3/18 Release

エレファントカシマシ“絆”
UNIVERSAL SIGMA / UMCK-9271(初回盤)UMCK-5235(通常盤)


2009年春、エレファントカシマシ、日本音楽界に於ける名曲、誕生。

 年末のカウントダウン・ジャパンで初披露された新曲「絆」がいよいよリリースになる。何と表現すればいいのか、「エレファントカシマシ」というバンドが、そのバンド自身のアイデンティティを活かしつつ、新たな挑戦として更なる領域に到達したかのような印象を受けるこの曲。歌詞は、宮本さんの心中を真っ向から、詩的に表現したかのような──共に「人生」を歩む仲間、そしてともすれば「同じ時代を生きる」人達に向けた、ラブソングともとれる内容である。限りなくドラマティックであり、限りなくリアルそのもの。宮本さんの「ロック歌手」としての素質を堪能できるメロディ、そしてあの四人だからこそなし得るアンサンブル。「俺たちの明日」でプロデュース、編曲を手がけたYANAGIMAN氏がこのシングルも手掛けている。四月にはアルバム、武道館。(林)






Now on sale

THE PRODIGY“INVADERS MUST DIE”
Victor/Cooking Vinyl/Take Me To The Hospital / HOSPCD001

“元祖”ダンスミュージックバンド、プロディジーの最高傑作

  興奮しない訳がない!来年で結成20周年を迎えるプロディジーから最高傑作とも呼べるアルバムが届いたのだから!しかも──約5年振りのアルバム・リリース。名作『Fat Of The Land』以来、12年ぶりにリアム、キース、マキシムが集結(!)。ゲストにデイブ・グロール、DOES IT OFFEND YOU, YEAH?のジェームス・ラッシェントも参加……と、その気合いは十分。中でも特筆すべきは、初期のプロディジーを彷彿させる、いわゆる“レイブ”色の強いアッパーチューンが収録曲のほとんどを占めていることだ。常に進化し続けてきた彼らならではの原点回帰作でありながらも、新鋭なサウンドも貪欲に取り入れたカッティング・エッジな作品に仕上がっているところは、本当にさすがの一言。流動的なムーブメントが目立つ昨今のシーンへの布石となるだろう大作の登場だ。(逆井)






3/18 Release

8otto“Hellow!We are 8otto!”
BMG JAPAN / BVCR-18170〜1

8ottoの圧倒的なライブ・パフォーマンスをDVD+CDで感じろ!

  8ottoの昨年リリースされたアルバム『HYPER,HYP8R,HYPER』を引っ提げて敢行された全国ツアー「LIVE TOUR 2008」の映像、そして音源を一作品にコンパイルした当作品。スタジオでの音源もその熱量を伝えるに充分な作品ばかりである彼らだが、ライブでの圧倒的なパフォーマンスはすべてのロックファンを興奮させる要素満載、「これで感じずして何で感じるか!」である。セットリストも、ベスト・オブ・ベストな選曲、さらに音源と映像はそれぞれ別のライブ・テイクが収録されている。映像はあたかもライブ・ムービーさながらの緊張感を観る側に感じさせる密着ぶり。ライブ音源はもちろん。プロデューサー/エンジニアのヨシオカトシカズ氏の手によるミックスが施されている。ライブに足を運びたくなること間違いなし!(林)






3/25 Release

LOW IQ 01“LOW IQ 01 SUPER DOUBLE SHOWS at EXCITING PLACES”
cutting edge / CTCR-92056〜7

ソロデビュー10周年を迎えた我らがいっちゃん 初のライヴDVD

  ソロデビュー10周年を迎えるイチさんの初の“ライヴ”DVDが登場。唯一のDVD『MASTEROAD』以来となる、貴重な映像作品となる今作は、LOW IQ 01 & MASTERLOWとLOW IQ & THE BEAT BREAKERの2つの名義によるライヴを2枚組でコンパイル。前者は『MASTER LOW FOR...』のレコ発ツアーファイナル・8/27 Zepp Tokyoの模様を収録。後者は11/11代官山UNITでの初ワンマンの映像を収録、とここ数年のライヴの集大成とも言うべき、スペシャルなDVDに仕上がっている。何よりあのイチさんのライヴでしか味わうことのできない恍惚感が家で体感できるなんて! 特に、ZEPP公演ラストの「音楽やっててよかった!」は、何度聞いてもグッとくる。DVD発売記念ワンマン4/8赤坂BLITZも決定と、アニヴァーサリー・イヤー、凄いコトになりそう!(逆井)






3/4 Release

LOST IN TIME“明日が聞こえる”
DAIZAWA RECORDS / UKDZ-0074

2年ぶりのアルバムで、君はロスト・イン・タイムの明日を聞く

  前作『さぁ、旅を始めよう』の頃は、背伸びし過ぎて、周りは困惑してしまった感があった。それから2年、海北は再びベースを手にし、三井律郎(THE YOUTH)をサポートギターに迎えた形で、ロスト・イン・タイムは新たなバンド感を創り出した。3人で初めて作った“希望”から切り開かれた全11曲は、突き抜けたシンプルさと経験値による深みが交錯した1枚となった。3ピースのバンド・サウンドを軸にしつつ、キーボードやピアノが随所で効いている。全曲素晴らしいが、中でも迷いと確信が入り乱れた海北の素直な歌が刺さるM1“合い言葉”と、M9“鳥”の疾走感あるビートに乗せ諦めにも似た希望が歌われた時、確かにロスト・イン・タイムの明日が聞こえた。今作で本当にロスト・イン・タイムはどんな形、音になろうが大丈夫だと思えた。いつまでもロスト・イン・タイムを好きな自分でいたい。(田代)






3/11 Release

RADWIMPS“アルトコロニーの定理”
EMI Music Japan
/ TOCT-26730

RADの新章スタート 約2年3ヶ月振りとなる5thアルバム完成

 “待望の”とは正にこのこと。不動の人気を手にした『RADWIMPS 4〜おかずのごはん〜』以来となる、ラッドウィンプスの5thアルバムが完成した。シングル“オーダーメイド”、先行配信の“おしゃかしゃま”“雨音子”“タユタ”を含む全13曲。まず、驚いたのはこのタイトルである。収録曲の内容から察するにおとぎ話の“むかしむかしあるところに”に由来しているのだろうが(3rdの名曲“おとぎ”を彷彿させる)、デビュー以来タイトルにバンド名が入らないのは初。ジャケットの雰囲気もいつもと異なることから、新境地となる作品が出来たことを予感させたが、音を聴いて納得。23歳(!)になった彼らの新しい世界が広がっていて、サウンド・メイキング、歌詞、全てが素晴らしい。13話に及ぶこれ以上にない程リアルな僕らの “おとぎ話”が綴られているのだ。最高。(逆井)






3/11 Release

椎名林檎“Ringo EXPO 08”
EMI Music Japan / TOBF-5620X(初回限定仕様)


 昨年11月30日にさいたまスーパーアリーナで開催された「生 林檎博'08〜10周年記念祭〜」を収録したDVD。椎名林檎という表現者の表現力は、観るも聴くも日本でトップに君臨するアーティストだ。声がその物語のすべてを語りかけ、表情が喜怒哀楽を知らしめし、世界観にぐいぐいと引き寄せていく。斬新な衣装にベストな選曲。バンド前方に組まれたオーケストラ。壮大な約二時間のステージに椎名林檎の偉大さを知る。(松木)






3/18 Release

UNICORN“I LOVE UNICORN〜FAN BEST〜”
SME / SECL-20001-20002(完全生産限定盤Blu-spec CD+DVD)SECL-773(通常盤)

 ファン投票による2009年版ベスト。某テレビ番組でのインタビューで「ユニコーンを一言で言うと?」という質問に「休止したサザンの代わりです」と答えた民生に「それ言って許されるのはユニコーンだけだ」と大きく頷いてしまった。そんな彼らの存在感と歴史がここに凝縮されているわけだが、これを聴いたからって案ずるなかれ、若葉マーク諸君。ここから掘り下げるんだぞ。底なしバンドの奥は限りなく深いのだ。(松木)






3/18 Release

100s“そりゃそうだ”
FZVED PLUS / VFCV-00036/B[CD+DVD] VFCV-00037[CD]

 100sが始動する。このシングルに始まる、今回のテーマは「原風景」だという。そういわれてみると、中村一義名義の作品の傾向が見え隠れするのが感じ取れる。この楽曲は映画「ウルトラミラクルストーリー」のエンディング・テーマとして使用されるそう。監督さんが100sの大ファンで、自らオファーをしたそうだ。そう、何かを「好き」だってことは、何て大切なんだろう。どこか価値観の類似があるからこそ。そりゃそうだ。(林)






3/4 Release

Dragon Ash“FREEDOM”
MOB SQUAD / VIZL-322(初回限定盤CD+DVD)VICL-63250(通常盤)

 本当の喜びは多くの悲しみや苦しみを越えなければ感じることのできない感情だ。ラテンサウンドとロックを併せ持つことで新たなるサウンドを確立したDragon Ashから聴く躍動感は、そんな歓喜に満ちた情熱がある。冒頭の命題“FREEDOM”からサンバのビートに前のめりなメロディーが自由に向かって拳を突き上げていく。これが「ガンガンこういうメロを歌っていく」というKjの意思表示であるなら今後のDAも最強。(松木)






3/4 Release

チャットモンチー“告白”
Ki/oon Records / KSCL-1303

 『生命力』から約1年4か月。待望の3rdアルバムの完成である。シングル曲4曲、オリジナル9曲(!)の全13曲が収録。プロデューサーに、いしわたり淳治氏に加え亀田誠治氏を迎え、更に自身でも楽曲を手がけるなど、新境地を感じさせる作品になった。あちこちに散りばめられた遊び心も、今までにない試みだろう。歌声も、シンプルながらも力強いバンド・アンサンブルも非常に心地よく、歌詞も染みる。ああ、好きです。(逆井)






Now on sale

V.A.“Here come the Modernity”
インディペンデントコロムビア / COCP-60054

 日本のモッズシーンの最重要人物にして、DJ、プロデューサーとして活躍する黒田マナブ氏セレクトのモッドな1枚。80年代からカリスマとして君臨するthe hairは新生メンバーで3曲収録。また復活したTHE FAVE RAVESや、前作同様コレクターズ加藤ひさしをプロデューサーに迎えたFURSの新曲、小西康陽プロデュース作品に参加しているシンガーのレモン等、10アーティスト・13曲を収録。今年の『MODS MAYDAY』も楽しみだ。(田代)






3/18 Release

oasis“I'm Outta Time”
SMJI / SICP-2163

 今月、3年半ぶりに来日を果たすオアシス!とうとうやって来ちゃいます!たぶんオアシス・ファンのみんなはドキドキ(いろんな意味で)のワクワクなことでしょう!そんなファンのためにセカンド・シングルがリリース。Neon Neonのリミックスがイケてます!先月末からはアサヒビールのCMでもオアシスが流れ、もう日本中オアシス・ムード満開です!後はみんなで、マンチェ訛りの眉毛兄弟を待つのみ!! (LIMO)






通常盤:
2/25 Release
BOX EDITION:
3/4 Release

U2“No Line on the Horizon”
UNIVERSAL INTERNATIONAL /
UICI-1077(通常盤) UICI-9035(BOX EDITION)

 オバマ大統領就任記念コンサート出演も記憶に新しいU2の新作。この先、彼らほどのスケールで活動を続けられるロックバンドが現れるだろうか? なんて思ってしまうほどロックとアートが融合した傑作だ。多分、凡人と見えている風景が違う。例えば“Get On Your Boots”のPVの舞台は宇宙。ジャケに起用された日本の写真家、杉本博司の作品もそう。空と海が一つになった根源的な風景の前では、時代性なんて無意味。(田代)






3/4 Release

MANDO DIAO“GIVE ME FIRE”
UNIVERSAL INTERNATIONAL / UICE-1148

 『ギヴ・ミー・ファイア』で約2年ぶりの登場はマンドゥ・ディアオ。今作も前作に引き続き、次から次へと自分たちがやりたい事を全て出し切っているアルバムになっている。シングルカットされた“ダンス・ウィズ・サムバディー(M-2)”のビョルンのヴォーカルのセクシーさに釘付けになります。グスタフ&ビヨルンも結婚し、新たなスタートとも言えるこのアルバム。日本のファンへの直筆メッセージ入り!(LIMO)






Now on sale

WHITE LIES“To Lose My Life…”
UNIVERSAL INTERNTIONAL / UICP-1104

 新世代のジョイ・ディヴィジョンと本国イギリスで大絶賛の新星ホワイト・ライズ。記念すべきこのデビュー・アルバム『トゥ・ルーズ・マイ・ライフ』はなんと本国のチャートで堂々の1位を獲得したのだ!バンドの初ライヴから1年で栄光を手に入れた彼らだが、『世の中は愛か死で成り立っている』と、他のバンドとは雰囲気もリリックも全て異なっている。影のある美しさ……今年、一番注目すべきバンドだ。(LIMO)






Now on sale

starsailor“All The Plans”
EMI Music Japan / TOCP-66861

 約3年ぶりに4枚目のアルバム『オール・ザ・プランズ』をリリースしたスターセイラー。久しぶりに耳にしたジェイムズのヴォーカルは相変わらず切ないがどこか逞しく虜になってしまう。どことなくザ・ヴァーヴのリチャードと同じミステリアスなものを感じる。いつ聴いても楽曲は素晴らしい。イギリス的な全ての響き。このアルバムでのライヴが観たくなった。やる気に満ち溢れてる彼らの活躍に注目だ!(LIMO)






3/11 Relese

Peter Doherty“Grace / Wastelands”
EMI Music Japan / TOCP-66870

 あのリバティーンズの(この肩書きで今の彼を語るのも気乗りしないが)ピーター・ドハーティーがソロ作をリリースする。演奏をサポートするのはベイビーシャンブルズの面々でありながら、この作品がソロ名義なのは一聴で納得。バンド以上に彼の詩人としての才能が遺憾なく発揮させている。ピーターを取り巻く環境は慌ただしいが、彼の音楽はこんなにも穏やかで充実しているのだ。ブラーのグレアム・コクソンも全面的に参加。(高橋)






3/18 Release

DATA.SELECT.PARTY“Hanging Out With Humans”
ON THE ONE / XOGA-1001

 昨年7月にデビューしたロンドン発の4人組デタ・セレクト・パーティーから1stアルバムが到着。キャッチーさと力強さを兼ね揃える4人のコーラスとビートが、競り合いながら交錯する。その隙間を縫うように、自由自在に姿を変えてすり抜けていく2本のギターが実に爽快だ。気付いたときにはもう、その絶妙なバランスに体が反応していた。春の日差しの軽やかさにピッタリなキレ味、歌って踊れるロックど真ん中!(沖)






Now on sale

セカイイチ“セカイイチ”
TOY'S FACTORY / TFCC-86285

 4thアルバムとなる今作はセルフタイトルに相応しい。フォーク、ヒップホップ、ダンスミュージックなど様々な色が散りばめられたセカイイチ流ロックの形は、からくり屋敷のように目まぐるしく、聴く者の意識を逸らさせない。Vo&G岩崎の〈一緒に旅立とう〉という思いを練り込んだ素朴でありながら強靭な歌詞と、堂々たる歌心が音の中で鋭く光り輝いている。ハートへ直に迫り来る、生命力に満ち溢れた全13曲だ。(沖)






3/4 Release

SCANDAL“SAKURA グッバイ”
EPIC RECORDS / ESCL-3175

 現役女子高生とは思えぬ異例の活動を繰り広げてきた、次世代ガールズロックバンド=SCANDALの2ndシングル。結成時から大切に温めてきたというタイトル曲は、その名の通り出会いと別れ季節を描いたセンチメンタルなポップ・チューンである。〈また歩きだそうよ ここから Hello Good bye...〉。来春2人のメンバーが高校を卒業を迎える彼女たちにしか届けられない、リアルなナンバーをぜひ多くの人に聴いて欲しい!(逆井)






3/18 Release

nhhmbase“ALIVE AT THE WALL”
& records / &059 / YOUTH-065

 昨年7月、傑作アルバム『波紋クロス』を発表したネハンベース。その後、突如マモル(Vo&Gt)以外のメンバーが全員脱退との発表があり、今回、旧メンバー最後のライヴとなった11月2日台北公演の様子を収めたライヴ盤がリリースされる。予測不能なライヴで支持を得て来た彼らの魅力が満載。ライヴではお馴染みセックス・ピストルズ“ANARCHY IN THE UK”の最狂カヴァーを含む、第一期ネハンベースの記念碑的一枚。(近藤)






Now on sale

FAR FRANCE“AHYARANKE”
colla disk/M.D.L! / colla disk/M.D.L!

 メンバー全員21才という若さでいながら、並外れた演奏力、ベテラン並みの作曲センスと現代人らしからぬ異常な体力を併せ持つスーパーハードコア・プログレッシブ・ポップロックバンドFAR FRANCEの2ndアルバム。1stアルバムがライブ版というう男気を見せ付けてくれたかと思えば、近作はスタジオであるにも関わらず完成度の高い初期衝動グルーヴ作となっている。決して物まねではないのに、なぜか聴き易いロックだ!! (浅井)






3/25 Release

FRICTION“DEEPERS”
DEEPERS / TERNG-082

 フェスやライブのみで披露されてきた、Bs.&Vo.のRECK氏とDrs.の中村達也さん、二人での編成となっているFRICTIONの初音源。どうして今まで音源がなかったのか不思議なほどのマッチングと、圧巻のグルーヴ、アンサンブルの絶妙な絡み合いは、聴くものの魂をゆさぶり、高揚させる。ロックというより、崇高な儀式まで連想させる世界観。新曲に加え、イギー・ポップ、ジミヘンらのカヴァーも収録。(林)






Now on sale

astrcoast“ビューティフルデイズ”
SUKIYAKI / SYCI-10001

 ライヴでU2の曲をSEで使い登場する〈アストロコースト〉は前から気になっていた。聴いたら、そのサウンドも石崎ひゅーいのヴォーカルもU2やColdplayの流れを汲むスケールの大きさと、空間系の音を駆使した美しさを兼ね備えている。そして遂に全国流通となるマキシのタイトル曲は“ビューティフルデイズ”! 渾身の1曲だ。どこか尾崎 豊も彷彿させる真っすぐな歌がいい。他の3曲もリリカルな希望に溢れている。(田代)






3/18 Release

Who the Bitch“ミラクルファイト de GO!GO!GO!”
DCT Records / DCTR-1093

 ehi(Vo&Gt)、Nao★(Vo&Bs)、yatch(Drs)の三人によるスリー・ピースバンド、Who The Bitchのミニ・アルバム。ヴィヴィットなルックス、オルタナティブ、ガレージ、グラムロックの影響が感じられる楽曲のクオリティの高さ、演奏力の高さ、完成度の高さは、このバンドの底力を実感させてくれる。ダンサブルなナンバーもあり、ライブ・パフォーマンスが音源から伝わってくるような作品である。(林)






3/4 Release

MONO“Hymn To The Immortal Wind”
Human Highway Records / HECY-1028

 世界的人気を誇るインストゥルメンタル・ロック・バンド、MONOの約3年振りとなるアルバムがリリースされる。今作も、プロデュースはニルヴァーナで知られるスティーブ・アルビニを起用。強靭なアンサンブルと荘厳なストリングスは更に深みを増し──生命の真理を表わしたかのような──情熱的でいて、時に繊細な音の洪水は、まるで芸術のよう。新境地と言っても過言ではない程の、力強さが宿った全7曲、67分。(逆井)






Now on sale

tick“キズナ”
EMI Music Japan / TOCT-40242

 このバンドが胸に秘める情熱のすべては音楽から音楽へと還っていく。他界したtickの創始者Reigo5が残した形や言葉の断片達は、無防備なようで熟成された透明感溢れる歌声と美しきメロディーが受け継いでいき、1stシングル『キズナ』が急ぎすぎた未来へそっと手を伸ばしている。言葉が音楽に寄り添うように、Reigo5へ通音しているのだ。雑踏の中で速度を緩めて見つけた景色の美しさのような、やさしい音楽。(松木)






3/4 Release

FLOWER TRAVELLIN' BAND
“FLOWER TRAVELLIN' BAND〜日比谷野外音楽堂〜Resurrection”

PONY CANYON / PCBP-51707

 35年ぶりに活動を再開した伝説のロックバンド=FLOWER TRAVELLIN' BANDの聖地・野音での復活ライヴDVDが発売される。代表曲“MAKE UP”“We Are Here”を始めベスト的な選曲で展開された、迫力のライヴは必見だ。また、〈FRF〉でのステージや、再始動までの裏話なども収録されており、ライヴと同時にその姿勢──つまり“生き様”を感じることができる濃い映像集となっている。若いリスナーも、見て欲しい。(逆井)






3/4 Release

BYEE the ROUND“ギブミー ア チョコレート”
LilBallet / UXCL-1002

 都内のライヴハウスで活躍するインディ・ロックバンド、バイザラウンド。人間の真理を描いたかのような独特の世界観を持った日本語の歌と、プログレやガレージ、はたまたブルースなどを取り入れたサウンドで、徐々にその名を広めつつある中、完売していた自主盤の流通が決定。ヒリヒリとした感触のある激しいサウンドもあれば、“君を灯して”の顕著なダイナミックな展開を見せるサウンドもあり聴き応え充分だ。(逆井)






3/4 Relaese

MUCC“球体”
UNIVERSAL SIGMA /
UPCI-9030(初回限定盤A)UPCI-9031(初回限定盤B)UPCI-1091(通常盤)

 今月15日に日本武道館でのライヴを控えたムック。彼らの通算8枚目のアルバム『球体』がリリース。最新シングル“空と糸”で、ムックに何か新しく秘めたものを見たのだが、このアルバムでそれは更に大きくなって圧倒ささえ感じる。中でもラストの“hanabi”は、彼らの佇まう情景が浮かび、どこか懐かしく、そして切なさを感じる。15日、彼らの打ち上げる花火はとてつもなく大きいものとなる事だろう。(LIMO)






3/11 Release

ナナイロマン“恋とマシンガン 〜telephone and Gun's〜”
WESS RECORDS / WHCD-7001

 札幌発、エレクトロポップ・ロックバンドのプレ・デビュー盤。ピコピコした電子音で始まり、疾走感あるメロディがキーボードとギターの上を駆けぬける。そんな“恋とマシンガン”は、フリッパーズ・ギターのカヴァーではありません。またツトムのどこか鼻にかかったVoと、りさっくの透き通る女性Voの対比が面白い。“MAYIM”ではおニャン子クラブも彷彿させるポップ感で「ダンス・ミュージック!」と連呼するのが印象的。(田代)






Now on sale

ROBO+S“転がれサンディもサムも”
インディペンデントコロムビア / COCP-60053

 ex.JUDY AND MARYのTAKUYA(Vo/Gt)、ex.黒夢のHITOKI(B)、SHIGE(Gt)、JAH-RAH(Dr)から成るスーパーバンドROBO+Sの前作より1年半ぶりとなるアルバム。TAKUYAのギターの威力や、シニカルな詞の世界観はもちろん魅力だが、今作は全9曲の活きがいい!バンドサウンドの新鮮さがギュッと真空パックされたような空気感が爽快だ。結果、肩の力が抜けた曲の方がスッと心に響く。3/8は渋谷クアトロ・ワンマン、行け!(田代)






3/4 Release

RIPPLE“果てしない散歩”
Saffron Records / DQC-204

 ギターポップと呼ばれるバンドが好きだ。演ってる側からすると、そう呼ばれるのを嫌がるバンドもたまにいる。確かにジャンルという概念で括るのはよくないが、時にはギターポップと呼びたくなるバンドもいる。そう、RIPPLEがそうだ。3ピースという最小限の編成で鳴らされる、ツボを心得たサウンドと甘く切ないメロディ。そんな歌が全7曲詰まっている。しかも若い、くったくない顔構えもいい。ライヴも目撃するべし!(田代)






3/4 Release

ヒダリ“ワインとチョコレート”
Bad News RECORDS / BACA-22

 「下北沢で楽しそうにライヴ演ってる男女2人ずつの4人組ね」って斜に構えてたら、突然“愛に。”で涙腺を刺激された。わたなべだいすけ(Vo/Gt)は「太陽のこども」と呼ばれる。確かに、自然児のような佇まいと、ピュアネスの塊のような歌を聴いたら、疑いなく信じられるな。そして待望の2ndミニが届いた。春を歌ったタイトル曲から、バスケの神様を歌ったり、見えない何かが見えたり、繊細なのに強かったりの全6曲。(田代)






Now on sale

ent“Welcome Stranger”
Preco Records / PRECO 006

 溶け込むような淡い声、美しいアルペジオ、心地良い生ドラム……東京在住の男性アーティスト、Atsushi Horieのソロ・プロジェクト=entのデビュー作『Welcome Stranger』が届いた。ほぼ全てのパートを一人で担当したという今作には、Siger RosやWhy?、デスキャブなどの影響を感じさせるセンチメンタルで、幻想的な雰囲気の漂う7曲を収録。彼の趣きが強く表れたであろう、壮大なサウンドスケールが印象的なポップアルバム。(逆井)






Now on sale

Xenophobia“The Gypsy Circus”
Tragicomic records / XENO-001

 Xenophobia、漢字で書くと『是 野腐悪美亜』と表記する。99年Benjamin Perryを中心にサンフランシスコで結成後、渡日し現在に至る。ゴシックmeetsジプシー昭和歌謡とでも形容できるそのサウンドは変態美の中に郷愁を誘う。漢字のバンド名は『地(野)に蔓延る腐敗した悪は美しさに通ずる、これ(是)まさに亜の国(アジア)にあり』という意味で、民(みん)〜明(めい)時代の中国の戦国諺から由来する事は言うまでもない。(浅井)






Now on sale

heaven in her arms“被覆する閉塞”
PICTUS/Liberation of butterfly Record / DLLC-1001

 彼らの音を聴いて思い浮かぶのは「蠢く」感じ。薄暗い地下のライヴハウスで5人の強靱な男たち(内、3人はギター)が、互いの間合いを読みながら、一気に音を放出する感じはハードコアやエモというジャンルならではの醍醐味と言える。そう、彼らはenvyやcorrupted等の流れを汲み、9mm Parabellum Bullet等のオーバーシーンにも訴求力を秘めている。静寂と爆音の対比が美しい9分台の2曲含め、全4曲収録。(田代)






4/8 Release

ニーネ“小さめシャツの女の子 公園でIT革命”
SUBURBIA records / SBBR018

 またも「文系ロック」の金字塔と呼べる作品が生まれた。例えばTheピーズ、中村一義、fOUL 等……観念的な歌詞が刺さりながらもグルーヴに身を任せられるロックのことである。ニーネの新作は、カラッとドライなギターの鉄の音と、ドタドタ進むリズムと、言葉責めのようで祈りにも似た歌詞が、渾然一体で迫る。例えばシニカルな“endless_summer”と、本音を漏らした“やさしい気持ち”の対比なんて、実にニーネらしい。(田代)






Now on sale

milktub“SMILE ENERGY”
Lantis / LACA-5824

 発売から日にちが経ってしまったが、ぜひ紹介したいアイテムである。「速くておバカでかっちょいい!」をスローガンとしたR&Rバンド=milktubの結成15年目にしての初の1stアルバム。 今作には、彼らが崇拝するロティカのカタル氏が曲を提供したや、渾身のメッセージ・ソングなど愛に溢れた全10曲を収録。ロティカと2マンも決定しているので(4/11@新宿LOFT)ライヴ前にぜひチェックしてほしい! 熱いです。(逆井)






Now on sale

THE NOVELS“From the bad lands for Mrs. Witherspoon”
muff tone / WMNC-1001

 トキメキました! BUMP OF CHICKENやRADWIMPSを思わせる、疾走感ある、オルタナティヴかつメロディアスなギターサウンド。優しさと強さを内包した情感溢れる声。一見ストレートでありながら随所に見られるこだわり抜いた独自性。地元愛知・岡崎のライブハウスでは自主企画イベントに入りきれない程の人が集まるなど、すでに話題殺到とあり全国的にもブレイク必至!! ギターロック好きならまずは聞いてみるべし!! (佐々)






3/18 Release

SHAKALABBITS“Riddle Glide Soundsystem "2008-2009 at ZEPP NAGOYA”
ULTIMATE RECORDINGS INC. / Summer Filed inc. /
XNUR-70010「初回受注限定生産盤」 XNUR-70011「通常盤」

 久しぶりのLIVE DVD が発売! 現在も開催中のツアーから 昨年12/29にZEPP NAGOYAで行われたライブを全曲完全収録! 初回受注限定生産盤は豪華ブックレット付き! 東京公演以外の収録は初となり、これまでと違った観点からも楽しめます!! MONSTER TREE、Walk Over the Rainbow、G☆S☆G 他、全27曲!! 新旧織り交ぜた楽曲が収録されてます! すでに参戦済みの人はあの感動をもう一度!! まだの人は予習に!! (佐々)






Now on sale

“桜”
WARNER MUSIC JAPAN / WOCL-10639

 ライブでは楽しさ全開の鶴ですが、コレマタ鶴の醍醐味であるバラードの名曲が到着。桜を唄った曲が溢れる今日この頃。しかし散る花びらをこんなにも切なく優しく綴るこの詞。作詞者の人柄、生き様が写し取られているのでしょうか。曲にもアーティストにも愛おしさ募りまくりです。そしてライブで盛り上がる鉄板の曲のライブ音源が何と3曲も収録!! 聴いていると色んな場面が思い出され、ウキウキになっちゃいます!! (佐々)






3/4 Release

The Scaries“S/T”
Milestone Sounds / MILE001

 アメリカのチャペルヒルにて活動する4人組エモメロパンクバンドThe Scariesの1stアルバム『OVER YOU』、2ndアルバム『WISHING ONE LAST TIME』と未収録曲を1枚のCDにし、セルフ・タイトル・アルバムで発売!2002年来日ツアーをしてから解散。オークションサイトでは、1stアルバムが何万円という高値で取引されていた程だ!4月には日本で復活ツアーをするぞ!見逃すな!(David)






3/4 Release

END OF START“Welcome to my world”
SouthBell / SBRC-0006

 横浜発。結成2年半、平均年齢21歳の若手メロディック・エモーショナルロックバンド、END OF STARTの1st SingleはTOWER RECORDS限定のワンコインシングル。海外メロディック・エモと邦楽メロディックサウンドを融合させた独自の疾走感あるサウンドは、聴きやすくノリやすく覚えやすい。シーンの次代を担うこと間違いなし! 代表曲を再録したM-1、イントロなしで印象的なサビで始まるM-2など3曲収録。(佐々)






Now on sale

Sandy Beach Surf Coaster“SNOW-FLAKES e.p.”
Baby Rock Diamond / BRSC-1004

 限定1万枚の全国デビューシングル『NEW STORY e.p.』がオリコンインディーズチャート初登場2位を記録し即完売、その後の全国解禁アルバム『KIDS ARE ALL RIOT!!』も爆発的セールスを記録、ガールズメロディックシーン最重要バンドとなったSandy Beach Surf Coasterの新作。疾走感のある曲でアクティブな気分になりつつ北欧系の匂いのする天性の歌声に包まれ、酔わされます。完全限定生産なのでお店へ急いで!! (佐々)






3/1 Release

ホッピー神山“私がピアノ〜The three cornered world”
GOK RECORD / GKR-0401

 ダイナミックで繊細、ドラマティックで静寂な、ピアノの美しい世界がある。音の広がりは、まるでコンチェルトを聞いているかのよう。映画音楽のように映像までも目の前に現われる。前作と同様、即興一発録り。ゲストにフリージャズのサックス奏者の坂田明、ディーバ小川美潮が参加。アンジェラ・アキに「日本の奇才」と、村上“ポンタ”秀一に「体感すべし」と言わしめた、このホッピー癒しワールドを感じてほしい。(みゆき)






3/11 Release

ほたる日和“昨日の音色”
フタバレコード / LTDC-114

 誰しもが幾度となく経験する出逢いと別れ、変化の季節を唄った3曲。切ない想いを超え、出逢えたことへの感謝、思い出を胸に刻み、人生の次のステージへ向かって進んでいく気持ちを、清廉なバラードに載せて透明感あふれる美しく繊細なVo.が優しく唄うタイトル曲“昨日の音色”。一転してアップテンポで弾むようなM-2“未来帆路”、静かに語りかけるようなM-3“あやめ”。この季節にピッタリの世界観に浸って下さい。(佐々)






3/11 Release

タイフーン・ミニスターズ“WORLD STANDARD”
うるわしレコード / URWS-9801

 アメリカNEW WAVEの大御所、スパークスをはじめ国内外ミュージシャン、音楽関係者にも熱烈なファン多数、ピアノとドラムの2人編成であらゆるジャンルを制覇するガールズポップユニットの1stフルアルバム。持ち味の胸躍る高揚感いっぱいの楽曲に、今作品ではホーンやストリングスも交え、よりカラフルで楽しさ溢れる1枚に! めくるめくポップサウンドがあなたを目一杯ハッピーなウキウキ気分にさせてくれます!! (佐々)






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吉川晃司“LIVE archives 25”
徳間ジャパンコミュニケーションズ / TKBA-1124

 “モニカ”でデビューしてからとうとう25年。これを記念すべく、ハイパー・ロックシンガー吉川晃司の25年間を総括したDVDが登場。数あるライヴからオイシイ部分だけを徹底的にチョイスし、シームレスに繋いだ120分。収録トラック数にして、なんと……90曲!! シンバル・キックの決定的瞬間も大量収録! 思わずムネ焼けを起こしそうな濃厚さがたまらない。初商品化の映像も多く、ディープなファンにこそ観てほしい一本だ。(柳)






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電気グルーヴ“レオナルド犬プリオ”
Ki/oon Records / KSBL-5890〜KSBL-5893

 2008/11/22に行われた電気グルーヴの、なんと八年ぶりとなるツアー「叫び始まり 爆発終わり」のAX公演を収録。アルバム「J-POP」から「YELLOW」、そして電気の「聴きたい」曲、2008ヴァージョンを網羅したセットリスト、そしてライブ・パフォーマンスはさすがです。150分近くにわたるライブ本編に、同行ドキュメンタリーもエクストラで。副音声では二人の副音声もあり。初回限定盤には音源(CD)もセットです。(林)