A SIDE SPLIT対談


4バンドの新曲を収録したスプリットCDの続編!
ザ・ルーズドッグス × redballoon 対談!

 話題の4組の新曲が聴けるスプリットCD。JUICE 推奨のVol.1に続き、Vol.4〜sunrise field〜でも、同じく4バンドの最新ポップソングを収録!前回のツアー終了後、ザ・ルーズドッグスとredballoonによる対談を行った。

■A SIDE SPLIT TOURファイナル、お疲れ様でした。
永田:今回、仙台、名古屋、大阪、東京と廻ったんですが、場所を重ねる毎に4バンドのグルーヴが出てましたね。最終日の打ち上げではそれが爆発して(一同笑)。
光二:4ヵ所廻って、こういう人達がこういう音楽作ってるって、よく分かりましたね。最初は壁があっても、ツアーの途中から分かり合えたし、より近寄れた。1ヵ月だけどみんな音楽人としても成長できたツアーだったし、刺激ありましたね。最終日はすごく意識するようになって(笑)、やっぱライバルでもあるし。
永田:面白い人ばっかですね。人間性は楽屋やステージじゃない所で伝わってくるから。
■ところでAJISAIがMCで他のバンドと打ち解ける、解けてないの話をしてましたが、打ち解けたんですか?(一同笑)。
永田:AJISAIはガッツリ行くタイプでも「俺達は違うぜ」ってアウトローな感じでもないけど、打てば響く(笑)。
古市:AJISAIは年齢的に年下なんで遠慮してた部分もあるかも。だから僕はこっちから引き出そうとした。
永田:音を聴くと、やっぱり繊細だなって分かるし、打ち上げでVoの松本君と話してても思いましたね。まぁどんな話かは置いといて(笑)、そういうのも曲に表れてるんだなと。普段の生活では言葉にしづらいからこそ音や歌詞で表現するって、やっぱある。それはどのバンドでもそうですけど。
■ルーズドッグスはしゃべりも立ちますけどね。
前田:そうですね。
高橋:そうですねって(笑)。
■昨日もアンコールまで、色々な要素の詰まったライヴでしたね。
永田:やっぱこの4バンドの中でルーズドッグスの印象を残したい。曲や演奏はもちろん、初めて見た人やそれぞれのバンドのファンにも「なんかこいつら面白いな」と思わせたいんで。
■では11月5日発売のA SIDE SPLIT Vol.3、4ですが。
前田:前回は今ある楽曲の中で一番良い曲をと、A SIDEを特に意識しなかったのが、今回は「4バンド、次はこんな感じかな?」って意識しました。redballoonに絶対負けんとこうと思ってたら、タイトルも一緒になって(一同笑)。
■それが驚きですよね。“ANSWER”と“answer”。
光二:すごい確率。そんなにあるタイトルでもないのに。
前田:redballoonは前回のA SIDEとは対となる。別れの歌を今回入れたのが、また憎いなと思う。
光二:それは意識しましたね。前回の曲は練った曲調で切なく歌い上げる感じだったので、次はその逆で、よりストレートに行ってみたいと。「redballoonはこういう事もやります」って、まず他の3バンドに楽しんでほしい、聴いた時に「あれ!? こういう球も投げられるんだ」って。
永田:僕はredballoonのこの球、大好きですね。デッドボールくらってもいい(一同笑)。
■ではルーズドッグスの“answer”を聴いてどうでした?
光二:いいなぁと思った。ああいうちょっと跳ねモノは好きだし、「ドリーミン ドリーミン〜」って連呼もよかった。
前田:前回よりはバンドっぽいサウンドになってますね。
■昨日のライヴではアコースティックで演りましたが、普通のバンド・サウンドでも演れると。
永田:演りますね。むしろそっちの方が。
■では2バンドに挟まれた、他の2曲の感想は?
永田:Cure Rubbishの“ある独りの夜の唄”はライブでよく演ってたんで「お、この曲だ」って思いながら聴いて、また真舘君のボーカルが気持ちいい。昨日「歌入れとか、どんな感じでやってるの?」って訊いたら「もう結構なテイク数を歌う」って言ってましたね。「段々と自分で分からなくなってこない?」って訊いたら「いや、それはないです」とも。
前田:確固たる自信を持ってレコーディングしてる。オアシスのリアムぐらい自信ありますね(笑)。
光二:Cure Rubbishはもうキラキラって感じで、その独特な透明感はライブでも思う。AJISAIはやっぱり面白い事をやってて、ギターで変わった事やってるなぁと。
■ポストロック的な。それを敢えて出しているような?
前田:みんなが前と違うものを出しつつ、上手くバランスとれたんですかね。でも昨日ライブ終わって「A SIDEのファンになりました」って言ってくれたお客さんが多かった。
光二:「他のバンドもすごく好きになりました」っていっぱいいた。A SIDEが始まる前の取材で「4バンド好きになってほしい」って話をしてたのが実現しましたよね。
■次はタワレコードでインストアがありますが、他は?
永田:もう普通にみんなで遊びたいっすわ(一同笑)。
前田:みんなで沖縄行こうか。追加公演で(笑)。
■今回のタイトル『sunrise field』はどういう意図で?
前田:4枚トータルで、一つの花が咲くのをイメージしてると思うんですよ。最初、緑の『grass field』が水(water field)を浴び芽が出て、冷たい冬(snow field)を越え、太陽の光(sunrise field)を浴びて花が咲くという。
克典:おお、素晴らしい。
前田:そういうことですよね?
スタッフ:違います(一同笑)。
古市:でもまとまったね。ジャケットも色違いで綺麗だから4枚並べたくなる。僕の友達が『grass field』を買ってくれた時『water field』も買ってくれたんです。次も両方買うって(笑)。揃えたくなる心理になるみたいです。
■では最後に一言ずつ、各々のバンドの事も。
高橋:僕達の自信作“answer”が入ったA SIDE SPLITの後、僕らアルバムもワンマンライブも控えてるので、是非!
古市:ルーズドッグスの“answer”もいいですけど、他の3曲もいい。きっと今後も一緒にライブする機会あるので、それを楽しみに、じっくり聴き込んでほしいです。
永田:4楽曲、すごくいいバランスですけど、どこかお互いに対するせめぎ合いも詰まっているので、それも感じてもらって。自分なりの楽しみ方を見つけてもらえたら。
前田:11月にワンマンライブがあるんですが、A SIDEで知ってもらった他のバンドのお客さんも、ワンマンに遊びに来てくれるような環境になってたら嬉しいですね。
光二:各ファンの人もA SIDEのファンになってもらい、また次回こうやってリリースする事になって、また集まった時に成長した僕らを見に来てほしいですね。あと僕らもワンマン・ツアーが東名阪で3ヵ所あります。
克典:A SIDEのツアーが4ヵ所って、寂しい感じもしながら、そこで素晴らしいものをみんなから得たし、僕らも出せたので、次は一つでも多くできるようにしたいですね。この出会いを活かして、繋がっていきたいですよね。

 

Interview & Text:田代 洋一