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まずはライヴへ!底なしのズクナシグルーヴを体感せよ!
ソウルフルなロックを基調とした命の音を放つ女4人組。暑苦しいまでのパワフルなステージは見る者の魂を震い躍らせる。自主企画「ズクナベ」を不定期に開催中。ライヴ会場と店舗限定リリースの傑作CDが遂に全国流通される!
■ズクナシのライヴは、お客さんを引き込むパワーを感じました。女性バンドというこだわりはあります?
衣美:女性バンドというより、この4人じゃなきゃできない音楽だなって思います。
marico:友達というより家族みたいな感じですね。
衣美:誰か他にメンバーを変えてやるって発想はできない。
■フルアルバムは今回が初めてのようですね?
marico:溜まった曲が結構あって、それを音源にしたくて。録ってから、結果アルバムになりました(笑)。
衣美:ライヴでお客さんに「あの曲が欲しい」って言われた曲が溜まってて、4日間で15、6曲を一気に録ったら「アルバムで出したいね」ってなった。私達が今まで歩んできた全てが詰まった曲を録れたと思います。
■ライヴ音源も収録していて、録り方もアナログの一発録りですが、それはライヴ感を出したくてですか?
衣美:バンドの良さを最大限に出す録り方だと思って。できない事があっても、優柔不断な私達にとっては良い部分かなっていう。
marico:デジタルだと直せるのが、できなかったりするけど、アナログの方がバンドの空気を録れる気がしたので。
衣美:あと目の前でリールが回って「ここに音が入っていくんだな」って思うだけで嬉しいですね。
marico:テンション上がるよね。
■あと60〜70年代っぽい音の質感も好きだからですかね?
衣美:それはありますね。あの時代の音は、街で流れているような音楽より新鮮だし、すごく心に響くので。
■曲自体はこれまでの集大成的な意味もありますか?
衣美:そうですね。バンドを始めた頃に作った曲からレコーディング直前にできた曲まで入れているし(笑)。「ズクナシってこんなバンドなんだよ」って、今までで一番伝わりやすいCDになってます。よりライヴの雰囲気が出たアルバムになったと思います。
■アルバム1枚で旅をしている気もします。大きな意味で人生の旅という。1曲目“はじまりの旅”があって、4曲目“おんぼろボンゴ”とかそれこそツアーだったり。
衣美:そう言ってもらえるとすごく嬉しいですね。曲を並べてそう感じる事はありますね。「色々あったなぁ」「ここまで歩んできたんだな」って思うし、これからも4人で歩んでいきたいので、旅って言葉は確かに当てはまっていますね。
marico:自分達の歩みを記録する意識はあったので。
■特に1曲目“はじまりの旅”はスケールが大きい曲ですね。
衣美:初めて4人で旅した時の歌ですね。奄美で見た景色、4人で出会ったモノ、感じたモノ、それぞれが大きくて。自然にフッとできた曲ですね。
maricoアレンジを決めたりするのに時間かかるんですけど、この曲は割と早くできましたね。
衣美:4人が同じ情景が見えた状態でプレイできたので。
■ズクナシには曲が終わってほしくないグルーヴがあるんですよね。ダラダラ続いていくというか(一同笑)。その感じがズクナシのグルーヴなのかなって。
衣美:まさにそうだと思います。今回のアルバムは特に。
■ライヴに時間制限がなければセッションで、どんどん演るんじゃないかっていう。
maricoスタジオでもそんな感じですね。
衣美:誰かが鳴らした音にまた誰かが乗っかって、ずっと演ってる事はありますね(笑)。
■だからライヴを見ている方も楽しくなりますね。
衣美:私はライヴでは歌を届けたいから、完全に切り替わって歌ってますね。ステージから降りると、ちっちゃいねって言われます(笑)。
■そんなステージでは大きく見える、ライヴは必見ですね。
衣美:やっぱりライヴあってのCDなんで。
maricoこれを聴いている間に来てくれって事ですね。
Interview & Text : 田代 洋一
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