SPACE SHOWER
SWEET LOVE SHOWER 2008

8/30 〜31 @ 山梨県 山中湖交流プラザ きらら

2万6千人が集った「富士山とロック」の祝祭

 夏の終わり、富士山を望む山中湖畔に舞台を移して2 回目の「SWEET LOVE SHOWER」。朝から続く雨にもめげず、待ち構えていたオーディエンスの期待にまず10-FEET が応えると、続くSuperfly はどこまでも伸びていくような歌声で会場を熱くさせた。そして昼下がり、いよいよ本降りとなった雨の中、マキシマム ザ ホルモン。雨足に比例し、かえってテンションを高めていくステージはとにかく痛快。かと思えば、9mm Parabellum Bullet の演奏中にいつのまにか雲は晴れ、富士山がその偉容を表す。とうとう実現した「富士山とロック」を、会場全体が一体となって祝福した。その後、霧に包まれながらも好演したストレイテナー、再度の雨もかき消すパワフルなスカパラのステージで1日目は無事完結。一夜明け、天候が好転の兆しをみせた2 日目。一番手のTHE BACK HORN が“攻め”のセットリストで沸かせると、前日の地面のぬかるみもすっかり乾くほどの日差しが会場を包みはじめた。最高のコンディション、NICO Touches the Walls の演奏がすがすがしい。しかし……山の天気は恐ろしい。後半戦、BRAHMAN が演り始めるなり、おそらく2 日間の中でも最大級の豪雨! これはもう雨乞いの歌か何かか?と錯覚し始めるほどだったが、むしろ雨粒は心地よいものとなってきていた。エレカシの宮本さんにいたっては「雨よ降れー!」と積極的に煽っている。大トリのレミオロメンも、雨、そして雨上がりの状況をも味方につけたステージで魅了。誰もが、穏やかな気持ちで帰路についた。(柳)

出演:
8/30(土)…EL-MALO / 9mm Parabellum Bullet[写真右上] /サカナクション/ストレイテナー/Superfly / SPECIAL OTHERS / 10-FEET /東京スカパラダイスオーケストラ/ DOES /BOOM BOOM SATELLITES /マキシマム ザ ホルモン[写真左上] OPENING ACT:Special Thanks
8/31(日)…上原ひろみ 〜HIROMI'S SONICBLOOM / EGO-WRAPPIN’/エレファントカシマシ[写真右下]/奥田民生/くるり/ SAKEROCK / the telephones / NICO Touches the Walls /THE BACK HORN[写真左下] / BRAHMAN /レミオロメン OPENING ACT:lego big morl




ELLEGARDEN LIVE
9/7 Sun @ 新木場 STUDIO COAST

また会う日まで。ありがとう!

 遂にこの日が来た。ELLEGARDEN、活動休止前最後のライヴは、怒号のような歓声が響く中“Space Sonic”で幕を開けた。“Fire Cracker”を鳴らした後は“モンスター”“Pizza Man”と怒涛のナンバーが続き、フロアを異常なまでの熱気と興奮が包み込んだ。細美が「来
てくれてありがとー!」と暖かくオーディエンスを迎える。4 人とも、笑顔だ。大きく息を吸い込んでから歌った “サンタクロース”、オレンジ色の光がステージを染めた“Missing”、いくつものペットボトルが宙を舞った“BBQ Riot Song”、大合唱した“風の日”、本編ラストの“ジターバグ”……不思議と会場に焦燥感みたいなものは漂うことなく──むしろ、ウェットな感情を少しも抱かせないほど──希望に満ちた、コアなエネルギーを感じた本編のライヴ。ある意味彼ららしい。3 回に及んだアンコールでは、生形が先にステージに現れ「マジでありがとう!」と感謝の気持ちを伝える場面もあった。この日多くの言葉を投げかけた細美は最後まで「絶対戻ってくるって約束するから!」「またな、“約束”な!」と誓い──そして “月”で、会場にいる全員がしゃがみ、メンバーの合図で一斉にジャンプし、笑顔で歌い、一つになる。その様子がただただ感動的で、力強くて、ドラマティックで── ELLEGARDEN と、ファンの強い“絆”があったからこその、素晴らしい空間だったと思う。だから、僕らも “約束”を果たせるように、未来へ向かって歩きだそうじゃないか。ありがとう! 最高のライヴだった。(逆井)

出演:ELLEGARDEN




SAKEROCK シングル& DVD 発売記念ツアー “会社員と今の私の慰安旅行”
9/22 Mon @ 赤坂BLITZ

祝・満員御礼ツアーファイナルに湧いたサケ・ビート

 ライヴ前日に発表されたゲストが、なんと歌うモノマネ女王・清水ミチコというニュースが飛び込み、楽しみ倍増で訪れたSAKEROCK の東名阪ツアーファイナル。チケット即完に嬉しさと緊張を隠せない模様のメンバー達は一曲目終了後にさっそくMC(笑)。星野が「ブリッツだからって緊張なんかしませんよ」って口にしてる段階で戸惑ってるのが手に取るほど伝わってきて、なんとも微笑ましい。この四人が醸し出す緩過ぎる空気感もまたSAKEROCKらしい。“最北端”から星野がマリンバを弾く曲が並んだのだが、この数ヶ月で始めたとは思えないほどの早弾きはすでに芸術的。伊藤のアグレッシブなドラムから始まる“会社員”でもマリンバの弾むようなメロディーが心を踊らせる。“ラディカルホリデー”という曲があるのだが、タイトルが“電車”に変わったという、単なる気まぐれの珍エピソードにも笑いを誘う。星野にピンライトが当たり、ギターの旋律とハマケンのトロンボーンがせつなさに拍車をかける“今の私”では空気が一変。四人のアンサンブルが溶け合って、この曲が持つ孤独感を見事なまでに演出する。ゆるさの中に突如として現れる、張りつめた緊張感がこのバンドの裏表を象徴していて素晴らしい。アンコールでは、メンバーが担当パートをチェンジしてのカシュー& ナッツ(というバンド)が登場。ハマケンの自己陶酔的でその場の思いつき的なボーカルがまた笑いを誘う。トリプルアンコール“京都”まで、笑いと涙が交差するやわらかな夜だった。(松木)

出演:SAKEROCK
Opening Guest:清水ミチコ




SOCIETY OF THE CITIZENS
8/23 Sat @ 東京ドームシティ・JCB HALL

 雨の日。一瞬迷いながらもJCB ホールへ。まだ慣れないなぁ。会場に入るとSCOOBIE DO が熱演中。いいバンドだな、と思いながら、会場内をウロウロ。彼らがステージを去り、セットチェンジの合間に向井さん、林檎さんが登場。ギター一本で“Kimochi”を。暗転、そしてエレカシのメンバーがステージに。「宮本!」の掛け声が何だか嬉しい。“今はここが真ん中さ!”でライブスタート。“さよならパーティー”“悲しみの果て”と矢継ぎ早に進行。フェス・シーズンということもあり、ライブに集中している時期だけに、演奏も凄みをより増している。サポート・キーボーディストであり、プロデューサーでもある蔦谷氏との“風に吹かれて”で宮本さんの声がホールに吸い込まれる。予想外の“珍奇男”“ゴクロウサン”も披露され、さらに新曲“新しい季節へキミと”。大満足でした。東京事変、本当に久しぶりに拝見致しました。プログレもかくや、というリズムとメロディの応酬。(林)

出演:東京事変/エレファントカシマシ/SCOOBIE DO




〜Maximum Volume TOUR 〜
8/28 Thu @ 千葉LIVE SPOT LOOK

 気鋭の3 バンドによるトリプルヘッドライナーツアーの初日。トップバッターのBlieANは、初期衝動のままにエナジーを爆発させロックする。フロアに躊躇なしに切り込んでいくその姿勢は圧巻だ。ゲストであるGREAT ADVEUTURE がスケール感のあるロックでオーディエンスを踊らせた後は、THE RODEO CARBURETTORが一気に加速。ソリッドでヴァイオレントなロックンロールで、確実に“前へ”進んでいる彼らの姿を目撃した。トリを飾ったMY WAY MY LOVE が、“MY WAY ワールド”とも言うべき独自の世界観で観客を魅了する。リスナーを悶絶させてしまうんじゃないかっていうくらい激的なライヴで観客を完全にノックアウト!最高だ。感性──いや、魂が共鳴し合ったバンドたちが、強烈なバトルを繰り広げている様は、独自のシーンが巻き起こるのではないだろうか?という予感さえも感じさせた。TOUR FINAL、11/01 代官山UNIT にて、3 バンドを“Maximum Volume”で体感せよ!(逆井)

出演:THE RODEO CARBURETTOR /MY WAY MY LOVE / BlieAN
GUEST:GREAT ADVEUTURE




JUICE Presents CLUB CREATURES
8/28 Thu @ 渋谷RUIDO K2

 毎月都内ライブハウスや様々なべニューで開催されている、主宰イベントCLUB CREATURES。この日は渋谷RUIDO K2 との共同企画。まずは、イベントの常連、アコースティック・シンガーソングライターのKUNI が登場。小さな身体から放たれる歌声と、シンプルだけれど胸を打つ曲が響き渡る。そして次に登場したのはNO SENCE MORE。スリーピースのシンプルなロックだ。オーディエンスも声をあげて反応する。セットチェンジの後、ステージに登場したのはWOOHOO。Lan がステージの上から会場を煽ると、おそらく初めてWOOHOO を観るであろうオーディエンス達からも大きな反応が。野山さんのギターワークも冴え渡る。“Thank U Yeah!”で会場が一丸となり、みんな笑顔。トリで登場したのは、OVER/UNDER。Vo&Gt. の瀧さん、Drs. はMAD 大内さんという
デュオ・バンド。もちろんこの二人だからこそ、最高なロックを聴かせてくれました。まだまだイベントも続きます。ご期待のほど!(林)

出演:OVER/UNDER / WOOHOO /NO SENCE MORE / KUNI




紅布 The 5th anniversary 片山ブレイカーズ『生まれてはみたものの』発売記念ツアー
8/29 Fri @ 新宿red cloth

 片山ブレイカーズ& ザ★ロケンローパーティーの1st アルバム『生まれてはみたものの』発売記念で、彼らのライヴも良かったけど、その前の騒音寺にわし掴みされたので、騒音寺のライヴを中心に書かせてもらう。ヴォーカルNABE は豹柄の全身タイツみたいな衣装で登場。ウ〜エ〜!と叫び。その強烈な存在感に釘付け。“社会の窓から”で始まったこの日のライヴ、“帰り道”の哀愁漂う感じにグッときて、“ニグロの血”のヤバさにヤられる。MC では、この夏の思い出を語るが特に盛り上がらず、フロアから「フジロック観たよ!」と声がかかる。そう、彼らはフジロックにも出演し、アングラな雰囲気のままオーバー・グラウンドに浮上する勢いだ。10/1には過去の名作より13 曲を新たに録りおろした『THE BEST OF SO-ON ☆ G』を発売する。現在の5 人になってからの新録なのでファンも納得の1枚だ。最後は“Rock and roll(will never die)”で飛ばす。彼らは今、京都ロックシーンから全国へ。(田代)

出演:片山ブレイカーズ& ザ★ロケンローパーティー/騒音寺/ HARISS




ガンギマナイト 4th Anniversary club circuit tour 〜CLUB DROP 5th Anniversary 〜
8/29 Fri @ 大阪・心斎橋CLUB DROP

 ガンギマ4 周年、東名東阪4 公演の内、3 公演制覇の私。ガンギマ、UZUMAKI だからとシーンの垣根を越え集結する、そうそうたる面々。ファイナルのこの日、UZUMAKI は3 番手で登場。さすがの存在感に圧倒! 重厚な音が固まりとなって全身にぶつかってくる。音が空気を揺らし、人を、体を揺らし、心を揺すぶる。お決まりの「TH コミュニケーション!!」の呼びかけに会場が一つになる。Supe はVo の格好良さに目を奪われつつ、楽器隊のフォーメーション=ライブパフォーマンスも素晴らしくカッコイイ! そしてさすがfrom USA だから!? 魅せ方上手+楽しませ上手。客を左右に振り分け、ぶち当たらせ、モッシュサークルを誘導し、自らもダイブし、と、趣向を凝らして客を引っ張り、盛り上げる。 RIZE のKenken の新バンドは独特の雰囲気で聴衆を魅了。トリはMagenta Beach。デジタルも入りつつ、歌がイイ! 音と酒に心地良く酔うこの時間。最高です! (佐々知香)

出演:UZUMAKI / Supe(from USA) /KenKen of INVADERS / MEGA 8 BALL /Magenta Beach / engu
DJ:Onanie master crew / YUGO TAKINO /KAOSS(NO HIGH ROLLER) /DJ SOULMAN(PHUNK JUNKEEZ)




テングインベーダーズpresents 「アニマル創世記Vol.1」レコ発
8/30 Sat @ 渋谷屋根裏

 毎度僕が贔屓にしているバンド“テングインベーダーズ”のレコ発ライブを渋谷屋根裏に見に行った。2 年ほど前から目を付けていたこのバンド。最初の衝撃は“奇をてらわない素直な変態ロックバンド”と言う感じで、一撃でファンになったのであったが、この短い月日で彼らに何があったのであろう……、感動的な成長を果たしていた。今までその非凡な曲のセンスと京劇的なライブパフォーマンスで観客を魅了してきた彼らだが、現在の彼らは以前のパワーを残しつつ、なんと普通の曲を普通に穏やかに演奏しても観客を魅了するようになっていたのだ。付け加えておくが、丸くなったのではない!! 素の力がとんでもなくパワーアップしていたのだ。これはインディーを越えメジャーでも通用することが証明された素晴らしい記念日のようだった。ドラゴンボールで例えるなら、普通の状態でスーパーサイヤ人になっていられるようになったってとこか!? ジョジョで言えば時を止められるようになったということか! ? 三位一体のバンドがここに誕生!(浅井)

出演:テングインベーダーズ/乍東十四雄/東狂アルゴリズム/ソニックアタックブラスター




TREASURE05X with ZIP-FM 〜the greatest riot returns 〜
8/31 Sun @ 豊田スタジアム

 夏も終わりに近づいた8 月31 日。東海地方を襲い続けた豪雨がウソみたいに晴れ渡ったTREASURE05X 当日。10-FEET が登場する頃にはスタンティングエリアが人で埋め尽くされていた。お馴染みのSE が流れ、三人が登場すると歓声が渦を巻いてこだましていく。曲が始まる前、会場全体を使った贅沢過ぎるウェーブに、TAKUMA は「サッカーの試合みたいやー」と嬉しそうにその光景を目で追っていた。一曲目“VIBES BY VIBES”が始まるとすでにそこはカオス状態。TAKUMA の声が消されるほどの大合唱が始まる。セットリストはここ最近の流れに変化無しだが、逆にこの流れこそが彼らの旨味であり、強熱させるポイントだ。“RIVER”でその土地の代表的な川の名前で歌詞を変えるところが個人的に楽しみのひとつで、この日は「流れゆく矢作川〜♪」と歌っていたのが愛知県出身の私に大ヒット。ラスト“CHERRY BLOSSOM”まで彼らの熱い言葉が胸に響く夏の終わりだった。(松木)

出演:ELLEGARDEN /マキシマム ザ ホルモン/10-FEET / 9mm Parabellum Bullet /STANCE PUNKS / B-DASH
Opening act : knotlamp / GLORY HILL




雷音祭
8/31 Sun @ 名古屋・新栄DIAMOND HALL

 名古屋LOUD MIXTURE 界の首領、ABNORMAL VOLTAGE が主催するLOUD ROCK PARTY 。中盤、アブボルと同じgil soundworks に所属し、10/29 に1st Single リリースが決まったcoldrainが登場。広いステージを生かし、いつも以上に大きく激しく動き回りながらのライブパフォーマンスに圧倒! 切なげな表情で絶唱するVo。激情を叩き付けながら美しい旋律を奏でるツインギター。5 弦を駆使し、色気のあるプレイ+コーラスワークも魅惑的なBa。そしてドラム! 強く激しい音、腕と体の動き、それによって描かれるスティックの軌道……素敵過ぎ!! アブボルはトリで登場。倍音族を迎え、勢い、迫力、パワー、グルーヴが倍どころか何倍増しにもなったエネルギッシュなライブ。ダイブの雨あられ、モッシュに揺れる床、飛び散る汗…激しい演奏と扇情的な煽りに応え、長丁場の疲れをものともせず暴れまくる客。外は快晴のこの日、会場には大きな雷がまぶしい程に輝いた。( 佐々知香)

出演:ABNORMAL VOLTAGE(feat 倍音族)/ Supe(from USA / HEAD PHONES PRESIDENT / SUNSOWL/ EDGE OF SPIRIT / coldrain / BOLD FAT MISSILE/ SPYAIR / CLI-JUNI(O.A) DJ:SHiN(STAY HIGH/ DxAxM)/ makotch(STAY HIGH)/ RYU(STAY HIGH / CRUCIAL) / FUJIMOTO(激ロック)




GREAT ADVENTURE presents “FREE YOUR MIND”
9/2 Tue @ 新宿MARZ

 GREAT ADVENTURE とQUATTRO……どちらも洋楽指向のカッコいいバンドで、個人企画に2 バンド誘って出演してもらったほどだ。今回はグレアド企画にQUATTRO が誘われた形。QUATTRO はどこかアーシーな空気と、時にガレージな音塊、サイケな雰囲気が漂う5 人組。今年1 月、渋谷AX で行われたKULASHAKER のオープニングに彼らが抜擢され、堂々としたライヴを繰り広げたのも記憶に新しい。彼らは10/16 に3 年ぶりとなる2ndアルバム『Square The Circle』をリリースする。ライヴで練られた全11 曲のロックンロール、必聴です! お次はグレアドが60 ?70年代風なのにどこか新しいロックンロールで、いつものように踊らせてくれた。と書いてて、さっき入ってきた情報だが、グレアドはあるツアーの最終日、9/13 盛岡club CHANGE でのライヴで「活動休止」を発表した。かなり凹んだが、またきっと帰ってくると信じている。そんな大好きな2バンド、いつかまた一緒にやってほしい。(田代)

出演:GREAT ADVENTURE / QUATTRO /Mountain Mocha Kilimanjaro




LIQUIDROOM 4th ANNIVERSARY
9/3 Tue @ 恵比寿LIQUIDROOM

 リキッドルームが恵比寿に移って4 周年のお祝い。この日はありそうでなかった3 組の共演。まずはLOST IN TIME、ギターに三井律郎(THE YOUTH)をサポートに迎えてから、ほんとに良くなってきた。この日、披露した新曲“希望”をタイトル曲に11/19 に久しぶりのシングルを発売する。続いてミドリは、後藤まりこが目の周りを黒く塗って登場。まるでスターリンの遠藤ミチロウのようだ。きっと2 人には同じ遺伝子が流れているのだろう。トリはフラワーカンパニーズ。この夏も、最高の夏だった。なんたってアルバムが完成、しかも7 年8 ヶ月ぶりにメジャー復帰という快挙とも言えるドラマチックな展開で。どこか古くて新しい“ロックンロール・スターダスト”。カッセ!カッセ!のかけ声も勇ましい“あの日見た青い空”。お客さんとのダーッ!って、かけ合いが楽しい“終身刑”と、この日も新曲を次々披露。そして“この胸の中だけ”は圭介の語り部分含め、ほんと名曲だ。フラカンの巻き返しが始まる。(田代)

出演:フラワーカンパニーズ/ミドリ/LOST IN TIME




TIGHT NIGHT 〜HOTSQUALL - BACKBEAT TOUR 2008 〜』
9/5 Fri @ 新宿ACB

 今回のTIGHT NIGHT は8 月にセカンド・フル・アルバム"BACKBEAT" をリリースしたHOTSQUALL のレコ発イベント! TIGHT NIGHT という文字通りTIGHT のバンドが総出演した。 この日のトップ・バッターを務めたのはハードコアバンド、U.K.L ! そして、女性ボーカルによるストリート・パンク、LAST TARGET。続いてはスペシャル・ゲスト、今年10 周年を迎えるFULL SCRATCH、そしてTIGHT RECORDS の社長、ANDREW がドラムを務めるハードコアバンド・RISE へと全速力で“音”のバトンを回した。ラストはこの日のメイン・アクト、HOTSQUALL が登場! 1 曲目に披露したのはニューアルバム“BACKBEAT”からのキラーチューン、"WON'T LET YOUDOWN" ! アルバムの曲はもちろん、彼らの大ヒットを次々とプレイしていく! 最高なライブだった。ツアーファイナルは11 月28 日、渋谷CLUB QUATTRO で迎える。(ゼフィール)

出演:HOTSQUALL / LAST TARGET / RISE /U.K.L / FULL SCRATCH




Live sad morrow
9/6 Sat @ 代官山UNIT

 昨年『Annunciation』で颯爽とデビューしUNIT ワンマンを成功させ、2nd アルバム『sad morrow』を今年7 月にリリース。そしてこの日、約1 年ぶりにUNIT ワンマンに挑んだ。ノンシープという価値観が、どう受け入れられているかに興味があった。ライヴは『sad morrow』から“ノック”“消失”“砂の城”と矢継ぎ早にくり出す。Vo/Gt 佐藤はなんとも飄々としたMC でオーディエンスを翻弄する。その姿は本音を言うことに対しての照れ隠しに思えた。何故なら“公園に”“気分の晴れる事”といった歌を聴けば分かる。佐藤の本心を覗かせる虚像がリアルに映る。その本音の裏の照れ隠しをほとんどのオーディエンスは解っていて、ノンシープを包み込むように受け入れた。つまりライヴは成功したのだ。もしその意識がズレるとライヴ自体成立しない緊張感が漂っていたからだ。“幻想的世界”の圧倒的な美しさ。“輪になって”の揺らぎ。最後の“枯ら咲き”の激しさ。その絶妙なバランスすべてが奇跡。(田代)

出演:NON'SHEEP




the ARROWS /asphalt frustration
9/6 Sat @ 名古屋・新栄APOLLO THEATER

 soulkids がレコ発ツアーファイナルを自主企画「キツネノヨメイリ」 で飾った。この企画は毎回出演者が魅力的で、今回もとても楽しみにしてきた。最初はアスフラ。ダンサブルで楽しい曲のオンパレードで、いい感じ。そしてアロウズ。メロウな曲でスタートし、中盤、ダンスキラーチューンで会場がディスコ化。そしてトリはsoulkids。「アイマイミー」でスタートし、アッパーなラブソング「スプートニク」で急加速!「名古屋の曲を」とスタートした「magnolia」に大歓声、会場が一つに。 MC では得意の(?)下ネタで寒い空気が流れるが、「こういうのを“小さい秋見つけた”ということにしました」…ウマイ! (笑) ラスト「yawn」では会場中が手拍子。アンコールは初めてのカバー、シンディ・ローパー。W アンコールで懐かしの「MEXICA N DRIVE」と、ファンも初心者も誰もが楽しめる内容。3 組ともハッピーなオーラに満ちあふれていて、キラキラな時間でした! (佐々知香)

出演:soulkids / the ARROWS /asphalt frustration




PUNKROCK JUSTICE TOUR Jr.MONSTER ワンマン
9/7 Sun @ 八王子RIPS

 Jr.MONSTER の2 年ぶりのアルバム『PUNK ROCK JUSTICE』レコ発ツアーは、1 発目から地元八王子でのワンマンでスタート。生憎のゲリラ豪雨な天候でしたが、そんな中、集ったお客さんは当然相当アツい人達ばかり、しかもかなり沢山いたのは、やはりホームの強みだと思います。セットはニューアルバムからはもちろん、ワンマンだけあって、懐かしい曲まで、盛り沢山な内容で約90 分。アンコールでのお客さんのバンドへの呼び込みも地元らしいフレンドリーな感じで、バンドとフロアの一体感のある終始温かい雰囲気。そして最後、これからのツアーに向けての意気込みと、11/25 のシェルターワンマンは、もうひと回り大きくなって帰ってきます的なMC でラストの曲を演奏し終了。大盛り上がりした後は、まるで集中豪雨を浴びたかのような状態でライブハウスをでてくるオーディエンス、しかし、雨に降られたのと違うのは、満面の笑みと背中から湯気が出てることでした。(おおさわ)

出演:Jr.MONSTER




Plastic Tree2008 夏ツアー「ステレオ蝙蝠族」
9/7 Sun @ 東京ドームシティ・JCB ホール

 8 月から始まった「ステレオ蝙蝠族」のツアー・ファイナル。この日は、お決まりの大雨(笑)。そして大好きなマイブラのSE でショウがスタート。仄かな明かりの向こう側で歌うは“幻燈機械”。会場中がプラの世界に連れて行かれる。有村竜太朗が手を広げたその姿が、影と共に羽を広げ宙を舞う蝙蝠のように見えた。この日は、ニュー・アルバム『ウツセミ』から新曲“DummyBox”“バルーン”“GEKKO OVERHEAD”を、大切なファンにいち早くプレゼント。“バルーン”の歌詞に切なくなった。“リプレイ”は本当に愛しくなるほどいい歌だ。有村竜太朗の声に癒される。ササブチヒロシのドラムが熱く胸に届く。長谷川正のベースの重さが心地いい。ナカヤマアキラのギターは何でこんなに気持ちいいのだろう。本当に毎回、彼らには驚かされる。なに一つ“同じ”事がないのだ。今日もそうだった。だから好きだ。毎回新しい思い出をくれる。次はどんな思い出をくれるかな。(LIMO)

出演:Plastic Tree




NO USE FOR A NAME LIVE IN JAPAN 2008
9/9 Tue @ 赤坂BLITZ

 我らがFat Wreck Chords の雄の来日だ。超ベテランの彼らの新作「Feel Good Of The Year」を聞いて、ライブが見たくて堪らなかった。赤坂BLITZ の2 日目に参加する。リオープンしてからは初めて行くこの会場。人が多い。物販はどこだ、いやぁ、ライブの前からこんなにまい上がってどうすんだよ、と己に言い聞かせる(苦笑)。普段は人混みって大嫌いなんだけど、ライブのある日だけは別なんて、人間って不思議な生き物だ。赤坂は2日とも、ほぼ完売だったらしい。ゲストのdustbox を初めてみたけど、かっこよかった。日本のバンドでここまでやってくれるなんて、うれしい。バンドメンバーが出てきた時、皆の歓声がすごく、一気に高揚する。ライブが楽しくて、頭の隅で、最後まで体力持たせなきゃと思いつつも、煽られてガーンとはしゃいでしまう。予定になかったアンコールまでやってくれて感謝!実は、この公演後、渋谷タワーレコードでのインストアも行ってきた。アコースティックで、あんなに盛り上がるのも珍しかったよ。(池田)

出演:NO USE FOR A NAME / dustbox




Jeepta MOSAiC Presents『稲妻雷鳴 vol.4』
9/10 Wed @ 下北沢MOSAiC

 今月号で記事も書かせていただいたJeepta。ライヴを観たのは初めてだったのだが、想像した通りの破壊力を持つライヴにある種の安心感を覚える。特別な演出などないし、そんなのはむしろ必要ないほどに、彼らが心の奥底で鳴っている音と向き合い、鳴らしているのがわかる。想像通りがあまりにも当てはまり過ぎて、むしろ大いにそのレベルを超えていたライヴだ。石井とサトウは裸足でステージを踏みしめることで自身を丸裸にして、choro は衣装からパフォーマンスまですべてに異彩を放ち、ドラムの奈菜子はすべての目を集めるかのような顔の表情と重たいビートの連打で周囲を圧倒させる。たまたま居合わせた年配の男性が「上手い!! 上手過ぎる!!」と連呼するほどに、初めて観たものでさえ、一瞬で虜にしてしまうバンドだ。“シナリオ”のような爆音ロックからバンドの新境地“進化論”まで、短い時間の中で様々な顔を見ることができたJeepta 初体験の夜だった。(松木)

出演:Jeepta /六式/ shink / plenty /Sugar Salt




The next! “猟奇的な異世界”
9/11 Thu @ 下北沢CLUB Que

 何度観てもこのバンドはすごいと思うのだが、約半年振りに拝見させていただいたこの夜は、The next! の変貌に驚きをプラスされたライヴとなった。これまでは小暮の独創的な世界観に引き込まれる感覚だったのが、まずバンドのグルーヴがめちゃくちゃストイックになっている。ドラムも確実にパワフルになっているし、小暮のギターがなりよりもソリッド。せめぎ合う緊張感がビシバシと伝わってくるし、今までの独創的インパクトから完全に音から飛び出すインパクトへと移行しているのが一聴しただけでわかってしまう。小暮の目に宿る光は一体なにを手にし、なにに気付いたのだろう。そんなことを頭の中で考えてしまうほどの衝撃で、抜群に冴えたライヴだった。好きかキライかはそれぞれの判断だろうが、どちらにしても関心を持てるバンドに成長しているのかもしれない。10/23 には下北沢Daisy Bar でジンとのガチンコ勝負が待っている。いい勝負になりそうだ。(松木)

出演:The next! / + 桃尻東京テレビジョン




ONE OK ROCK LIVE TOUR 2008“BEAM OF LIGHT”ファイナル
9/12 Fri @ 渋谷AX

 今年5 月に発売した2nd アルバム『BEAM OF LIGHT』の全国ツアー、渋谷AX も売り切れた。ライヴは頭からアルバム同様“必然メーカー”“Melody Li ne の死亡率”というアガる曲で一気に加速する。メロディック・パンクとJ ポップを融合し、且つ英詞でもある。ライヴバンドとして必然だった。Taka は熱いMC でオーディエンスを煽る。Toru は関西人らしい絶妙なツッこみと人当たりの良さで場の空気を楽しくさせる。途中、新曲“恋ノアイボウ心ノクピド”も披露。そう、この日発表されたが、彼らは11/12 に3rd アルバム『感情エフェクト』をリリースする。1 年に2 枚のアルバムを出す勢いが、その新曲からも感じられた。しかも来年から始まるツアーの東京公演は1/24 にZepp Tokyo にて!翌日には横浜BLITZ にて!ワンマンを重ねる度にキャパを更新しているのがさすがだ。終盤“努努- ゆめゆめ- ”から怒濤の盛り上がりを見せ、アンコールでは関わった全ての人に感謝を込め、新譜から“CONVICING”を披露。(田代)

出演:ONE OK ROCK




SA?uVANDALS BOP TOUR?vFINAL
9/12 Fri @ 恵比寿LIQUIDROOM

 SA の傑作『VANDALS BOP』のリリースツアー、ファイナル。『VANDALS BOP』の1 曲目を飾った“CUM ON BRAVES”からスタート! 続けて、大合唱を巻き起こす“GET UP!! WARRIORS”、初期の名曲“CONFOUND IT”と加速し、最新作のキラー・チューン“RAVE UP TONIGHT”で、思いっきりギアをトップに入れる。いつも「これ以上にない」ライヴを体感させてくれるSA だが、新旧交えたセットリストに全て「今」のSA のエネルギーが加味されているように感じる。これって本当に最強じゃないか! 特にTAISEI 氏が「やっと4 人の曲になった」と語って始まった、SA唯一のアコースティック・ナンバー “WORKING MAN”のバンドバージョンにグッときた。どこまでも進化するSA の「今」を見せつけながらも、本編ラストの“YOUTH ON YOUR FEET”までオーディエンスと対峙し、フロアを何度もロック。2 回のアンコール“DELIGHT”まで、最高の瞬間しか掴めなかった。(逆井)

出演:SA
DJ:ヒカル(BOUNTYxHUNTER)




〜What a wonderful world 〜 RhymeScientist Release Party
9/13 Sat @ 渋谷DESEO

 8 月20 日にリリースされたばかりのデビューアルバム『RhymeScientist』のリリースパーティーが渋谷DESEO で開催!今回、北は仙台、南は岡山と全国10 都市を駆け巡る日本縦断ツアーとあって、一本一本のライブがメンバー各々の経験とチームワークを鍛え上げたという。各地で培ってきたライブパフォーマンスがここ渋谷でどのように繰り広げられるのだろうか。ライブ当日いざ、1Vo、1MC、4Rhythm、1DJ から繰り出されるサウンドを初めて生で体感すると、ロック色が非常に強いながらも思わず足腰がうずいてしまうダンス色も兼ね備えていると実感。30 分という時間はあっという間に進み、“欲張り LAZY MAN”に続き、ラストは“What a Wonderful World”を披露! アルバムのハイライトチューンでもある、Vo. のYOSSAN によるメッセージソングは終わってからもしばらく余韻が続いた。今後も彼らの動向から目が離せない!!(藤野)

出演:RhymeScientist / Def ROCKSTA /デブパレード/ Lack Of Common sense / IHL /Surry:D / Agitato




TRUST RECORDS presents TRUST YOUR SOULS 4th Anniversary
9/13 Sat @ 名古屋・新栄DIAMOND HALL

 東名阪を行き来する私だが、名古屋の人間だと言うと各地の関係者からよく話に出されるバンドがある。その、注目を集めつつあるARU が所属するTRUST RECORDS の4周年イベント。初めて見たバンドも含め、お世辞抜きに良いバンド揃いで、今後チェックしなきゃ! と思わせられた中、終盤に登場したゲストのロットングラフティー! 閃光が鋭く会場を切り裂く!! 強いメッセージ性のある、魂のこもった唄、強靭なバネの効いたパフォーマンスと演奏に体液が沸騰し、我を忘れて熱狂!弾けるエネルギーが会場を揺らす!! この日の顔ぶれの中、若干ジャンル違いかとも思われたが関係なく名古屋メロコアファンの心を鷲掴み!! そしてARU はトリで登場。醸し出される優しさ、温かさ、繊細さ。英詞の曲では流麗に酔わせ、日本詞の曲では詞でも心に響かせ、その表現力に巻き込まれ、まるで一冊の小説を思い切り感情移入して読み切ったよう。余韻がいつまでも続いた。(佐々知香)

出演:ロットングラフティー/ WRONG SCALE /OCEANLANE / LOCAL SOUND STYLE /ASTRALMESS / kidd / ARU / RIDDLE /EDDY / ANTI × SOCIAL × STUDENT /stack44




Wear Red Shoes! Vol.5
9/14 Sun @ 渋谷O-East

 南青山の老舗ロックバー、レッドシューズの毎年恒例『WearRed Shoes』がO-East で開催!今回Vol.5 と言うことで、出演メンツも豪華すぎるほど豪華!先ずはKen Ken のパワフルなショウで会場が盛り上がり、THE EASY WALKER へ。ミックばりの動きに釘付けになる。そしてプラスティックトゥリーのメンバー、有村竜太朗&ナカヤマアキラが登場! この日は井上陽水、ユーミンをカバー。普段とは全く違う姿にファンも喜んでいた。そして高樹町ミサイルズ! 国鉄の制服を着た中村獅童と仲野茂。腕章とパンツの後ろには「亜無亜危異」の文字が!“東京イズバーニング”、ピストルズ、ルースターズなどをカバー!ステージ上も客席もすごいテンション!この日は獅童さんの誕生日。用意されたケーキを会場に投げ出す2 人にJ も苦笑い!最後はオーナーのMON ちゃんとみんなでストーンズなどをセッション。とにかくすごかった!みんな熱かった! 来年はどんなメンツかな。今から楽しみだ。(LIMO)

出演:高樹町ミサイルズ2008(Vo. 中村獅童&仲野茂 / G. 内藤幸也 / B. J / Dr. 池畑潤二 ) /MAGUMI(from レピッシュ) /ウエノコウジ/武藤昭平( 勝手にしやがれ) /有村竜太朗&ナカヤマアキラ/ THE EASY WALKERS /Ken Ken OF INVADERS(from RIZE) / etc




YUEY 他
9/14 Sun @ 渋谷LUSH

 個人的にリスペクトするイベント『Beat Happening! Vol.79』。この日も好みの4 バンドが勢揃いした。まずはガールズ4 ピースのPOP CHOCOLAT がオルタナ・ポップを炸裂。続いてネズミハナビが登場。12 月にはミニアルバム『BABY』の発売も決定した。その新譜から“ノーリグレット・ノーライフ”を披露、ライヴ映えする勢いある曲だ。もう一つの新曲は“ストロボ”は9 月に頻繁にあったゲリラ雷雨の情景を語りっぽい歌い方で歌う、できたばっかりのリアルな新曲だった。今後が楽しみ。プリングミンは今年メジャー・デビューしただけに実力は確かだ。単にポップなだけじゃないバンドだ。そしてトリはYUEY。〈メガネロック最終兵器〉と呼ばれ、MySpaceのフレンド数は1 万6 千人を越えている。今年4 月『赤い鉄塔』をリリースした。その音源からギターリフが心地いい“rainman”や、どこかアジアンな雰囲気の“マナーモード”を披露。Ds 杉本の天気予報を含めたMC も独特。そろそろ新作が聴きたい。(田代)

出演:YUEY /プリングミン/ネズミハナビ/POP CHOCOLAT




Moscow Camp vol.1
9/14 Sun @ 下北沢CLUB Que

 確かな実力と幅広い音楽的背景を持ち、それに伴った複雑性をもポップに昇華してしまうバンド、ロシア・グループ。わかりにくいが、要は知る人ぞ知る、次世代・日本語ロックバンドの真打登場である。そんな彼らを支持するアツい音楽ファンによって立ち上がった新イベントが、この“モスクワ・キャンプ”だ。この日CLUB Que 初登場となるロシアのライブは、僕らの夏の新たなアンセム“SummerRadio”で幕開け。「Hato e.p.」そして、この日から配られた新EP からの曲を織り交ぜつつ、ラストは“Jimi Hendrix”“テーゼ”のキラーチューンで幕。ライブ後も遠藤・星原ら若手実力派ロックDJ 陣がフロアを踊らせ、イベントの滑り出しは良好。ロシアの楽曲はHP やMySpace を通して触れる事ができるが、最大の魅力はライブ。会場では、数に限りはあるがCD が無料で入手できる。ライブ情報はwww.russiagroup.jp にて。次回モスクワ・キャンプは11/8(金)! 札幌からアミュージカを招いての開催!(高橋)

出演:Russia Group
DJ:遠藤孝行(Freak Affair/Rolling Stone) /星原喜一郎(Alright/Soultoday) /しゅん(JUICE) /ふるいち




CRAZY FEST 2K8
9/15 Mon @ 新宿LOFT

 札幌のFalling Leaves Records、東京のTheory and PracticeRecords と330 Records、神戸のZestone Records と、インディーズ4レーベルが総力を結集し実現させた豪華ラウドロックフェス3DAYS の大ラス。JUICE でも取材したUBER がトップで登場。そして韓国のHOLLOW JANUARY が激情サウンドを繰り広げる。from アメリカのACROSS FIVE APRILS の躍動感と言ったら!! 力強いライブパフォーマンスに客も暴れまくり! LOST の心をしめつけられる衝動的な絶唱。evylock は最初からステージを飛び出し、北の国のアツい魂を届け、ドラマティックな世界感を全身で表現。NATURE LIVING は、優しげで甘さのあるVo. の感情こもった歌、そしてコーラスワークが魅力的! 続いてのfrom アメリカ、EVERGREEN TERRACE の豪快なパフォーマンスに場内の盛り上がりも最高潮! トリじゃないのに、まさかのアンコールも! ラストはas meias がキメ! (佐々知香)

出演:EVERGREEN TERRACE (Florida, U.S.A) /ACROSS FIVE APRILS (Tennessee, U.S.A) /HOLLOW JANUARY(韓国)/ evylock ( 北海道) /NATURE LIVING ( 東京) / LOST ( 大阪)
guest bands: FC FiVE / The Sun( 札幌) / UBER /as meias / Z




竹内電気 シングルレコ発2マンツアー
9/17 Wed @ 名古屋CLUB QUATTRO

  竹内電気の『milk tea / sexy sexy』レコ発東名阪2マンツアー。まずゲストのthe chef cooks me が登場。居心地よいPOP 空間を繰り広げ、会場を十二分に暖める。そして竹内電気! 定番の登場曲&ダンスで早くもテンション全開! ( 笑) 何回見ても笑えます。「Hello Mr.Regret」でスタートし、「pineapple」。揺れる会場、揺れる私。そして「nice to meet you」「step!step!!」「knock!knock!!」。POP でFUNNY でFUNKY な曲と雰囲気に体も心も弾みっぱなし。新曲「milk tea」と「sexy sexy」ももちろん披露! どっちも素敵すぎ!! こんなにも笑顔が溢れ、笑い声が響くHAPPY なライブはなかなかありません! 歌って踊って嫌なことみ〜んな忘れちゃえます!! まさかのW アンコールは「do not disturb」。ところで斉藤さん。MC 下手じゃないし、ぐだぐだなのはそれがいい所だし、キモいってのは最上級の誉め言葉だと思います! あなたたちは愛知の宝です!! (佐々知香)

出演:竹内電気/ the chef cooks me




RUDIE'S × SKULL SHIT PRESENTS CRUSH OUT VOL.01
9/21 Sun @ 渋谷CHELSEA HOTEL

 ストリートブランドRUDIE'S とSKULL SHIT がタッグを組んだ合同イベント「CRUSH OUT」。RUDIE'S のイベントにはよくお邪魔させていただいているのだが、相変わらずのやんちゃっぷり。飲めや暴れろやの祭り状態で、人の多さに酸欠寸前。ライターの火がつかない(笑)。そんな大盛況の中で登場したのは、福岡から参戦のknotlamp。この状況でknotlamp が出てきたらとんでもない騒ぎになると想像するのもつかの間、予想は当然のことながら現実に。一曲目からダイブの嵐。ステージの四人も満面の笑みを浮かべながら、神がかったアンサンブルを宿らせていた。メロディー勝負の彼らは、客との一触即発の空気を漂わせ、休むヒマを与えない。予定調和では創り上げることの出来ない音楽と魂のガチンコ勝負である。「“LAST TRAIN”はいい曲だな」と汗にまみれ、記憶が遠のきそうになりながらも、そのメロディーをしかと受け止めた。次号インタビュー掲載決定!! 必見です。(松木)

出演:TOTALFAT / RIDDLE / knotlamp / TNX
DJ : TAKA(RUDIE'S) / ABE(RUDIE'S) /SHOTARO(SABBAT13)




Connected! TOUR -Fall08-
9/22 Mon @ 新宿LOFT

 首を長?くして待っていたConnected! TOUR に行ってきました! ピカチュウの気ぐるみを着て現れた、ベテラン・パーティパンクバンド(?!)NERF HERDER はトップバッターにふさわしい! 客席にギターを投げたり、ダイブしたりと何でもありだ。続くは、唯一の日本人バンドNORTHERN 19。スリーピースで勢いがあってGOOD !!! そして、つい先日フルアルバムをリリースしたばかりのSECONDSHOT。オーディエンスは常にモッシュ&ダイブの嵐。トリを飾ったのは、14 年ほどのキャリアがあり、今年は最強のアルバムをリリースしたイスラエル発のパンクバンドUSELESS ID。新旧問わず名曲ばかりをプレイしてくれた。一度は退場したものの、ファンのワンモアコールにより、メンバーが再度ステージに登場。そして、“DENY IT”をやってくれた。これからも、Connected! ツアーで凄いバンドが見れる事を期待しています!(DAVID)

出演:USELESS ID / SECONDSHOT /NERF HERDER / NORTHERN19




ヒコーキもしくは青春時代 発売記念ライブスペシャル
9/23 Tue @ 新宿CLUB DOCTOR

 ワタナベマモル率いるMAMORU &The DAViES のオリジナル・アルバム『ヒコーキもしくは青春時代』が今年8 月に発売された。前作より4 年ぶり、全国流通作品では『R&R HERO』以来10 年ぶりにリリースという事で、実にありがてぇ作品である。そのレコ発ライヴが、以前、Dr.FEELGOOD のトリビュート盤『ニッポンのロックンロール』のレコ発もやったCLUB DOCTOR で開催された。DOCTOR 店長のバンド:3CHORDS と、ワタナベマモルの盟友、The ピーズというゲストバンドで楽しくない訳がない。DJ のKAWATO のかけるロックンロールも最高だ。ピーズの荒ぶるライヴの後、MAMORU & THE DAViES(Gt: ハラタカシ、B: 岡本雅彦、Ds: オカベタケシ)が登場。往年の日本のロックバンド、ザ・フールズのカヴァーからゆる?く始まる。MC でツアー先の悲惨な話や、岡本のアンジーの話題を挟み『ヒコーキもしくは青春時代』から次々と披露。“炎のパブロッカー”で一気に火が点く。タイトル曲の伸びのある直球の様なメロディが最高!(田代)

出演:MAMORU & THE DAViES / The ピーズ/3CHORDS
DJ:KAWATO