニューアル・オープンして結構経つが、ご挨拶も兼ねて伺う。中に入ると広くてキレイなステージとフロア。天井には大きなミラーボールも。地元バンドのライヴを観せてもらった。この日は、いわゆるブッキングの日。千葉からTHE SNEEZEとバンディッツも出演。中でもバンディッツは軽快でシンプルなロックンロールを放つ3ピースバンドで、初見でもすぐにノレるライヴだった。3人とも赤い衣装なんだけど、途中Vo/Gt:ヨッチンのギターがトラブって、急遽借りたギターも赤!全身真っ赤なヨッチンが熱かった。バンディッツは7/17に同じくCONVICTIONで、ザ・ハンズインポケッツと合同企画の『一年戦争 vol.7 番外編×Battle Of Music Brats〜』を開催する。なんとイベント前に、出演バンド全員で富士登山もしちゃうという最高なイベント。「一緒に登りませんか?」と僕も誘われたが、体力に自信が……。トリで登場したTHE GREEN JAMBOの熱いライヴも印象に残った。(田代)

出演:THE SNEEZE/バンディッツ/THE GREEN JAMBO/spiriting away/SUNSPRIT/Tiramis/アバランチ




Jeepta×BYEE the ROUND
SPRIT TOUR 2009 「愚民一斉リコール」

6/8 Mon @ 高崎Club FLEEZ

 JeeptaとBYEE the ROUNDの組合せで、 面白そうなツアーをやってるなと思い、高崎まで足を伸ばした。この若き2バンド、現在、日本のエモーショナル・ロック・シーンで、注目しとかないとヤバい存在だろう。僕は仕事柄、両バンドともライヴハウス経由で知った。Jeeptaは稲毛k's dreamの薦めで、バンドが直接会いに来てくれた。BYEE the ROUNDは下北沢CLUB 251の店長がやたら推すからライヴを観たら、ぶっとんだ。さっき「エモーショナル・ロック」と暫定的に呼んだが、2バンドともそんな簡単に呼べる音楽性ではない。この日はまずJeeptaが先陣を切る。6/17にリリースのアルバム『傾向と対策』からメインに披露。裸足で歌うVo/Gtの石井から、内に秘めた熱さを感じた。続いてBYEE the ROUNDは以前より歌が届くようになったが、基本は彼らだけの世界を展開しちまう点が魅力だろう。そんな2バンドは、7/8に代官山UNITにて、ツアーファイナル『傾向と対策と私』を開催する。行ったほうがいい。(田代)

出演:Jeepta [写真左]/BYEE the ROUND [写真右]/AJISAI/SUPER NAD'S




STANCE PUNKS presents ロックの日 vol.10 〜無料ライブ〜
6/9 Wed @ 川崎CLUB CITTA’

 毎年恒例のフリーライブ「ロックの日」も、10回目をむかえる。トップのバックドロップシンデレラから、テンションぶっとばしのライブ。「ロックの日」という事で、各バンドなりのロック感を打ちだしたライブが続く。DJタイムでも拳を上げたり、ダイブがおこったり、と一日中を通しての盛り上がり。これは、ロックのお祭りだ。特に、四星球は、登場からハイライトまで笑撃的なライブが続き、いろんなロックの形があるんだなと。多彩なバンドの自由な姿に、自分もそうでありたいと思ってしまった。そして、皆お待ちかねのSTANCE PUNKSの登場!もちろん、会場のボルテージは最高潮!!昼からいるとは信じられないくらいの、モッシュ&ダイブ。本当にキッズから愛されてるんだな。ヘンな外人や、仕事帰りのサラリーマン、鋲ジャンのパンクス、キュートな女の子。まさに今日は、フリーライブだったのだ。

出演:STANCE PUNKS/JET THUNDERS/QUATTRO/Scars Borough/Who theBitch/片山ブレイカーズ&ザ☆ロケンローパーティ/城戸けんじろ/四星球/太陽族/バックドロップシンデレラ(オープニングアクト) 
DJ:PATCH32(VIOLETS/Radio Caroline)/植木遊人(ワイ・ユー・ジー)  
FOOD:GERUGURU




ロットングラフティー FREE LIVE“ネズミ大響宴”
6/10 Wed @ 京都WHOOPEE'S

 待ちに待ったこの日!「610(ロットン)の日」!! 指定のRAT'n Tシャツを来たファン=満場のネズミ達!! 爆発寸前に高まる期待と緊張の中、いよいよ登場したロットンスーツの…スタッフ。まさかのライブの前に抽選会! 歓声と笑いが渦巻き、暖まりきった所にメンバー登場。花道を厳粛な空気を漂わせステージへ向かう。曲が始まると一気に前へ押し寄せる聴衆。“RATMAN”で「首振れー!!」と叫ぶNAOKIに応え、誰もが一層激しく首を振る。灼熱警報振り切り完全に酸欠な会場。10周年の喜びからか、いつも以上に汗をかきながら、いつも以上に優しい笑顔を見せるメンバー。NOBUYAの煽りで、メモを取る為のペンを持ったまま、私も拳を上げ、声を上げる。本物の唄、魂の叫びを歌う彼らを信じ、ついていくのはファンだけではない。この日は多くの後輩ミュージシャンも駆けつけた。「男も女も関係者もスタッフも関係なく(by NOBUYA)」、皆の心が確かに一つになった。(佐々)

出演:ロットングラフティー




SOIL&"PIMP"SESSIONS TOUR 2009〜WORLD TOUR KICK OFF PARTY〜
三点天国攻め

6/12 Fri @ 赤坂BLITZ

 七色に輝くミラーボールの下、アジテーターの社長が「準備は良いかい? 踊りたいヤツはどこにいる? 騒ぎたいヤツはどこにいる?」とフロアを煽れば、そこはデンジャラスな “DEATH JAZZ”フロアに。精神としての“パンク”すらも感じさせるその爆音は、会場にいるオーディエンスをすぐさまソイル・ワールドへ導いてゆく……。この日はワールド・ツアーのキック・オフ・パーティ(社長談)のワンマンとだけあって、 ボリューミーな選曲はもちろんだが、会場全体のテンションがハンパじゃなかった。全身全霊を掛けた6人のライヴはあまりに強靭だ。個人的に、丈青、秋田ゴールドマン、みどりんのトリオ編成で演奏するJ.A.Mの素晴らしい演奏に感動、思わず酔いしれた。MCで社長が9月リリースの新作について 「アルバム、ほとんどできたぜ!」とアナウンス。こんなライヴを見せられたら、新作に期待が高まるばかりじゃないか。(逆井)

出演:SOIL&"PIMP"SESSIONS




3P3B Ltd. 10th ANNIVERSARY CARRY THAT WEIGHT II TOUR
6/13 Sat @ 新宿LOFT

 良質なサウンドを世に送り出し続けるインディー・レーベル〈3P3B〉が10thアニバーサリーを迎え、現場の空気をたっぷり吸ったコンピレーション・アルバム『CARRY THAT WEIGHT II』をリリース(同時にDVDも発売)。そのアルバムをいち早く体感できる“3P3B Ltd. 10th ANNIVERSARY CARRY THAT WEIGHT II TOUR”が行われた。10周年記念+コンピに収録された8バンドが出演とあって、場内は常に熱気で充満状態(満員御礼)。ニューカマーでQuick 、bed、threedays filmのフレッシュなライヴも最高で(個人的に、特にthreedays filmのライヴが良かった)、且つ新星BEEFやFINE LINES、FREAKYFROG、puli(順不同)のホームならではの温かなムードのライヴも楽しませてもらった。トリのASPARAGUSは圧巻だったな。6時間弱という充実のイベントを骨の髄まで味わったこの日。10月に決定したBKTS TOURも、今から期待で胸いっぱいだ。(逆井)

出演:ASPARAGUS/puli/ BEEF/FINE LINES/FREAKYFROG/bed/threedays film/Quick




TAJIMI-ISM vol.7
6/13 Sat @ 多治見市産業文化センター(市民プラザ)

 「多治見を盛り上げよう」と多治見発のLack Of Common senseが定期開催するイベント。地元高校生バンドMichealに続き名古屋のRIDE the CLOUD。フロント4人の全身を使ったヘドバン(?)、2人同時ギター回しなど激しく、しかも統一感のあるライブパフォーマンスに目と心を奪われる。続くBob is Sickが曲、雰囲気共いい感じで、高校生と聞いて驚き!the Canadian Clubが心地よいメロディーを奏でる。7/22発売のシングルから先行配信された曲が1日500ダウンロードを超え着うたランキング1〜4位独占、7/11にZepp Nagoyaで開催されるイベント出演が決まるなど絶好調のSRASHがPOPでキラキラのサウンドで会場を盛り上げる。そして大阪のリアルグルーヴが勢いのある曲とMCでオーディエンスを巻き込み、トリはLack Of Common sense。現体勢になって初めて見たが、想像以上にイイ! 会場の皆の気持ちが一つになり、最高潮のフィナーレ!! (佐々)

出演:Lack Of Common sense/リアルグルーヴ/SRASH/the Canadian Club/RIDE the CLOUD/Bob is Sick/F double T/山本新/哀依梨/Micheal
ダンス:3SB/AbrupT
ビートボックス:Takeshit/藤井誠二




天晴〜UP A RELATION〜 vol.4
6/14 Sun @ 名古屋・栄 CLUB LOOOP

 HIP HOP、ダンスなど様々なジャンルがミックスされたイベントの中盤に登場したDefthline(デフスライン)。冒頭2曲は8/5にリリースされるニューシングルからの“Change”と“bird-cage”。……音が出た瞬間、全身に衝撃が走った。ツインギターがかき鳴らす激しくも美しい旋律。破壊的なまでに力強いリズム隊。繊細さすら感じさせる高音ヴォイスと体の中心を脅かす低音ヴォイスを使い分けるヴォーカル。空気を揺らす躍動感の直後の静寂。一筋縄ではいかない世界感をどんどん広げていく彼らの展開する静と動の織りなすドラマに翻弄される。トラブルが続出するが、それも‘LIVE’! 逆に皆の気持ちを一つにする。こういったイレギュラーな事態のリカバリーの仕方にバンドの底力が垣間みられる気がして逆に好きだったり(笑)。バンド結成6年目にしての1st Singleリリースを経て、初の本格的な全国ツアーを控えている彼ら。新たなる経験を積んでの成長ぶりが楽しみだ。(佐々)

出演:RADIGALHEN/Defthline/ALL THAT GROOVING/雪駄 from 我武者羅
MC:RATTZ/CROSS BORN VANGUARD/SMARK/CLIJUNI
DANCE:Lil' infinity/YU-K!!/神風/Dilemma
DJ:Nej_HiRo(F.R.N)/coro(one crew)
FLAIR SHOW:V-senses




Nothing's Carved In Stone
PARALLEL LIVES TOUR

6/16 Tue @ 渋谷CLUB QUATTRO

 すっごく格好良かった。……“格好良かった”だけじゃあまりに陳腐な言葉かもしれないが、ソレが一番しっくりくるように思う。生形率いるNothing's Carved In Stoneの対バンツアーの折り返し地点であるこの日。カオスなライヴを見せ付けたMY WAY MY LOVE、スケール感のあるサウンドを響かせたavengers in sci-fiが参加し、フロアのを温度をグイグイと上げ、NCISへ。ツアーが控えているので、セットリストについては割愛するが、あまりにもエネルギッシュな “PARALLEL LIVES”が繰り広げられるステージに、思わず心を打たれてしまった。激しいライヴの合間には、村松がフロアを何度も煽ったり、メンバー同士の会話もあったりと温かなムード。時折見せるメンバーの穏かな笑顔からは、バンドが非常に良い状況だということがヒシヒシと伝わってくる。ラストまで加速し続け、ダイナミックなバンドアンサンブルと“うた”を響かせた。NCIS、格好良い。(逆井)

出演:Nothing's Carved In Stone/avengers in sci-fi/MY WAY MY LOVE




極東最前線 〜俺達まだ旅の途中〜
6/17 Wed @ 渋谷CLUB QUATTRO

 この日はゲストにgroup_inouが出演。生粋のイースタン・ファンであるのを証明するかの如く、懐かしいTシャツを着て登場のgroup_inouの2人。自由自在なビートと言葉の応酬でフロアを掻き回す。そんなライヴを観ながら、吉野さんも〈よろコンブ踊り〉していたとMCで話した。イースタンが登場し“地球の裏から風が吹く”からジワジワと引き込まれる。“自由”では表現する者、生活する者の思いが確かに伝わってきた。「こっちは生まれた瞬間から危機一髪だよ」のMCで“男子畢生危機一髪”に突入。8/5に発売されるアルバム『歩幅と太陽』から“まともな世界”も初披露された。「クソ喰らえだ!」と連呼する、突き放し加減が沁みた。ライヴも後半になると吉野さんのMCもだいぶユルい。「日清焼きそばUFO」を賞賛するくだりなんて最高に笑えた。改めて食べてみたいと思う。ラストの“街はふるさと”で心も身体も持ってかれる。アンコールの“夏の日の午後”にも熱くなった。…また夏がくる。(田代)

出演:eastern youth/group_inou




SNAIL RAMP“SIX LOGIC”TOUR 2009 FINAL!
6/18 Thu @ 赤坂BLITZ

 もはや説明は不要であろう、日本を代表するパンクバンド“SNAIL RAMP”のツアーファイナルに参戦。映画のオープニングのようなドラマチックなカウントダウンアナウンスが始まり、0カウントから一転して突き抜けてアッパーなライブがスタート!!吼えるTAKEMURAに渦を巻くオーディエンス。次々と打ち鳴らされる高速ナンバー。定番のジャンプも見られると、こちらもアドレナリンが爆発!!理性を捨ててTAKEMURAの兄貴オーラに身を任せひたすら踊り狂う。筆者にその気はありませんが、彼らには何をされても良い!!と、思わせるほどの貫禄と、底抜けに気楽で突き抜けた疾走感をもっているバンドだ。ライブレポートらしく分析するならば、まずこれだけ長い間やっているバンドにも関わらず、非常に若いファンが多い!意外に女の子も多い!なぜか外人も多い!パンクでありながらこの浸透ぶり。流行りものに圧倒されているこのご時世、兄貴達が真の楽しさを教えてくれているのだ。(浅井)

出演:SNAIL RAMP/HOTSQUALL/SHAKALABBITS




So Far, So Good, So fxxkin'what?
Tour2009ファイナル
6/19 Fri @ 新宿ACB

 金曜日の夜、歌舞伎町へ!もちろん新宿ACBに!この日はEGG BRAINの東京ファイナルでした!O.A.では6人組のガールバンドNEW STRIKE ZIPPER!いつもの元気さでライブをやっていた!次は7月に2ndアルバムを出すポップ・パンク・バンドTNX、そして、SECRET 7 LINE!彼らのツアーファイナルのDVDも発売していた!早い!そして、なんといってもこの日はEGG BRAINのファイナル!前に見たのは2月で、2ndアルバム"So Far, So Good"のツアー前でした!ツアーを40本回って、前よりさらにパワーアップ!プレイもMCも本当にレベルがあがっていて、彼らはもう止まらない!HIGHWAY-26からはじまって、2曲目、THE STORIESで超盛り上がる!パンパンのACBで、久しぶりにすごく時間が早く感じるようなライブが観れた!前日、雄太がメンバーとして最後のツアーになると発表があり、MCで皆に最後の挨拶。感動な的な瞬間でした!新しく生まれ変わるEGG BRAINにも期待!(David)

出演:NEW STRIKE ZIPPER/TNX/SECRET 7 LINE/EGG BRAIN




FLiP NEW album 『感傷中毒』release記念Live tour 2009
6/20 Sat @ 渋谷LUSH

 Sachiko(Vo&Gt)、Yuko(Gt&Cho)、Sayaka(Ba)、Yuumi(Dr&Cho)の四人により2005年、沖縄で結成。2008年6月に『母から生まれた捻くれの唄』で衝撃的なデビューを飾った女の子バンド・FLiP。2008年にはSUMMER SONIC 08に出演し、2009年にはテキサス・オースティンで開催されたSXSW 2009にも出演、さらに全米ツアー『SXSW 2009, US TOUR』にも全7カ所で参加している。そんな彼女たちが、5月に発売した2nd mini album『感傷中毒』を引っさげてのTOURがスタート。その1発目が渋谷LUSHでのこのライブ。どっしりとヘビーで力強く、疾走感あるサウンドと、Sachikoの突き刺すような、そして癖のあるボーカルが絡むFLiPの独特な存在感が際立っていた。彼女たちの中にある、猛々しさと危うさとが爆発したようなライブは終止目が離せない。「カッコイイ」と「カワイイ」が共存してます。(酒井)

出演:アナログ時代/salsa/BLUEIII/FLiP/ミ−トザホープス